初めて補助輪を外した時から、転ぶことなくさっと乗れてしまうことに驚いてしまう親も多いでしょう。ストライダーに親しんだ子供たちにとって、バランスを取らずに乗れてしまう補助輪付きの自転車の方が違和感のある乗り物かも知れません。
大人から見たストライダーの魅力
ストライダーの魅力を語る時、モビリティーは欠かせません。
約3キロと大人が片手で持ち運べる軽さとコンパクトな大きさは、気軽にラゲッジへ放り込むことができるのです。利用頻度という指標は子供のおもちゃの価値を計る上で、非常に重要なポイントになるでしょう。
ストライダーで養われるバランス感覚
子供の頃を思い出して下さい。
子供に自転車の乗り方を教えることは出来ません。立ち止まれば倒れ、こぎ続ければ進む。方向を変えるための重心移動とハンドル操作は教えられるものではなく、自分で感じ取るものです。
ストライダーで坂道を転がり下りるのは楽しい遊びですが、平坦な広場の方がバランス感覚が養われます。
ストライダーのコストパフォーマンス
ストライダーは壊れません。一般的な遊び方をしている限り、メンテナンスフリーで数年遊ぶことができます。自転車のようにブレーキやチェーンが付いていないため、幼児がハードに遊んでも故障知らずの乗り物です。
自転車への切り替えタイミング
ストライダーに親しんだ子供たちにとって、補助輪なしの自転車はあらかじめ用意された階段を上るより簡単なことです。3歳を過ぎたころから自転車への切り替えが気になり始めますが、何歳までストライダーに乗り続けるかはケースバイケース。
兄妹がいる場合は上の子供の自転車の買い替えタイミング、スポンサーがいるなら誕生日やクリスマスなどのイベントが候補となるでしょう。
子供たちが卒業する日まで、ストライダーは幼児と走り続けることを望んでいます。