生筋子を用意する
お寿司屋さんごっこと異なり、イクラの醤油漬け作りはとても簡単です。材料は生筋子とどこの家庭にもある醤油・酒・みりんなどの調味料のみ。今回はスーパーで生筋子を1,200円で購入しました。
イクラの醤油漬けの作り方
「本当にイクラの醤油漬けって家庭でできるの?」
イクラの醤油漬けが簡単に出来ることは意外と知られていません。
多少手間がかかる分、既製品を購入するよりも安く、なによりも新鮮な生筋子で作るイクラの醤油漬けの味は格別です。
子どもと作るイクラの醤油漬け
リアルおままごとは道具の準備から子どもと一緒に行います。
まずはボールを用意して、、
「なんでこのボール、とうめいなの?」
手強い何で?攻撃をかわしながら、お湯を入れてぬるま湯にします。
完全に「こぐまちゃんのホットケーキ」の世界です。
小さなことは気にしない
イクラが潰れないよう、ぬるま湯に生筋子をやさしく入れます(実際にはボチャン!と放り込まれました)
事前にフキンを用意していなかったことを後悔しながら、まわりに飛び散った生臭い水をふきます。
気持ち悪がられる
イクラの醤油漬け作り、最初の難関は生筋子からイクラを外す時のエグさ。
ぬるま湯の中で筋と薄皮を引っ張り、イクラをばらばらにする作業中は「きもちわる!」を連呼されました。
普通の子どもならここでギブアップしてしまうところですが、強靭な精神力(と食い意地)を持つ6歳の長女は美味しいイクラ丼のために作業を継続します。
イクラの醤油漬け作りはママゴト向き?
気持ち悪い生筋子の筋と皮外し。
もの凄く気持ち悪い作業は私が担当し、少しだけ気持ち悪い作業は長女が担当しました。
忍耐力と根気がいる作業ですが、6歳児は弱音一つ吐かずにがんばります。
ここまでとてもがんばって作業を行っている長女、こうしてみるとイクラの醤油漬け作りはママゴトに向いているのかもしれません。
≪イクラの醤油漬け作りがママゴトに適している理由≫
・刃物や火を使わないので安全
・力が不要
・細かい作業が小さな手の子どもに適している
・イクラの粒自体はキレイ
・進捗率が分かりやすい
・工程がシンプル(洗って漬けるだけ)
・食べて美味しい
イクラの汚れを洗いながす
筋からほぐしたイクラを冷水で洗い汚れを取り除きます。
水遊び感覚で楽しいのか、この作業は長女が中心に担当しました。
ここで生筋子を使ったイクラの醤油漬け作りのポイントを紹介したいと思います。
とっても簡単なイクラの醤油漬け作りですが、キレイにしようと思うばかりに筋や皮を丁寧に洗いすぎると皮が薄くなり弾力も無くなってしまいます。多少の皮は醤油に漬けると気にならなくなるので、あまり洗い過ぎない方がプチプチと歯ごたえのあるイクラの醤油漬けができます。神経質にならなくて良い点もママゴトに向いているかも知れません。
水分を切って醤油に漬ける
イクラの水分を切り、醤油に漬けるためのタッパへ移します。ザルを使って水を切ったり、タッパにうつしたり、この辺の作業もママゴトにピッタリ。見ている私も含め、とても楽しく取り組むことが出来ました。
調味料を合わせて醤油に漬ける
レシピに従い、醤油、酒、みりんを合わせ、混ぜ合わせます。
サラダのドレッシングやとんかつのソース作り、調味料を混ぜる作業は子どもたちの大好きな作業です。異なる味覚の味を足すことで、味と味の足し算引き算を学びます。
醤油に漬けたイクラは明日の夕食用に冷蔵庫で寝かせます。
出来上がったイクラの醤油漬け
冷蔵庫に漬けて2時間後、イクラの様子をチェックしてみました。
タッパをあけるとイクラがいい感じに出来上がっています。
市販のイクラとの違いは一目瞭然、イクラの粒のツヤとハリが段違いです。
スプーン一杯の試食
「おいしそー!」
「たべたーい!」
出来上がったイクラを見て歓声を上げる子どもたち。
リアルママゴトの後には美味しいご褒美が必須です。明日の夕飯用のイクラですが、がんばったご褒美に少しだけ食べさせてあげることにしました。
が、一口食べて本当に美味しいことが分かった子どもたち。
結局スプーン3杯ずつおかわりを要求されました。
明日のイクラ丼、仕事から帰った時には残っているのでしょうか・・・