9歳と6歳の子どもを連れて、宮島の弥山を観光登山してきました。
幼児向け弥山登山おすすめコース
登りはロープウェーを利用し獅子岩駅から山頂へ。所要時間は桟橋からの移動を含め約1時間30分のコース。下りは大聖院コ-スを歩き1時間30分でした。
9歳と6歳の子ども連れ宮島弥山観光登山の感想は6歳児には少々きつく、前半にはしゃいだこともあり後半バテました。最初は登りも紅葉谷コ-スを歩くことも考えましたが、ロープウェーを利用して正解。
大聖院コ-スは2キロ弱と距離は長いものの、石階段が多く歩き易いのが特徴。見晴らしが良くお地蔵様や御堂を見たりと冒険気分で散策できます。
幼児連れの場合、片道はロープウェーを利用するのがオススメです。
宮島ロープウェーの割引情報
宮島ロープウェーの割引はいくつかありますが、今回は宮島松大汽船のフェリー乗り場で買えるフェリーの往復チケットとロープウェーのチケットがセットになった割引チケットを利用しました。
宮島ロープウェーの通常料金は大人往復1,800円、片道1,000円。
宮島松大汽船のフェリー乗り場窓口で購入できるロープウェーの割引チケットを利用すると、フェリーの往復とロープウェーの往復がセットになったエンジョイチケットが大人1名1,800円と360円割引になります。
登り、もしくは下りは自分の足で歩く!という方はフェリーの往復とロープウェーの片道(登り・下りのいずれかで利用可能)がセットになったアクティブチケットが大人1名1,000円と360円割引。
割引率も高く大変お得なので、ロープウェーに乗る場合は宮島松大汽船のフェリー乗り場窓口で購入するのをお忘れなく。
※割引チケットは払い戻し不可
いちおう、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMも持参しましたが、予想通りワイド端100mmでも近過ぎ、早々に EF24-70mm F4L IS USMへ付け替え。
往復4時間弱の行程を1.6kgの鉄アレイを背負って歩く羽目になりました。素人の登山に望遠レンズの出番なし。素直に広角レンズを持参するのが吉です。
弥山登山に望遠レンズを持参した結果
いちおう、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMも持参しましたが、予想通りワイド端100mmでも近過ぎ、早々に EF24-70mm F4L IS USMへ付け替え。
往復4時間弱の行程を1.6kgの鉄アレイを背負って歩く羽目になりました。素人の登山に望遠レンズの出番なし。素直に広角レンズを持参するのが吉です。
以下、子ども連れ弥山登山の雰囲気をお楽しみください。
宮島ロープウェーへ
宮島ロープウェーに乗るため、登山道入り口から紅葉谷駅を目指します。
老舗旅館「岩想」の前から紅葉谷駅まで無料送迎バスが20分間隔で運行しています(定員28人)が、行楽シーズンの場合は満席になることもあります。
紅葉谷駅までのコースも趣があるので徒歩で登るのも楽しいと思います。
ねっ、雰囲気いいでしょ?
