車好きにはたまらない、トラックやクレーン車に体験乗車できるイベント、「第22回ひろしまトラックまつり」へ行ってきました。
今年の「第22回ひろしまトラックまつり」のテーマは「そうだ、トラックを見に行こう安心・安全のライフライン」普段なかなか乗ることの出来ないトラックについて、安全に楽しく体験することができます。
第22回ひろしまトラックまつり 開催概要
[日時]
平成26年10月12日(日)9:30~15:00
[場所]
広島市西区観音新町4丁目13-13-2
「中国運輸局広島運輸支局」構内(観音マリーナホップすぐそば)
※無料駐車場あり
[主催]
公益社団法人広島県トラック協会、ひろしまトラックまつり実行委員会
[後援]
中国運輸局広島運輸支局、広島県、広島県警察、広島県教育委員会、広島市、広島市教育委員会、広島県交通安全協会、中国新聞社、NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送
知る人ぞ知る広島の大人気イベント
後日ひろしまトラックまつり実行委員会から発表された来場者数は22,000人。
トラック、クレーン車、高台作業者は軒並み大行列、ディズニーランド級の最大2時間待ちのアトラクションもありました。ひろしまトラックまつりへ遊びに行くなら早めのご来場がおすすめです。
ひろしまトラックまつりトラック体験コーナー
ひろしまトラックまつりでは下記の内容を体験できます。
・大型トラック走行体験(トレーラヘッドの助手席に乗って会場内を走行)
・大型トラック運転席体験(10トントラックの助手席に座って写真撮影)
・大型トラック冷蔵冷凍車で氷の世界を体験(マイナス10度前後)
・所展望体験 (高所作業車両に乗って、高さ12mの風景を体感)
・ショベルカーの試乗、作業体験
・フォークリフトの試乗、作業体験
・クレーン車両の試乗、作業体験
・トラックドライバーのお仕事体験
・ポールトレーラー、傾斜台車の展示
ディズニーランドのアトラクションで鍛えた子どもたちが最初に乗りたいと足を運んだのは高所作業車。高所作業車は入口と奥の2ヶ所あり、奥側の方が若干空いているように感じました。
待ち時間は最大で2時間、トイストーリー・マニア級の大人気アトラクションです。
高所作業車両は結構コワい
高所作業車からの展望体験はこんな感じです。
重度の高所恐怖症である私は、初めてスペース・マウンテンに乗って失神した時のような恥をかきたくないので地上から見守ることにしました。
作業車から下りてきた子どもたちの第一声は
「たのしかった~」
でした。
※高所作業車両は一度に数人しか体験できないため、大変混雑します
新型トラックで駆け抜ける
次に子どもたちが向かったのはトラック乗車体験。
VOLVOなど、ピカピカのトラックに乗って会場内の走行体験ができます。
ひろしまトラックまつり、待ち時間の過ごし方
トラック走行体験も1時間待ち。
大人にはうんざりする待ち時間ですが、子どもたちは与えられた環境の中で楽しく時間を過ごします。
ひろしまトラックまつりに鬼が現れる
それにしても長い待ち時間。
待ちくたびれたのか、温厚な長男が鬼になってしまいました。
鬼になって3分。
怒りが通じたのか、子どもたちの順番になりました。
座席まで2メートル近くあるのでスタッフのおじさんが抱っこで乗せてくれます。
いってらっしゃ~い。
さすが最新式のトラックVOLVO FH440、440psという高出力のエンジンを活かしカウンターステアによるテールスライドなど、1周200m程度の体験コースを80km超で駆け抜けます。
VOLVO FH440のエンジン、D13H
馬力 :324kW(440ps)
広い回転域で高いトルクを発揮
ボルボ・エンジン・ブレーキ・プラス(VEB+)を標準装備
クールドEGR*+VPF*の組み合わせに新に尿素SCRを採用し、平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)を達成
D13Hエンジンは、クールドEGRで排出ガスを循環させ、燃費過程で生じるNoxを低減し、VPFは酸化触媒によりPMを除去します。さらに、尿素水を最適な量とタイミングで噴霧し、尿素触媒内でNoxを無害な水と窒素に分解することで、難しいとされていたNoxを飛躍的に低減することを可能にしました。
VOLVO TRUCKS Japanより引用
80kmはウソです。
トラックの速度は10kmくらい、超安全運転でした。
長距離輸送のチャンピオン、VOLVO FH440に乗る機会は限られています。とても貴重な体験でした。
その後は子ども運転免許証を発行したり、
フォークリフトに乗ったり。
スタッフの対応が紳士過ぎるクレーン車体験
トイレ休憩を済ませ次に子どもたちと向かったのはクレーン車体験。
クレーン車に乗って会場内の好きな物を釣り上げる体験イベントです(大ウソ)
クレーン車体験ではクレーンの滑車を上げたり、下げたり、クレーンの向きを変えたりすることができます。
高台にあるクレーンの運転席へはスタッフのおじさんの抱っこで。
あっという間に終わるのかと思いきや、
「まだ?」
と感じるほど長い時間体験させてもらえました。
下りる時ももちろん抱っこで。
冷凍車でカチカチに
その後はB級グルメでお腹を満たし、冷凍車の体験コーナーへ。
長男がいない!
と思ったら、イベント運営の妨害をしていました。
当日感じたのは会場のスタッフさんが子どもに対してやさしいこと。
待ち時間中の子どもたちが退屈しないよう、子どもの相手をする姿勢はディズニーランドのキャストと言っても過言ではありません。
トラックを好きになってもらおうという思いは未来の運転手の記憶に刻まれたのではないでしょうか。
寒いのが大好きな長女はマイナス10度の世界も楽しい様子。
長男は3秒でカチカチになってしまいました。
トラックの荷台にも乗れる
トラックの運転席に乗って写真が撮れるコーナーではトラックの荷台に乗ることも出来ます。
よじ登るように運転席へ。
VOLVOの内装はこんな感じでした。
総じて満足感の高いイベントだった「第22回ひろしまトラックまつり」
来年はもう少し早い時間に行ってみようと思います。