みなさんは魚釣りは好きでしょうか。
私は大好きです。
いつ頃から釣りが好きになったのか思い出すと、幼少の頃に家族で海釣りをしたときか、釣り堀でたくさん釣れた楽しい体験がきっかけだっと思います。
当然、私の子どもたちは釣りが大好き。
今日は広島県廿日市市の釣り堀、万古渓養魚センターでニジマスを釣った話と、賢い釣り方、釣り堀で釣った魚を美味しく持ち帰る方法をご紹介させていただきます。
万古渓(まごけい)養魚センター
住所 廿日市市虫所山74
電話 0829-72-0223
営業時間 10時~17時
休館日 火曜日
アクセス 中国自動車道吉和ICよりより車で50分、または広島岩国道路廿日市ICから50分
釣り堀システム
貸し竿1本100円(エサ付き)、エサの追加は100円
時間無制限
釣ったニジマスは全て買い取り
ニジマス持帰料金 1Kg2,300円
料理代(塩焼き、唐揚げ、刺身など) 1匹あたり100円~300円
賢いニジマスの釣り方
万古渓(まごけい)養魚センターの釣り堀は焼き魚用と刺身用の2種類に分かれています。
違いはニジマスの大きさ。焼き魚用の池は焼き魚や唐揚げが美味しいサイズのニジマスが、刺身用の池は大型で三枚におろすとサーモンピンクの刺身に最適なニジマスが泳いでいます。
ニジマス持帰料金は1Kg2,300円ですので、焼き魚用のニジマスは1匹300円~500円、刺身用のニジマスは1匹800円から、大きいものになると1,500円くらいが目安です。
焼き魚用のニジマスを刺身にしても脂が乗っておらずマズい。
刺身用のニジマスを唐揚げにしてもカラっと揚がらずこれもマズい。
ニジマスのサイズと料理方法を間違えるとせっかくの新鮮なニジマスがもったいないことになるので注意してください。
楽しそうに釣りまくる旦那さんに夕飯の計画など期待してはいけません。
釣り始める前に、夕飯の献立と焼き魚用と刺身用が何匹必要か話し合ってから竿を握らせましょう。
これは立派な刺身サイズのニジマス。幼児には吊り上げられない引きと重さです。
この1匹で1,300円くらいでした。
美味しいニジマスを食べるには
持ち帰り用のニジマスは氷入りの袋に詰めてもらえます。
ここで食いしん坊さんに朗報。
ほんのひと手間かけるだけで、このニジマスが美味しくなる方法をご紹介します。
それは、、ニジマスをシメる。
この野郎!とニジマスの首を絞め上げるのではなく、首の付け根にナイフを刺し、血を抜くことでより美味しくいただくことができます。
※手でエラをめくり、魚の目とエラの上端を結ぶ中間にナイフを差し中骨を断ちます。次に尾の手前部分の中骨も断ちます。これで血液が流れ抜けます。不器用な方は頭を落としても問題ありません
釣った魚を美味しく持ち帰るには
血を抜いた魚を氷詰めの袋に入れて持ち帰ると、解けた水が魚にふれることで身が水っぽくなり鮮度低下も早まります。氷詰めの袋に入れるのではなく、氷や氷が解けた真水が触れないよう別の袋に入れましょう。
また、クーラーの氷が魚に直接あたると冷えすぎて死後硬直が早まります。氷が魚に直接触れないよう、氷と魚の間に新聞紙を数枚入れましょう。こうすることで、冷えすぎず、鮮度を落とすことなく魚を持ち帰ることができます。
魚は冷やせばよいというものではありません。冷やしすぎることで、逆に鮮度低下、味を落とすケースがあるということを覚えておいてください。
釣り堀で魚を締める際の注意事項
海や川の釣りと違い、釣り堀で釣った魚を締める際は注意事項がございます。
レジャーフィッシングの場合、釣ったその場で締めることができますが、釣り堀は清算した後にならないと魚を調理できません。
また、釣り場でナイフを持ち出し、真面目な顔で魚に突き刺していると、周りの人に怪訝な表情で見られるか、警察に通報されます。
釣り堀で釣った魚を締めるときは周りの人の迷惑にならない場所で作業してください。
ニジマス(サーモン)をさばくのは難しい
ここで残念なお知らせです。サーモンをさばくのは難しい。プロの魚屋でも時々失敗するほど、本当に難しいのです。
なぜ難しいかと言うと、サーモンは骨が柔らかく、三枚におろし際に包丁が骨の下に入ったり、骨が割れたり。独特の細長い体型も難易度を上げています。
さばいたサーモンがボロ雑巾になっても、どうかお気を落とさず。
食べれます。
市販の刺身とは全く違う
写真から、釣り堀で釣ったニジマスの鮮度や歯応えは伝わりますでしょうか。
釣った後、適切に処理した魚は市販の刺身とは別物の美味しさです。
手軽に楽しめるだけでなく食べて美味しい釣り堀の魚釣り。初夏のレジャーに、家族で遊びに行ってくださいね。