2.188Lの排気量から175PS/4,500rpm、42.8kgf・m/2,000rpmを叩き出すエンジンです。
緻密な燃料噴射を行うマルチホールピエゾインジェクターを採用。低圧縮比14.0を実現し、力強いトルクと高回転まで軽快に伸びる爽快なパフォーマンス、優れた燃費性能を発揮。
フォルクスワーゲンのディーゼルゲートで実施された国交省と環境省の試験で他社のディーゼルに比べ圧倒的なクリーン性能だったことも証明されたSKYACTIV-D 2.2。
そんな走りが楽しいSKYACTIV-D 2.2ですが、煤の蓄積でパワーダウンするという黒いうわさがあるのも事実です。
スカイアクティブDの黒いうわさ
・トルク感が低下した
・騒音や振動が増加した
・DPFの再生感覚が短くなった
・燃費が悪くなった
・ガクガクとした振動が発生した
これらに関して、自分のCX-5が快調なだけに、ネットでこのような情報を見るたび「ホンマか?」と思わずにはいられません。
恐らく、5万キロ、8万キロも走行すれば多少の経年劣化もあるでしょう。ノイズや振動も多少は大きくなるはず。
ただ、本当に経年劣化でスカイアクティブDのパワーやトルクは落ちるのか。
マツダアンチや素人はともかく、車関係の方がこのようなことを言われるのであれば、煤の蓄積でどれくらいパワーダウンするか、10万キロ走ったCX-5をシャーシダイナモに乗せ数値で語るべきでは。
CX-5オーナーとして5年乗って5%の性能以下であればそれほど気にならないと思います。
ピーク値が10%落ちたとしても157PS、38.5kgf・mと数値上はまだまだパワフル。高価な整備をしてまで改善したいとは思えません(それなら新型に乗り換える)
仮に5年、8年で20%もパワーダウンするなら問題ありの欠陥エンジンです。
それほどまで経年劣化が大きいならガソリンエンジンを買う。
スカイアクティブD2.2は果たしてどの程度経年劣化で性能低下するのか。もとむ、シャーシダイナモデータ。
※2018/02/28 追記
走行距離30,000kmを経過し、若干のトルク感ダウンと5%程度燃費悪化。大変申し訳ございませんが、費用も掛かれば車も傷むのでシャーシダイナモデータの計測・公開できません。
※2018/06/06 追記
煤の蓄積に関して、DSC施工後のレビューブログを書きました。あくまで一つの煤蓄積事例として、ご査収ください。
新車の性能が復活!CX-5 スカイアクティブD2.2の煤蓄積とミナト自動車のDSCを施工したオーナーレビュー(感想・効果)