禿げるほど悩まれる方も多いのではないでしょうか。
先日マツダCX-5のタイヤがパンクした際、パンク修理で乗り切るか、ディーラーで交換するか、オークションで怪しいタイヤを買うかなど、考え得る限りのパンク対応パターンを検討しましたのでまとめておきたいと思います。
私のように高速代をケチって一般道を走ったせいでパンクし、
「オーマイグァーーー!」
となられたときの参考になれば幸いです。
パンク時の対処
最近の車はスペアタイヤが無くパンク修理剤のみというケースも珍しくありません。
私のマツダCX-5もパンク修理剤のみです。
釘踏んだ、ネジ踏んだ程度のパンクでしたらパンク修理剤でカーショップまで走り切れると思いますが、このパンク修理剤が曲者です。
まず、一度使ってしまうと溶剤が凝固してしまうため、パンク修理剤自体を買い替える必要があります。
ディーラーでだいたい4,000円くらい。純正である必要はないのでカーショップで購入した方が良いと思います。
また、パンク修理剤を使うと高確率でタイヤがダメになります。
パンク修理で済むようなケースでもパンク修理剤を使うことでご臨終です。
一般的なチューブレスタイヤの場合、釘踏んだ程度ではエア漏れしないので、釘を抜かず、注意しながらそのままカーショップを目指しましょう。
ワンポイント:クギやネジが刺さってもスグ抜くな
タイヤ交換時の対応方法
タイヤパンク時の対応方法はパンク修理とタイヤ交換があります。
パンク修理の場合、修理費用は施工内容に応じて1,000円から4,000円。
タイヤ交換はタイヤの銘柄とサイズ次第ですが、マツダCX-5、17インチモデルが履いている、ジオランダーG98の場合、1本3万円前後です。
パンク修理の方が圧倒的に安く、タイヤ交換で新品タイヤと摩耗したタイヤが混在することによるバランス悪化もありません。
修理で済むなら済ませたいところですが、安全性や耐久性が心配です。
ワンポイント:タイヤ交換は高い。修理は不安。
パンク修理で問題ない?
パンク修理で安全性や耐久性に問題ないかどうかはパンク時のタイヤの状態、エア抜け後どれだけ走ったか、運転スタイルなど、さまざまな項目に影響されます。
上記の判断が自分で出来ないようなシロートはディーラーやカーショップの整備士に相談し、タイヤの状態を診断された上で、専門家の判断に従うべきでしょう。
「お店に行ったらタイヤ買わされるじゃん」と思われた方。
今時よほど怪しいお店かイマイチな担当者に当たらない限りタイヤ交換をゴリ押しされることは有りません。
(せこい客、イマイチな客と思われたらこの限りではない)
本当に問題ないのならパンク修理で大丈夫でしょうし、交換の必要があるならどのようなタイヤの買い方が賢いのか、アドバイスが受けられます。
それでも不安なら別のお店でセカンドオピニオンを受けましょう。
ワンポイント:パンク修理で問題ないかは専門家に聞け(間違ってもネットで聞くな)
タイヤ交換時の購入パターン
タイヤを交換する場合、何らかの方法でタイヤを購入する必要があります。
タイヤを購入する方法をまとめると下記の通り。
1から4の順に費用が掛かります。
掘り出し物が見つかれば4が一番安上がりなタイヤ購入方法になります。
1.ディーラーで純正タイヤを購入する
2.タイヤショップで購入する
3.ネットで購入する(価格コム最安で銘柄検索)
4.オークションで購入する
ワンポイント:オークションタイヤの「バリ山」は信用するな
マツダCX-5純正タイヤをディーラーで購入する
マツダCX-5の17インチモデルの純正タイヤはヨコハマ ジオランダーG98。
ヨコハマの市販タイヤにYOKOHAMA GEOLANDAR SUV G055という銘柄がありますが、トレッドパターンを見る限り全くの別物で代替品とはなりません。
ディーラーでマツダCX-5純正タイヤ ヨコハマ ジオランダーG98 17インチサイズを購入する場合、3万円前後です。
これに工賃、廃タイヤ処分料が3,000円前後加わり、1本の交換費用は約33,000円。
※パンク修理剤を利用していればパンク修理剤の交換費用も発生する
交渉次第で工賃はサービスしていただけるかも知れませんが、市販タイヤに比べ、非常にお高い。
ワンポイント:ジオランダーG98は高い
市販タイヤ YOKOHAMA GEOLANDAR SUV G055
マツダCX-5の17インチタイヤを純正以外のタイヤに交換する場合、候補にヨコハマのYOKOHAMA GEOLANDAR SUVがあります。
サイズは225/65R17 102H、価格はネットで買えば1本あたり15,000円前後。
カーショップの持ち込みタイヤ交換作業費用(組換え、バランス調整、廃タイヤ処理)は3,000円前後が一般的なため、ネットでタイヤを購入する場合、1本あたりタイヤ代15,000円+工賃3,000円の18,000円の予算が必要です。
ただし、1本のみ違う銘柄にするのはバランスが悪くNG。銘柄が違うタイヤにする場合、最低でも2本交換が基本です。
純正品は1本で30,000円もするため、2本交換しても差額はわずか。
タイヤの残り溝などの状況次第では市販タイヤに交換する方がお得かも知れません。
ワンポイント:持ち込みタイヤ交換を恥じる必要はない
お買い得なタイヤ交換方法
最後に一番お買い得なタイヤ交換方法をご紹介します。
その方法は、、
オークションで新車取り外し(未使用)の新品タイヤ4本を購入し、不要なタイヤ(2本~3本)を売る。
オークションで中古タイヤを購入するのはパンク修理済み、ひび割れ、偏磨耗など粗悪品をつかまされるリスクが高くおすすめできません。
新品タイヤの1本のみは滅多にオークションに出ません。
新車購入後、インチアップなどで不要になった新品タイヤをオークションに出品される方がいるので、それを買って残りのタイヤを小売りする。
ヨコハマ ジオランダーG98のように市販されていないタイヤを購入する場合、「タイヤが売れない」リスクはありますが、これが一番安くあがります。
ワンポイント:オークションの新車取り外しタイヤはお買い得
最後に
世の中に自分と同じ問題で困っている人は3人くらいいるもの。
買い手だけでなく、売り手目線で考えると選択肢が増えますよ。
まとめ:めんどくさい人はディーラーで買え