あのおもちゃはまだ難しい、このおもちゃは直ぐに飽きそう...せっかく購入するなら知育にも効果があり長く遊べるおもちゃを選びたいですが、2歳の子ども向けのおもちゃって本当に悩みますよね。
そこで今回はおもちゃの定番、レゴ(ブロック)、プラレール(電車遊び)、ブリオ(木のおもちゃ)を子どもたちが遊んだ感想をもとに様々な観点で比較してみました。
おもちゃはそれぞれ5点満点で採点。2歳と一口に言っても子どもによって遊びのスタイルや感性は異なるので、色々な角度から検討し子どもや家庭に合ったおもちゃを選びたいですね。
2歳から楽しく遊べる?
レゴ:5点
プラレール:3点
ブリオ:対象年齢3歳からのため、評価無し
2歳児が1人で遊ぶという観点では、最も遊びやすいのはレゴ(デュプロ)
2歳前後はなんでも自分でやりたい盛りなので、積む、くっつける、壊すなど、同じ行動を何度も繰り返すことで形や色の理解など「考える力」が育まれます。
プラレールは1人でレールを組み立てるのが難しいため3点。
ブリオのクリエイティブセットは対象年齢3歳からのため、対象外。
ただし、親子で一緒に遊ぶなら、どれも満点のおもちゃになります。
飽きないおもちゃは?
レゴ:5点
プラレール:5点
ブリオ:5点
キャラクター物のおもちゃに比べ、今回挙げた3つのおもちゃはどれも飽き難く、長く遊べるおもちゃです。
この中で一番最初に購入したおもちゃはブロックのレゴでしたが、最初はただくっつけるだけだった遊び方も、意味のある形や、色分けが出来るようになると、お家や車など身の回りの物をまねて作るようになりました。最近ではロボットを作ったり、戦隊物の武器を作ったりと「持っていない」おもちゃを作りだすためのおもちゃになっています。
プラレールはパーツさえあれば遊び方は無限大。パーツがない時はレゴやブリオと組み合わせてトンネルや橋を作ることもあります。対象年齢が3歳から99歳のブリオには飽きるという状態がありません。
幼児でも安全なおもちゃは?
レゴ:5点
プラレール:5点
ブリオ:対象年齢3歳からのため、評価無し
何歳の子どもが遊ぶかによりますので、「2歳の子どもが遊ぶなら」という前提で比較してみました。
うちの子どもたちはこれらのおもちゃで怪我をしたことはありませんが、小さなパーツが多いブリオのクリエイティブセットは誤飲に注意が必要です。
おもちゃの価格とコストパフォーマンス
レゴ:デュプロ・楽しい動物園と青いバケツの基本セット 約9,000円
プラレール:基本セット、線路×2、陸橋、電車×4セット、デゴイチ等 約20,000円+収納ボックス1,000円+電池代&充電式電池の電気代
ブリオ:ビルダー・クリエイティブセット 約16,000円+収納ボックス300円
レゴ、プラレール、ブリオ毎にこれまでに掛かった費用をまとめるとこのようになりました。
こうしてみると一番お金が掛かっているのがプラレール。最初は5,000円前後の出費でも、買い足し、買い足しで金額が積み上がっています。
今回のおもちゃに関わらず、子ども用のおもちゃを検討するときは、満足に遊べるよセット一式で費用を考えた方が良いかも知れませんね。
静かに遊ぶなら
レゴ:3点
プラレール:1点
ブリオ:5点
兄妹のいる家庭でよくあるのが、上の子どもは勉強しているのに、下の子が遊んでいるのが騒がしくて集中できないケース。
小学校に入ると宿題や習い事で家庭学習の時間は格段に増加します。
「勉強の邪魔をしない」という観点では、ガタンゴトンと音がするプラレールは分が悪そうです。
どこでも遊べるおもちゃは?
レゴ:5点
プラレール:1点
ブリオ:5点
遊びのスペースを取るのがプラレール最大の弱点です。
おもちゃの収納
レゴ:4点
プラレール:3点
ブリオ:5点
積み木などクリエイティブ系のおもちゃは収納スペースもそれなりに必要です。
場所を取らないように積み込みやすい収納ボックスに納めると、子どもたちがパーツを探すのが大変。
我が家では子どもたちの遊びやすさと、収納効率を考慮し雑貨屋さんで見つけた大きめのトイボックスに納めています。
10年遊べるおもちゃは?
レゴ:3点
プラレール:2点
ブリオ:5点
10年も同じおもちゃで遊び続けるのは難しいかも知れませんが、レゴならテクニック系へステップアップすればパーツは無駄にならず。
プラレールはプラレールオタク、もしくは鉄道オタクの道に進めば生涯遊べます。
レゴ、プラレール、ブリオの中で12歳になっても普通に遊べそうなのはブリオのクリエイティブセット。
形状の異なるパーツが多数含まれるため、他のおもちゃよりも2歩進んだ設計・実装が可能です。
孫の代まで遊べるおもちゃは?
レゴ:5点
プラレール:4点
ブリオ:5点
耐久性の観点ではレゴが最強?
いえいえ、良質な木材で作られたブリオも負けていません。
子どもたちが卒業したら、次の役目を迎えるまで大切に保管しておきましょう。
知育に効果がありそうなおもちゃは?
レゴ:5点
プラレール:5点
ブリオ:5点
レゴ、プラレール、ブリオにこの質問は愚問です。遊び方は無限大、自分の力で創造出来る子どもなら見守るだけ、子どもの年齢に合わせてリードするも良し、何も考えず一緒に遊んであげるだけも子どもの力になるはずです。
今回、あえておすすめを上げるとしたら知名度の点で若干劣るブリオのクリエイティブセットを取り上げたいと思います。トンカチやドライバー、ニッパーにレンチなど、大人でも触れる機会の少ない工具がセットになったブリオのおもちゃ。
幼い頃に身につけた目的に合わせた道具の使い方は、将来様々な場面で役に立つからです。
トンカチで指を叩いたら痛い。
失敗を安全に学べるのも優れたおもちゃの特徴ですね。
手で取りつけても、道具を使っても良し。木製のプレートとジョイントの組み合わせは幼児が遊ぶには絶妙のバランスで設計されています。
レンチは遊びの間隔が絶妙。強く締めすぎた場合でも、壊れる前にレンチが滑って回るように設計されています。
クリエイティブセットなら糸巻きやどんな形にもなるゴム製のパーツもあり。
大人から見ると意味のないようなものでも、遊びを通じて左右の対称性や可動部の仕組みなどを学べるのがブリオの魅力です。
買って良かったおもちゃは?
最後の比較はどのおもちゃが一番買って良かったと感じたか。
レゴ、プラレール、ブリオの中で一番買って良かったおもちゃは、、、全部!
実はこれ、今回比較した3つのおもちゃは一緒に遊んでも楽しく、おもちゃの相性がとても良いのです。
プラレールとレゴで作ったお家を組み合わせて街を作ったり、レゴのロボットとブリオのロボットで戦いごっこをしたり、、それぞれの特徴を活かすことで単体のおもちゃでには無い遊び方が出来るようになりました。
どれか一つに絞り込むより、嗜好の違うおもちゃを組み合わせるのがおすすめ。
色んな遊び方を発見してくださいね。