泣いたり、子供達がさわいだりしたらどうしよう…
満員だったり、座れなかったら…
2児のパパは自宅がローカル路線の目の前であることもあり、子供達が大きくなった時に電車やバスの乗り方で困らないようにと月2回、幼児を連れて電車に乗りお出かけしています。
満員電車に子供二人を抱えて乗ったり、電車の中で子供達がケンカをしたりと充実(?)したイクメンライフを過ごす中、幼児と電車に乗って分かった「幼児を電車に乗せる前に知っておきたい7つのポイント」をまとめてみました。
1つ目、幼児連れだからといって親切にされることはない
子供達二人を連れて一番困るのが、座れないこと。
長男はまだ2歳なので私につかまることも壁に寄りかかることも出来ず、電車がゆれた時はこけそうになるので危険です。また、最近は物騒なので虫の居所が悪い人の周りをチョロチョロして蹴られたりしないかも心配・・・
出来れば座って乗りたいですが、これまで何度も電車に乗る中で、男一人グズる子供抱えて立ち乗りという気の毒な状況でも席を譲って頂いた経験はほとんどありません。
また、混み具合が増すほど誰も譲ってくれず大変な目に合います。可能であれば混雑する時間帯は避けたいですね。
記憶に残っているのは子供達二人が一つの席を争いケンカで泣いた時、席を譲ってくれた若いママ。
ベビーカー&子供2人連れというこちらよりも大変な状況にも関わらず、オジサンがアタフタするのを見かねて席を譲ってくれました。
おそらく彼女も大変な思いをして電車に乗っているのでしょう。
今では何も期待していないので時々親切な方がいるとビックリしてしまいます。
2つ目、幼児は電車に乗ってもそれほど感動しない
電車に乗りに行こうと誘うと大喜びする子供達。
駅まで走ってホームまで。
電車が来たら大興奮!
ところが、、、
乗ってしまえばタダのイス。
これまでのはしゃぎようが嘘のように普通のテンションになります。
「座って見るだけ」という幼児にとっては極めて退屈な状況なので当然かも知れませんが、窓からの景色よりもさわって動かせるモノが好きなお年頃。
「静かにしましょうね」
「騒いだらダメよ」
「(座れたら)ちゃんとお席に座ってね」
子供達も聞き飽きているこのセリフもテンションを下げる要因かもしれません・・・
3つ目、子供達は切符(定期券でも良し)を改札口に入れるのが大好き!
子供達が電車に乗るのと同じくらい楽しみにしているのが、キップ!
幼児連れにとって、キップは子供達の為に用意された魔法のチケット。これがあれば(子供が二人いたら取り合ってケンカになりますが)少しくらいグズグズしていてもあっという間に楽しい気分♪
スイカやイコカのような磁気カードよりも、紙のキップを改札口に通して受け取る方が喜びます。
4つ目、思ったよりも、車内は暑い
電車の中は思ったよりも暑いです。
混雑していたら人の熱気でいっそう暑くなり、子供をだっこしていたらますます暑い。
幼児は大人のように意思表示や体温調節が出来ないので上着を脱がせて乗る、お茶を常備しておく等の対策をとりましょう。
気が付いたら顔がほてってほっぺが真っ赤、ということになりませんように。
5つ目、駅のそばには楽しいお店がいっぱい!
電車に乗ってお出かけと言っても、幼児連れの場合は駅からあまり離れる事が出来ないので駅の近辺で遊んでいます。
駅の周りを子供達と歩いてみて分かったのが、ほとんどの駅には美味しいパン屋さんやケーキ屋さんなど、楽しいお店がいっぱい!
パン屋さんならお金もあまり掛かりませんし、おやつ代わりにいつもと違う焼き立てパンは如何でしょうか。
6つ目、ピンチに備えて駄菓子をポケットへしのばせるべし
幼児連れの天敵と言っても過言ではないのがジュースやアイスの自動販売機。
アンパンマンの自動販売機を見つけた時は子供達の視線がクギ付け。
「のみたーい」
「たべたーい」
が始まると、楽しいお出かけもとたんに修羅場へ豹変してしまいます。
買ってあげても良い時は問題ありませんが、別なお店でアイスを食べた後にジュースを飲みたがったり、ご飯の前だったりと困ることが多いです。
そんな時にあれば便利なのがラムネやチョコなどの駄菓子♪
ほんとうにどうしようもなくなった時、ポケットからサッとおやつを出せば自販機のこともケロッと忘れてくれますよね。
7つ目、子育てママはやっぱり大変
2児のパパはサラリーマンです。
イクメンぶってはいますが、所詮子供と遊ぶのは週に2回の休日だけ(たまに早く帰った日は絵本の読み聞かせやレゴ遊びをしています)
仕事という気分転換ができるので子育てのストレスは全くありません。
なので、子供が言うことを聞かなくても、グズグズして(子供を泣かしているという)周囲からの白い視線を浴びても、子供といる時間自体が楽しく非日常の体験なので耐えられます。
でも、毎日が子供を連れて電車に乗って移動して、家事もして、周りに誰も手伝ったり話をする相手もいなかったら、ちょっとしんどくなるような気がします。
泣いている子、駄々をこねている子を見ても、厳しい目を向けず、笑ってあげたいですね。