こんにちは。
広島のイクメン、2児のパパです。
バレンタインデーの早朝から生臭いホタテを剥いています。
頭がおかしい訳ではありません。
何でホタテを剥いているかというと、魚釣りのエサにするため。
前日、暇つぶしに広島の釣り情報を見て知ったのですが、瀬戸内海の防波堤には全長70cmにもなるコブダイ(ギザミの仲間。淡白でそれなりにウマい)がウヨウヨいるらしく、牡蠣やエビを針につけ、防波堤からポイっと投げるだけで超大物が簡単に釣れるらしいのです。
こんな感じで。
こんな感じで。
これは釣りに行かなきゃ男じゃねぇ。
コブダイのエサは殻付牡蠣が一番良いらしいですが、あいにく殻付牡蠣を魚のエサに買えるほど男気は持ち合わせておりません。1パック300円の殻付ミニホタテを購入し、シコシコと剥いていた訳です。
前置きが長くなりましたが、今日のブログは久しぶりに倉橋島の爆釣日記。
バレンタインデーをさみしく過ごしているみなさん。
広島県の防波堤に行けば、コブダイに会えますよ~
コブダイをめざし、国道31号をぶっ飛ばすこと1時間弱。
第2音戸大橋を過ぎたあたりで大渋滞にハマりました。
人が釣り場へ急いでる時に、、、とぼやくこと数秒、渋滞の正体はコレでした。
時刻は8時20分。
音戸田原の牡蠣祭りは9時開場ですが、すでにメインの駐車場は満車となっており、臨時駐車場へ移動する車で大渋滞となっております。
渋滞にだけハメられるのも不本意なので、少しだけのぞいてみることにしました。
寿命が延びてよかったな、大物コブダイ!
おおお、、
プリプリ特大の牡蠣が安い、安い。
先週行った江田島の牡蠣祭りは牡蠣のむき身が500g1000円でしたが、音戸田原の牡蠣祭りは1kg1,700円とこちらの方が安い。
とはいえ、牡蠣は先週たらふく食べたし、今日はクーラーに入りきらないサイズのコブダイが釣れるハズなので牡蠣は買わなくてもええか。
やっぱり買っとこ。
しかし今日は猛烈に風が強い。
こんな日に釣りに行くなんてどうかしてるんじゃないかと思うくらい、強烈な突風が吹き荒れています。
とりあえず、テキトウに買い食いしてほっこり。
焼き牡蠣をかじっていると悪魔の誘惑が。
牡蠣と相性バツグンの日本酒が樽の中に山盛りではありませんか。
音戸田原の牡蠣祭りは日本酒の振舞酒があり、運転手付きの貴族は日本酒を飲みながら牡蠣が食べれるのです。
強風の防波堤でコブダイ釣るより日本酒飲みながら牡蠣食べたい。。
もう一つ音戸田原の牡蠣祭りが素晴らしいのは地方発送用の牡蠣がとにかく安いこと。
牡蠣のむき身1kgは2,000円、2kgなら3,800円と激安特価でした。
のんびり牡蠣の土手鍋を食べていたら、大事なことを思い出しました。
私はバレンタインデーに生臭いホタテを剥き、コブダイを釣りに来ていたのです。
風が強いので若干どうでもよくなってきましたが、ボウズで帰ると嫁さんにボウズにされます。
熱々の土手鍋を一気に飲み干し、絶対にコブダイが居る倉橋町室尾を目指しました。
20分後、倉橋町室尾の防波堤に到着。
倉橋の山道は道が狭くCX-5では走りにくいのなんのって、、ど真ん中を走る軽トラに出会うたびにヒヤヒヤしました。。
倉橋町室尾の防波堤。
防波堤の内側はともかく、外側は今まで見たことが無いような白波と、背中を押されるような強風が吹き荒れています。
当然、釣り人は誰もいません。
若干心が折れましたが、ネットで見た「70cmのコブダイが簡単に釣れる!」を信じ、第一投。
生臭いホタテをエサに、コブダイのあたりを待ちます。
5分後。
まだコブダイは釣れません。
時折吹く突風に背中を押され、海に落ちそうになります。
こわい。
波しぶきが冷たい。
15分後。
コブダイは釣れません。
頭上にはホタテの生臭い香りに誘われたのか、カモメが群がってきました。
さむい。
くさい。
空がやかましい。
30分後。
空からカモメのウ○コが落ちてきました。
ここで2児のママから応援のメールが届きました。
風が強く、私が海の藻屑になっていないか心配しているのでしょう。
孤独と戦っている時はチョットしたメールに勇気付けられますよね。
※実際のメール
牡蠣祭りで道草食っていたのがTwitterからバレていた様子。
ゲスや育休イクメンなど、悪行がSNSから漏洩するのがトレンドですね。
肝心のコブダイ釣りは暴風で本当に海の藻屑になりそうだったのでこれにて納竿にしました。
強風とボウズで心身ともに壊れる寸前のため、コンビニのアイスで自分を慰めます。
というわけで防波堤で簡単に釣れるハズの特大コブダイとの出会いは幻に終わりましたが、、
2016年のバレンタインデーは数年ぶりに2児のママ以外の女性からチョコレートをいただき、ダブルパンチは免れました。
暖かくなったら必ずリベンジしたいと思います。
待ってろよ、コブダイ!