さらにさらに、冒険気分を味わうため、あえて橋の下を通ります。
旅の想い出を作るには、無駄が必要。
フェリー乗り場からロープウェー乗り場の紅葉谷駅まで大人の足で普通に歩いても20分程度かかりますが、竹輪を食べたり、トイレ休憩や幼児と散策しながら歩くと35分掛かりました。
こういう御殿もバス移動だと見ることができませんが、徒歩なら寄り道し放題。
紅葉谷駅までは平坦な道が多いので幼児連れでも楽勝です。
紅葉谷駅近くの茶屋
ここの魅力はオープンデッキが気持ちいいのと宮島の中でもリーズナブルな料金設定です。
宮島ロープウェーの無料送迎バスの終点はこの少し手前。
紅葉谷駅のロープウェー
紅葉谷駅のロープウェーは小さ目のゴンドラで定員8名。混雑時は合席になります。
榧谷駅までは1,102m、乗車時間は約10分、運行間隔は約1分です。
多少揺れます。
宮島ロープウェーは高低差があるため、高所恐怖症の人は怖いと思います。
榧谷駅へ到着しました。
怖い怖い宮島ロープウェー
ここから獅子岩線へ乗換えです。
榧谷駅から獅子岩駅までは524m。
定員30名、乗車時間は約3分、運行間隔は約15分です。
獅子岩駅までは海側に遮るものがなく絶景が望めます。
絶景を望みたい人は海側を、高所恐怖症の人は山側か、しゃがんで自分の靴を見つめましょう。
生憎ロープウェーからの景色は霞んでいました。
弥山の獅子岩展望台
ロープウェー獅子岩駅を降りてすぐのところに獅子岩展望台があります。
ここからの景色も絶景で、時間がない人、足の悪い人はここで引き返しても十分満足できると思います。
弥山山頂展望台へ
獅子岩駅から弥山山頂展望台までの登山マップ。
獅子岩展望台から弥山山頂まで往復する場合は約1時間。
弥山山頂までは約30分、山頂から下山する時間は1時間30分から2時間かかります。
獅子岩展望台から弥山山頂を目指し、徒歩で登ります。
平坦で歩き易い道あり、急な階段や離合も困難な狭い道、岩場ありと、ここだけでも登山気分を味わうことができます。
こんな大木も。
恋人の聖地、霊火堂
恋人の聖地として有名な消えずの火がある霊火堂。
806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が、1200年たった今も消えずとして燃え続けています。
この釜で沸かされている湯は自由に飲むことができ、万病に効くといわれています。
御利益目当てか、昔の恋人(シニアグループ)の聖地となっていました。
登山道にはこのような彫像、御殿がたくさんあり、普通に山登りをするより楽しめます。
弥山登山に必要な物
獅子小岩駅から山頂までは飲み物の自動販売機がありません。
冬でも山登りをすると喉が渇くので、忘れずに獅子小岩駅で買っておきましょう。
宮島弥山山頂
宮島弥山山頂の展望台に着きました。
所用時間は6歳児のペースに合わせ、走ったり止まって遊んだりしながらのお遊び登山で30分弱。
展望台では持参したお弁当やおにぎり、カップ麺や、宮島名物アナゴ弁当などを食べるお客さんが多くいました。
山の上で食べるお弁当は本当に美味しそうで、せっかく弥山に上るなら宮島らしい食べ物を持参するのがおすすめです。
子ども連れで弥山を下山する
オヤツ休憩の後は徒歩で下山。
子どもの足でも歩き易い、大聖院コース(2キロ弱)で下ります。
いくつか分かれ道がありますが、迷うようなところはありません。
頑張って歩きます。
6歳児に弥山登山は少々つらい
残り700m。
大聖院まで3分の1の地点まで降りてきました。
最初にはしゃいだのが災いしたのか、この頃になると「疲れた」「もう歩けん」とブーたれます。
ここまで文句ひとつ言わず頑張っていた長女も流石に疲れた様子。
ちなみに、運動不足&不健康自慢の私は登山開始30分で膝が笑いっぱなし。。
さあもう少し。
頑張っていきましょう!
弥山から眺める厳島の大鳥居
厳島神社の大鳥居が見えてきました。
ほら、がんばれ!
ゴールの大聖院が見えてきました。
時刻は14時前、6歳の息子の口からは「ハラヘッタ」と「カツカレーたべたい」しか出てきません。
弥山登山完了!
その後、10分ほど歩き、厳島神社付近に到着しました。
初めての(半)登山、おめでとう!
宮島弥山登山のまとめ
お正月に遊ぶだけではなく、ちょっとしたチャレンジで達成感を得て欲しいと登った宮島の弥山。
9歳と6歳の子ども連れで楽しく登る観光登山は、途中泣きそうになることもありましたが、無事に自分の足でゴールまでたどり着くことができました。
さいごに、幼児連れ弥山登山のまとめです。
●6歳児の弥山登山は登りロープウェーの半登山がちょうどいい!
●子どもには道中の彫像や御殿、紅葉橋などの変化が面白い
●弥山登山に望遠ズームレンズEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは不要
●運動不足のオッサンが思い付きで山に登ると強烈な筋肉痛が1週間続く
●登山後の牡蠣フライ定食と生ビールはメチャクチャうまい
子ども連れの宮島弥山登山、おすすめです!