あまりにも暑くて、子供たちが病気になってはいけないので夏の間、家庭菜園はお休み。
今日はじぃじの畑で育っている、ゴボウを収穫してみた。
炎天下のゴボウ掘り
暑い。
それにしても暑い。
とにかく暑い。
暑い、暑い、暑い!
どうせ暑いのなら、暑さを楽しんで見ようと午後3時、雲ひとつない真夏の炎天下にゴボウでも掘ってみることにした。
ママはこんなに暑い時間に畑仕事をしたら具合が悪くなるので止めときなさいと言っていたけれど、体力には自信がある。
それに今日戦う相手はただのゴボウ。
畑の土に埋まって身動きもできないただの棒だ。
普段、いたずら小僧の相手をしている広島のイクメン、2児のパパにとってただの棒(ゴボウ)を土の中から掘り出す等、造作も無い作業。
この日は午前中、子供の洋服を買いにお出掛けしていたので珍しくお洒落な格好(BURBERRY BLACK LABEL)のシャツに短パンという、完全に夏の畑作業をなめきった格好で畑作業を開始。
じぃじのママチャリを拝借し、じぃじの畑を目指す。
炎天下に放置されたママチャリ、サドルが信じられないくらい、暑い!!!
ゴボウ畑
ゴボウ畑に到着。
途中、尻が暑くて死ぬかと思ったけど、「たちこぎ」というスーパーテクニックを使えば何ともなかった。
空気の抜けたタイヤ、錆切ったブレーキのママチャリで畑横のコーナーを駆け抜ける2児のパパ。ブレーキの悲鳴(キキーというアレ)に公園で遊んでいる子供たちも白い目線を容赦なく浴びせてくる。
こんな事でひるんでいたらゴボウとは戦えないので全く気にしない。
よし、ゴボウ、根こそぎ掘ってやるぜ!
ゴボウ掘り、5分経過。
暑い。
そして掘る度に舞う土ぼこりが信じられないくらいうっとうしいw
直径5センチはあるゴボウ、5センチくらい掘った程度ではまだまだ抜けそうに無い。
セクシーなオッサン
ゴボウ掘り、15分経過。
暑い・・・
シャツは汗でびっしょり、短パンはパンツが透けるくらいセクシーな格好に。
畑横を通り過ぎる通行人はこんな時間に大汗かいてゴボウを掘っている怪しげなオッサンに怪訝な表情。
家庭菜園のゴボウ、まだまだ抜けそうになく、余裕の表情(をしているように見えた)
ゴボウ掘り、25分経過。
やってみて分かったのだけど、もう少し楽しい作業かと思ったらとんでもなく地味な作業だったw
しかも暑いし、砂埃はひどいし、テキトウな作業をしたらゴボウが傷つきそうで神経使うし、、、家庭菜園のゴボウ、思ったより手ごわい相手だ。
心が折れる
ゴボウ掘り、30分経過。
まだ抜けそうにない。
余裕の表情を浮かべるゴボウに対し、汗と泥と通行人の白い目に心が折れそうになる2児のパパ。
暑さで意識も朦朧としてきたので頭の奥の方から
「もう、ゴボウ折っちゃえよ」
「おまえは十分良く戦ったよ」
「みんな褒めてくれるよ」
と悪魔の声が聞こえてきた・・・
ゴボウが折れる
心が折れそうになりながらも、真夏の炎天下の畑で男(たぶん彼はオス)と男のプライドを掛けてゴボウと戦う2児のパパ。
一進一退の戦いが続く中、その瞬間は突然に訪れた。
「ポキッ!」
先に折れたのは2児のパパの心。
あまりの暑さにギブアップ。
まあこんなもんでええか、オレは良くやったと持ち前のポジティブシンキングでゴボウに力を込めてエイヤっとひねる。
結果は(予想通り)途中でポキっと折れちゃったw
ヤバい・・・
じぃじが手塩にかけて育てたゴボウ。
きんぴらゴボウにゴボウサラダ、ゴボウの炊き込みご飯、じぃじはこのゴボウを楽しみしていたハズだ。こんなテキトウな仕事がばれてしまっては大変な事態になる・・・
と思ったけど、これだけ大汗をかいて頑張ったのだから、きっとみんな褒めてくれるだろう。
ちょっと短いように見えるけれど、元々太くて短いゴボウと戦ったハズだから気のせいだろう。
そろそろ暑さで意識が遠くなってきた・・・
ついでに大葉を収穫
ゴボウとの死闘を終え、ついでに収穫してくるように頼まれた大葉をちぎる。
虫が嫌いな2児のパパ、大葉の裏に付いた虫に悲鳴を上げながら真夏の家庭菜園を満喫する。
本日収穫した野菜
本日収穫した野菜がこちら。
元々太くて短かったゴボウと、手際良く収穫した(ハズの)大葉。
「真夏の炎天下にゴボウを掘ったら心が折れる」
ゴボウさん、エラそうな事を言って申し訳ございませんでした。
2児のパパの家庭菜園奮闘記は続く。