料理は学びの要素が豊富で子どもたちに色々と体験させてあげたいのですが、場所と時間(それから料金)の問題で幼児向けの料理教室に通わせるまでには至りません。
自分の出来る範囲で食材の選び方、調理法、おいしい食べ方を伝えたいと思います。
切るだけで簡単!?子ども料理教室
本日の子ども料理教室(子どもと一緒に料理を作るだけとも言う)のお題目はお刺身つくり。食材は広島の激安スーパー、ノムラストアーで購入した養殖の鯛とサーモンのブロックです。
さっそく下ろしていきましょう。
小学2年生にこの辺の作業は難しい&気持ち悪いので私が担当します。
ウロコと頭を落とし、内臓をキレイに取り除きます。
3枚に下ろして刺身用に皮を剥ぎます。
スーパーで鯛の刺身用ブロックを買うと、片身分で780円くらい(もっと高い?)はするので一匹買いはお得ですね。
反対側の身は熱湯をかけて霜降りにしました。
熱湯をかけて氷水で冷やすだけの作業ですが、子どもたちは皮がキュッとなるようすを興味深そうに観察していました。
※鯛の霜降りを作るときのマメ知識
三枚に下ろして熱湯をかけると身が反り返るので下ろす前に霜降りにしましょう。この日は2枚下ろしの状態で霜降りにしました。
続いてお刺身の飾り付けに使う材料を準備します。
長女がプランターで大葉を収穫している間に私は大根を桂剝きにしてツマつくり。
いただきもののスダチがあったのでこれも使うことにしました。
女の子は飾り付けが大好きです。
トッピングはこんな感じ。
工作感覚で体験できて、食べたら美味しい。
子ども料理教室はいいことだらけです。
長女 「包丁を引いたら切りやすい」
簡単にレクチャーした後、サーモンのブロックをお刺身サイズにカットする長女。
サーモンはブニョブニョしているので幼児向きではありませんが、包丁を押したり引いたり、危なげなく作業していました。
長女がつくったサーモンのお刺身。
「厚さがバラバラになっちゃった」
「黒いところをそろえてみよう」
「スダチでミッキーの顔みたいにして・・・」
食べ物で遊ぶなという考え方もあるかも知れませんが、子どもは遊びを通じて学びます。
鯛のお刺身は私が作りました。
こんな感じのお刺身つくりでしたが、子どもとキッチンに立つと、子どもも親もたくさんの発見がありました。
お魚料理が簡単な方は少ないと思いますが、お菓子つくり、デザートつくり、サラダなど無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか。
以上、自宅で楽しむ子どもお魚料理教室でした。