買い物の時間は目利きの力試しを楽しみ、料理を作っている時は何よりも没頭出来る貴重な時間。子供たちが美味しい美味しいと言いながら食べてくれるのはもちろん嬉しい。
何でこんなに料理が楽しいのか、主婦よりも男の料理の方が楽しい3つの理由を考えてみた。
男の料理が楽しい理由、その1>料理を毎日しなくていい
男の料理は気楽だ。
主婦と違って料理を作りたい時にだけ作ればいい。
忙しい時、疲れているときに自分から料理をするとは言わないし、仕事をしていることもあって毎日料理を作ることもない。
義務ではなく、作りたい時に作るから楽しいというのが一つ目の理由だ。
※春の味覚、黒ミル貝
男の料理が楽しい理由、その2>予算が緩い
楽しいことには制約が少ない。
あれはダメ、これもダメでは楽しいことも楽しめない。
今日は外食したつもりで料理を作る。
今日はどこにもお出かけしなかったのでその分料理にお金をかける。
何かと理由を付けて食材を購入するための予算を確保する。
消費税増税で家計はますます厳しくなるが、男の気まぐれ料理には関係ない?
男の料理が楽しい理由、その3>栄養バランスを考えない
子供に普段食べない新鮮な魚を食べさせたい。
体にいいと言われる青魚を食べさせたい。
食べたことがない食材を見たり、触ったり、食べたりと体験させてあげたい。
何かと理由をこじつけて自分の献立を正当化する男の料理は、栄養バランスも出たとこ勝負。
その他にも楽しい理由はたくさんある。
毎日栄養バランスを考えながら限られた予算、限られた時間で作る主婦の料理と違って、男の料理は趣味の世界。
「貝は調理に時間が掛かる」
自ら手間が掛かる食材を選んだことは棚に上げ、だらだらとキッチンに立つ理由を食材のせいにする。
食材の品質管理のために利用するキッチンペーパーも使い放題。
食器洗い乾燥機で洗い難いお皿も平気で使うし、
疲れてきたらテキトウな所で妥協し出来上がりにする。
年のせいか、だんだんと食べれる量は減ってきたけど、
量が要らない分、食材の質は上がったかも知れない。
やってる感丸出しで作った料理でも、美味しいお酒と一緒に出せばそれなりに喜んで貰える男の料理。
料理に喜んで貰っているのか、日々のルーチンから解放されることが嬉しいのか、男の料理しか作ったことがないので分からないけど、キッチンに立つ男が主婦に言いたいことはただ一つ。
「たまには友達と飲みに行っておいで」
男の料理が節約料理に変わる日も近いのかも知れない。