先週試乗した新型アクセラ15XD。
「G-ベクタリングコントロールの効果が分らん」とマヌケな試乗レポートを書きましたが、ラッキーなことに旧型(2015年式)に乗せていただく機会を得ましたので再レビューです。
新型に乗り1週間経過しているので乗り比べとは言えませんが、新型アクセラ15XDの感触はハッキリ残っています。比較レビューといっても差支えないでしょう。
旧型に乗り改めて感じる新型アクセラ15XDの感想は、、「G-ベクタリングコントロール、すげぇ・・・」
誰でしょうか「効果が分らん」と寝言をほざいていたのは。
真っ直ぐ走るだけでも全然違うじゃないですか。
私のようにバイクやスノーボードでカービングを楽しむ人間の場合、カーブでは無意識に人間G-ベクタリングコントロールが働くため、むしろ直線道路の方が効果が分り易く感じました。
新型アクセラ15XDで最も進化を感じたのは、ハンドリングよりもアクセルレスポンス。
旧型の2.2ディーゼルと比べ発進時の加速にムラがなく、ガソリンNAエンジンのように滑らかに加速することができます。
これは「DE精密過給制御」という新技術の効果で、出足のもたつきや意図しない急加速など、これまでのマツダSKYACTIV-Dは踏み始めの加速に若干ギクシャクする部分がありましたが、それが見事に払しょくされています。
もたつきや急加速の問題はアクセルワークで気にならないまでに抑えることが出来ますが、DE精密過給制御の効果で余計なことを考えなくても自然に加速できるようになりました。
パワーや燃費のように数値で分り易く宣伝出来るものではありませんが、運転の気持ちよさとしてハッキリ体感でき、運転好きにはたまらない進化ではないでしょうか。
出典 マツダ
「G-ベクタリングコントロールの効果が分らん」とマヌケな試乗レポートを書きましたが、ラッキーなことに旧型(2015年式)に乗せていただく機会を得ましたので再レビューです。
G-ベクタリングコントロールの感想
新型に乗り1週間経過しているので乗り比べとは言えませんが、新型アクセラ15XDの感触はハッキリ残っています。比較レビューといっても差支えないでしょう。
旧型に乗り改めて感じる新型アクセラ15XDの感想は、、「G-ベクタリングコントロール、すげぇ・・・」
誰でしょうか「効果が分らん」と寝言をほざいていたのは。
真っ直ぐ走るだけでも全然違うじゃないですか。
私のようにバイクやスノーボードでカービングを楽しむ人間の場合、カーブでは無意識に人間G-ベクタリングコントロールが働くため、むしろ直線道路の方が効果が分り易く感じました。
加速フィーリングが全然ちがう
新型アクセラ15XDで最も進化を感じたのは、ハンドリングよりもアクセルレスポンス。
旧型の2.2ディーゼルと比べ発進時の加速にムラがなく、ガソリンNAエンジンのように滑らかに加速することができます。
これは「DE精密過給制御」という新技術の効果で、出足のもたつきや意図しない急加速など、これまでのマツダSKYACTIV-Dは踏み始めの加速に若干ギクシャクする部分がありましたが、それが見事に払しょくされています。
もたつきや急加速の問題はアクセルワークで気にならないまでに抑えることが出来ますが、DE精密過給制御の効果で余計なことを考えなくても自然に加速できるようになりました。
パワーや燃費のように数値で分り易く宣伝出来るものではありませんが、運転の気持ちよさとしてハッキリ体感でき、運転好きにはたまらない進化ではないでしょうか。
DE精密過給制御
DE精密過給制御はアクセルを踏み込むスピードに応じて過給圧の制御を最適化し、エンジンのトルク応答を緻密にコントロールする新技術。
アクセル操作に対するクルマの反応がよりダイレクトになり、ドライバーとクルマの一体感がさらにアップ。
先行車に追従して、細かなアクセルの踏み戻しを繰り返すようなシーンでも、クルマの動きがギクシャクしません。わずかな踏み込みにもスッとクルマが反応して、思い通りに加速をコントロールできます。
出典 マツダ
インテリアとエクステリアは大差なし
大幅改良前の旧型に乗り改めて感じましたが、アクセラは旧型も出来が良すぎ。
もとからインテリア、エクステリアの質感が高いため、新型アクセラ15XDと比べ古くなったように感じることはありませんでした。
デミオ15XDと比較して
ついでにデミオ15XDにも乗る機会があったので一回りコンパクトなデミオ15XDとアクセラ15XDの違いなど。
アクセラ15XD
価格 230万円
ヘッドライト LED
全長 4,470mm
全幅 1,795mm
全高 1,470mm
ホイールベース 2,700mm
乗車定員 5名
車両重量 1,360kg
タイヤサイズ 205/60R16
ホイールタイプ アルミ
最小回転半径 5.3m
サスペンション (フロント) マクファーソンストラット式
サスペンション (リア) マルチリンク式
ブレーキ (フロント) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ (リア) ディスク
デミオ15XD
価格 178万円
ヘッドライト ハロゲン
全長 4,060mm
全幅 1,695mm
全高 1,500mm
ホイールベース 2,570mm
乗車定員 5名
車両重量 1,130kg
タイヤサイズ 185/65R15
ホイールタイプ アルミ
最小回転半径 4.7m
サスペンション (フロント) マクファーソンストラット式
サスペンション (リア) トーションビーム式
ブレーキ (フロント) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ (リア) リーディングトレーリング式ドラム
最初に価格を比較すると(装備に多少の違いはありますが)素の1.5LディーゼルXDの価格差は50万円。
中身で比較するとホイールベースの違いによるデミオで感じたフロントヘビー感や、旋回時の安定性はアクセラの圧勝。アクセラの走りの良さはヤバいです。
デミオはサスペンションがトーションビーム式であるのに対しアクセラはコストは掛かるが乗り心地と操縦安定性に優れるマルチリンク。
ロードノイズやインテリア、エクステリアの質感など、アクセラの優位性を挙げればキリがありませんが、アクセラの総合的な完成度の高さを考えるとデミオにプラス50万でアクセラが買えるのはお買い得と言っても過言ではありません。
デミオもクラスを超えた良い車ですが、全長で40センチ弱、全幅で10センチ大きくなるのが問題なければ絶対にアクセラが欲しい。アクセラの1.5Lディーゼルが出たことで新型アクセラ15XDに流れるのではと感じました。
広島市民の特権か、色々なマツダ車に乗れて楽しい週でした。