「パパいつもおしごとしてくれてありがと」
「きょうはパパおやすみだよね?」
「じゃあ、どこかつれてって!」
2014年11月23日(勤労感謝の日)子どもたちに誘われ、広島県江田島市江田島町にあるみかんの観光農園、平木観光農園でみかん狩りを楽しんできました。
以下、超大量の写真の中に途中で持ち帰り用のみかんを5個分多く持って帰る裏技も公開しています。他人の日記を見るのは苦痛以外の何でもないと思いますが、大量の写真にめげず、がんばってスクロールして下さいね。
車で行くか、フェリーで行くか
江田島のみかん狩りスポット、平木観光農園まで車で直接行くかフェリーを使っていくかについて、私は宇品に車を置いて、フェリーで行くようにしています。理由は広島市内から江田島まで車で行くと、渋滞を含め2時間弱掛かる事と、フェリーに乗る楽しみがあること。
フェリーに車を載せて行ってもいいのですが、平木観光農園の場合はフェリー乗り場からのシャトルバスがあること、農園までの道が狭くて険しいこと、平木観光農園以外にめぼしい観光場所がないため、車を持って行く必要性を感じていません。
フェリーで行く場合、フェリー代とみかん狩り料金がセットになったお得なプランがあるので、窓口で確認してみて下さいね。
・平木観光農園(切串港より車約10分)
セット料金 大人 1,370円 小学生 860円
※切串港~農園まで送迎あり(要予約)予約は直接農園まで 電話(0823)43-0315
・久保農園(切串港より徒歩約10分)
セット料金 大人 1,270円 小学生 760円
・川西農園(中町港より徒歩約15分)
セット料金 大人 1,900円 小学生 1,000円
広島のみかん狩り料金の相場は大人500円前後。イチゴ狩りやぶどう狩りと比べ、とってもリーズナブルに楽しめます。
フェリーの移動は結構楽しい
普通の子どもが船に乗る機会はそう多くありません。
フェリーから眺める瀬戸内海の景色も、みかん狩りの楽しみの一つです。
宇品港から平木観光農園のある切串港までの船旅は約30分。子どもたちが飽きずに楽しめるちょうど良い時間です。
切串港から平木観光農園への無料送迎バス
平木観光農園までのシャトルバスは2種類あり、タウンエースなどの1BOXか中型のマイクロバス。
どちらが来るかは運次第ですが、マイクロバスにあたると平木観光農園に続く山道の中腹で下ろされ、山道を15分程徒歩で上る必要があります。この山道が結構険しいので初めて行かれる方は注意して下さい。
平木観光農園駐駐車場付近の道路。道幅は車一台分しかありませんのでドリフト走行やアクセルターンは慎んで下さいね。
我が家のチビたちは弾む車内の中でわざと窓ガラスに頭をぶつける遊びを満喫中。
EOS Kiss X7のショボイAFではピントが合いませんw
みかん狩りの休憩室
平木観光農園にはお弁当やジンギスカン(別料金、大人1,500円)が食べられる休憩場所が設置されています。ここで休んでも良いですが、人が多いのと、向き的に全く日陰にならないので、木陰にレジャーシートを敷いてお弁当を食べる方が趣があるかも知れません。
平木観光農園のみかん畑は高台の段々畑
平木観光農園のみかん畑は高台の段々畑になっています。写真がヘタすぎるため、伝わり難いですが、みかん畑は急斜面の連続。
一般的には嫌われる傾斜のきついみかん狩り。
「急斜面はちょっと・・・」
と思われる方も多いかも知れませんが、この急斜面がみかん狩りをとっても楽しくしてくれます(後述します)
さっそくみかん狩りを始めた子どもたち。
美味しそうなみかんを探して、みかん畑を移動中。
急斜面で尻もちをつく長女。
平木観光農園のみかん狩りが楽しい理由の一つは、子どもたちの一生懸命で面白い姿が見れることかも知れません。
尻もちくらいなら笑えますが、みかん狩り用のハサミを持っていると思わぬ怪我に繋がります。移動中はハサミを持たせないようにしておきましょう。
この日最初のみかんを食べる長男。
はたして、そのお味は・・・
「・・・」
「すっぱい!」
人生はそう甘くないようです。
私も一粒もらって食べてみましたが、確かにすっぱい!
やはり子どもの背の高さにあるみかんは日当たりの面で問題があるのでしょうか。
子どもたちは気を取り直して次のみかんを探しに駆け出して行きました。
みかん畑を駆け抜ける子どもたち
上着を脱いで本気を出し始めた長男。
半そでに半ケツで険しい岩山を上ります。
みかん畑を駆け抜ける長男。
甘いみかんが見つかるといいですね(他人事)
平木観光農園は急斜面の連続
しつこいですが、平木観光農園のみかん畑は急斜面や段差の連続です。
こんな段差や、、
こんな坂道。
美味しいみかんだけではなく、急斜面を通じて何かを学ばせてくれる平木観光農園。1人では上れない坂道は、兄妹で助け合って進んでいました。
子どもたちが楽しんでいる間、私は無駄に高い身長を活かして日当たりの良さそうなみかんを収穫中。。
みかんを5個分多く持って帰る裏技
ここから広島の潮干狩り名人、ではなく、くだもの狩り名人である私がみかん狩りの時に役立つとっておきの裏技を公開します。
まず、1つ目の裏技はお土産用にみかんを購入する場合は可能な限り大きいサイズを選択すること。
平木観光農園の場合、
・ナイロン袋(写真左) 1,000円
・ネット(写真なし) 2,000円
・みかん箱(写真右) 2,500円
という3種類の持ち帰りセットがありますが、値段あたりのみかん数はみかん箱が断然お得です。
1,000円のみかん袋はみかんを入れるとこんな感じです。結構入っているように見えますが、2,500円のみかん箱にくらべたら、その差は歴然。
みかん袋3袋(3,000円)ではまだまだ、みかん袋5袋(5,000円)分でようやくみかん箱いっぱいのみかんと同じくらいの量になります。
2つ目の裏技はみかんの入れ方。箱にみかんを入れる時は大小おりまぜて隙間が空かないように詰めていきます。大きいみかんばかりを入れると、空きまでスカスカになってしまうので注意しましょう。
3つ目の裏技はみかんを袋や箱に入れる際、ヘタをキレイにカットしておくこと。ヘタに枝が残っていたりすると、みかんを入れるスペースが減ってしまうだけでなく、他のみかんを傷つけてしまいかねません。
通常は10kgサイズの箱ですが、みかん箱にキッチリみかんを詰めると14kgくらい入ります。
以上、裏技というにはあまりにもショボイ(せこい)、みかん狩り名人の小技でした。
帰りの送迎バスはとっくに定年を迎えた大ベテランのドライバーが運転する骨董品のハイエース。
ヴァルドフルエアロ仕様のヴェルファイアも真っ青のステッカーチューンが光ります。
みかん狩りの帰りは切串港で釣り人ウォッチング
お出かけはお家に帰るまでが遊びです。みかん狩りの後は、いつも通り切串港近辺を散策し、新しいことを発見することができました。
とってもジューシーな平木観光農園のみかん
みかん狩りでもぎ取った平木観光農園のみかんをカットしてみました。
根拠はありませんが、日当たりの良い場所の皮の薄いみかんが甘くて美味しかったように感じます。
とってもジューシーで楽しい平木観光農園のみかん狩り。みかん狩りが楽しめるのは12月上旬までになっています。