こんにちは、ハクション大魔王です。
花粉症がエンジン全開。
1日2,000回くらいクシャミがでます。
本当にヤバい。
あと何回、花粉症の薬を山盛りで飲みほし、意識が朦朧とする中で鼻水垂らしながら桜を眺めさせられるのでしょうか。桜の下でバーベキューを企画したら懲役3年または10万以下の罰金という法律があってもいいと思います。
子どもと外で遊ぶときもこの季節はフル装備。防塵マスクに花粉フィルターの薬を鼻の孔に塗りたくり、アレグラ120mgをグイッと飲み干してから遊びに行きます。
それでも運転中は「ヘックショイ!」
花粉症の話は置いといて本題のCX-5日記。
今日はマツダCX-5、2015年モデルの燃費とエクストレイル・ハイブリッドを試乗した感想です。
マツダCX-5はホントウに燃費が良く、アクセルは踏めるだけバカスカ踏む運転スタイルの私も、燃費計で15km/Lを切ることは滅多にありません(ホラッチョじゃないよ)この日は広島市内から下道で三次ワイナリーまで走って、途中DPFが作動する悪条件にも関わらずメーター読み18.1km/L。
軽油も安く、背中が押される加速の対価に泣く必要もありません。
マツダCX-5やアテンザ、アクセラに搭載されるSKYACTIV-D 2.2の走行性能について、自動車ジャーナリストの試乗レビューで”5,000回転までキッチリ回る”という記事を見ることがありますが、いったい何キロ出ているのでしょうか。
マツダSKYACTIV-D 2.2のクリーンディーゼルは3,000回転も回せば力強く加速し、変速の早い6ATの仕事も合わせ、善良で安全なドライバーが大半を占める公道では常に流れをリードできます。
信号待ちダッシュもあっという間に制限速度に達するため4,000回転以上回すことは難しく、SKYACTIV-DRIVE 6ATをマニュアルモードで引っ張り、非常識な加速にひんしゅくを買う勇気もありません。
高速道路?免許証が無くなりそうです。
ディーゼルエンジンを5,000回転も回せるなんて羨ましい限りですが、3,000回転も回せば十分以上に走るので燃費もよく、目くじら立てて加速しなくても笑っちゃうくらい楽しいので良しとします。
SKYACTIV-D 2.2の加速は笑っちゃうくらい気持ちがいいのですが、エンジンの魅力をキッチリ引き出してくれているのがSKYACTIV-DRIVE 6AT。このAT、変速の速さ、なかなかシフトアップしないふてぶてしさ、程よい変速ショックとその全てが大好きです。
対照的にマツダCX-5を購入するときに比較候補として日産エクストレイル・ハイブリッドにも試乗したのですが、出来のいいエクストレイル・ハイブリッドの中で唯一、CVTのフィールは好きになれませんでした。
ハイブリッドだから仕方ない?
そうでしょうね。
でも楽しくないんですよね、CVTの変速フィール。
エクストレイル・ハイブリッドのCVTはステップ変速制御を行うことでトルコンATのような変速できるのですが、変速が早くダイレクト感さえあるSKYACTIV-DRIVE 6ATの方が断然楽しい。
(低速で多少ギクシャクするのはオマケじゃ)
ギクシャクしてもマツダCX-5の方が走りが楽しいから仕方ない。
CVTより燃費悪くても楽しいから仕方ない。
リッター数キロ燃費が良いという理由で面白くない玩具買うのは勿体無いです。エクストレイル・ハイブリッドの方が優れている部分も多く、好きですが。
環境性能とスポーティな走行性能を両立した新時代のCVT
CVTは、無段変速機とも呼ばれます。MT(マニュアルトランスミッション)やAT(オートマチックトランスミッション)とは異なり、何段かの変速比を選択するのではなく、無段階に最適な変速比を自動的に選択することができます。CVTを搭載した車両は、ほとんどの日常的な速度域において、最も効率のいい(最も燃費の良い)エンジン回転数で走ることができます。加速時や減速時にも、シフトチェンジの段差のない、スムーズな走行を実現します。 新世代エクストロニックCVTでは、ローギアからハイギアまでの変速比の幅を大きく拡大したほか、大幅なフリクション低減を実現し、従来のCVTより約10%の燃費向上を達成しています。また、最適な変速制御で思いのままのドライブ・フィーリングを実現。優れた走行性能を実現しています。
出典 http://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/new_cvt.html
というわけでマツダCX-5と日産エクストレイル・ハイブリッドを比較されている方がいたら”どっちがオモロイか”という観点で6ATとCVTの加速フィールの違いもチェックしていただけたらと思います。
5,000回転までキッチリ回すのもお忘れなく。