サプライサイドプラットフォーム(SSP)、マイクロアドのMicroAd COMPASSを導入したので審査期間、導入、広告配信開始までの流れを残しておきます。
結論から述べますと、アカウント開設審査の申し込みから1日で承認され、担当者とメールでやり取りしながら3週間で広告配信に至ることができました。
MicroAd COMPASSとは
『MicroAd COMPASS』はスマートフォンメディアの広告収益拡大に最適化された次世代のサプライサイドプラットフォーム(SSP)です。
アドネットワーク広告、各DSPより提供されるRTB広告、メディア運営者が独自に販売・運営する純広告などを一元的に管理し、リアルタイムで広告収益の最大化を実現するフルフラットオークション機能を搭載。媒体社の広告管理を自動化し収益の最大化を実現します。
出典 マイクロアドMicroAd COMPASS
MicroAd COMPASSアカウント開設申請
アカウントの開設申請は下記のリンクから行います。
アカウント申請画面では契約者情報やサイト名やURL、月間ページビューなどのサイト情報を登録します。月間ページビューは直近半年の平均値である15万PVとしました。
申し込み後、MicroAd COMPASS登録申請を受け付けメールが届き、審査に進む形となります。
MicroAd COMPASSアカウント承認
申請した当日に担当者からメールで連絡をいただきました。1日以内に承認されたのでとてもスピード感があるサービスだと思います。
ネットの情報では「審査に何度も落ちた」「承認には月間1,000万PV程度必要」という内容もありましたが、今回あっさりと承認を得ることができました。
PVの大小が審査にどのような影響があるのかは分りません。
MicroAd COMPASS初回設定、タグ発行
承認後は初期設定やタグ発行の作業になります。
SSP未経験の旨を伝えると、広告枠の設定、位置、サイズ、RTB広告が出ない際のパスバック先の指定などをマイクロアドのサポート担当が代行して設定して下さったので苦労することはありませんでした。
サポートが手厚いことからSSP未経験でも苦労することは少ないと思います。
広告配信までのサポートレスポンス
サポート担当とのメールやり取りは3日に1回程度で、それぞれのタスクが完了したら報告し、次に進んで行くという形です。初期設定を自分で行うか、サポート担当に代行していただくかによりますが、MicroAd COMPASS側の初期設定が完了すると、サービスサイト上でタグを取得し、メディア側に実装します。
メディア媒体への実装
MicroAd COMPASSのタグはヘッダに共通タグを埋め込み、広告表示位置に配信タグを埋め込むだけなのでGoogle AnalyticsやAdsenceなどの導入経験があれば特に問題ないと思います。
BloggerにMicroAd COMPASSを導入する場合の注意事項
google BloggerにMicroAd COMPASSを導入する場合、テンプレートにMicroAd COMPASSの共通ヘッダタグをそのまま埋め込むと下記のエラーが発生します。
XML の解析中にエラーが発生しました。行 ***、列 ***: Attribute name "async" associated with an element type "script" must be followed by the '=' charactor.
ガジェットタグなどに埋め込む場合は問題ないのですが、テンプレートのheadタグ等に埋め込む場合、本事象が発生します。
回避策として、テンプレートに埋め込む場合はasync を async='async'とすることで上記のエラーが発生しなくなります。
広告配信
上記までで広告配信の設定は完了です。
私の場合は2016/04/01にアカウント開設申請を行い、サポート担当と何度かやり取りしながら2016/04/21に広告配信設定が完了しました。
MicroAd COMPASSのSSPはサポートも手厚く導入も容易です。SSPを検討されている方は最初に検討されて間違いないでしょう。