こんにちは。
広島の牡蠣小屋マイスター、ハマジです。今日の記事は草津かき小屋のグルメ日記でございます。
もうすぐ広島の牡蠣シーズンもお終い。皆さんは牡蠣を思う存分堪能されましたでしょうか。
私は思い残すことが多々あったので、去る2017年4月9日の土曜日、牡蠣好きの長女を連れ「草津かき小屋」で今シーズン最後の牡蠣をいただいてきました。
草津かき小屋は広島県内では比較的新しい牡蠣養殖業者数社が集まり直営で運営する牡蠣小屋。新鮮な牡蠣が広島最安クラスの大人60分2,000円で食べ放題となる人気急上昇中のお店です。
草津かき小屋の牡蠣はどうだったかのか、さっそくいってみましょう。
レジャーとして牡蠣を食べに行く
当日は生憎(恵み?)の雨。お出かけが出来ないので「それなら!」と牡蠣好きの長女を誘い、昼から牡蠣を食べに行きました。たまにはこんな遊びも良いでしょう、子どもが成長するというのはありがたいことです。
草津かき小屋
草津かき小屋の外観はこんな感じです。お店の前の広場が駐車場となっており、お店を挟んだ向こう側には海が広がります。
時刻は開店丁度の11時、お昼ご飯には少し早いですが私は朝飯を抜いて、長女も控えめにしたので牡蠣を飲み込む準備は万端。散策も早々に牡蠣小屋へ向かいます。
草津かき小屋の駐車場はこんな感じ。宮島など観光名所の牡蠣小屋に比べ人が少なく落ち着いてたべれるのも草津かき小屋の魅力です。
広島市内初!牡蠣養殖業者直営の牡蠣小屋「草津かき小屋」
店舗名:草津かき小屋
所在地:広島県広島市西区草津港1-13
電話:082-277-9321
営業時間:平日11時~14時、17時~21時、土日祝日:11時~21時(日祝日は20時まで)
駐車場:30台
座席数:70
草津かき小屋のメニュー
草津かき小屋のメニューと食べ放題コースの料金は下記の通りです。
特筆すべきは大人2,000円とリーズナブルな値段で炭代などの別料金も不要であること。掛け値なしに2,000円で焼き牡蠣が食べ放題です。
子ども料金もあり、小学生は焼き牡蠣食べ放題がたったの500円、小学生未満に至っては無料という安さは文句なしに広島県最安です。
単品メニューも安く、焼き牡蠣食べ放題に追加でオーダーしても十分安い。中でも、牡蠣フライ、牡蠣飯、牡蠣汁がセットになった牡蠣定食800円は大変お買い得だと思います。
●焼かき食べ放題60分コース
大人2,000円、小学生500円
●焼かき食べ放題90分コース(平日夜のみ)
男性2,500円、女性2,000円、小学生500円
●単品メニュー
焼がき(1,500円~2,000円)、かき飯(300円)、かきフライ(450円)、かき汁(200円)、かき串(100円)、生ビール等
我々がオーダーしたのは当然焼き牡蠣の食べ放題コース。単品メニューは焼き牡蠣を食べてからお腹に隙間があれば追加で注文することにしました。
焼き牡蠣中は忙しくて食べれないので、時間差で注文するのが正解です(前回の島田水産の牡蠣小屋で学んだ教訓)
草津かき小屋の牡蠣
草津かき小屋の牡蠣は地元の牡蠣養殖業者7社が日替わりで牡蠣を提供しています。
食べ放題の牡蠣は左側の緑とピンクの桶に入った牡蠣。バケツの牡蠣は2,000円、右側のザルに盛られた大きめサイズの牡蠣は1,500円です。そこまで量は要らない、という方にはバケツの牡蠣か、ザルの牡蠣がおすすめです。
牡蠣殻の大きさは、同じく人気の牡蠣小屋、島田水産の牡蠣小屋に比べるとほぼ同じか草津かき小屋の方が若干小さい感じ。牡蠣からは草津かき小屋の牡蠣の方が綺麗でした。
中身や味の感想はもう少し後で。
草津かき小屋の店内
店内はこんな感じです。4人掛けのテーブルとお一人様用の席があります。
草津かき小屋は基本的にはセルフサービス。牡蠣はガス火で焼き、軍手や台拭きトングなどは自由に使えます。牡蠣の調味料は醤油、ぽん酢、レモン果汁が用意してあるため調味料を持ち込む必要がありません。
お酒の持ち込みは1人400円で可能、食べ物の持ち込みは網で焼かないものであれば追加料金は掛かりません。
草津かき小屋流、牡蠣の焼き方
草津かき小屋は店内のスタッフが牡蠣の焼き方を丁寧に教えてくれるので、まずは説明を聞きましょう。牡蠣の焼き方は島田水産の牡蠣小屋とは異なり、殻の丸い方を下側にして、フタをして6分間蒸し焼きにします。
牡蠣はぎゅうぎゅうに詰めれば8,9個くらいは一度に焼けそうですがこの日は子ども連れのため自粛。
この日は親子2人で4人掛けのテーブルでしたので網も広々使え牡蠣も食べきれないくらい焼けましたが、良く食べる男性4人が同席すると牡蠣が間に合わないかも知れません。
草津かき小屋の親切なところはオジサンの丁寧な説明が終わって牡蠣を網に乗せてから、60分間のカウントダウンが始まるところ。写真中央のタイマーが60分のカウントダウンタイマーで、60分間牡蠣のお代わりは自由です。
最後にもう少しだけ食べたい、というときはザルの牡蠣をすべて食べきる必要はなく、ザルの中から必要な牡蠣を焼いて食べる事ができます。ただし、焼いた牡蠣はすべて食べきる必要があり、焼いた牡蠣を残す場合は1個100円の買い取りとなりますのでご注意ください。
牡蠣の焼き加減カウントダウンタイマーは壁に設置してあります。牡蠣を網に乗せフタをしたらスタートボタンを押して6分間のカウントダウン開始。6分経過でアラームが鳴るのでストップボタンを押してタイマーを止めます。
次の牡蠣を網に乗せてフタをしたら、またスタートボタンを押すという非常に分りやすく焼き加減を失敗しない親切なシステムです。
長女と歓談しながら牡蠣が焼けるのを待っているところ。
読者諸兄のお父さん、娘と一緒に牡蠣を堪能するのは最高ですよ。
草津かき小屋の牡蠣を食す!
はい、焼けました。
シロウトは牡蠣が焼けるとすぐに食べようとする愚行を犯すところですが、玄人は焼けた牡蠣を皿に退避し、次の牡蠣を網にのせタイマーのスイッチを入れてから食べに掛かります。
というマメ知識は草津かき小屋に不要。スタッフのオジサンが「牡蠣が焼けたら皿において、次の牡蠣を焼いてから食べてください。その方が沢山食べれますよ」とこれまた超絶親切に教えてくれるので誰でも玄人になれます。
というわけで早速実食!
熱々、プリプリの草津かき小屋の牡蠣をいただくと、、
旨い!
太田川から流れるミネラルを栄養に、シーズン終盤の身が肥えた牡蠣は本当に旨いです。
この日の牡蠣は大きさはそこそこながら、身入りが良くどれもぷっくりと太った牡蠣。磯臭さはみじんもなく塩分も絶妙で子どもにも食べやすい良質な牡蠣でした。
牡蠣を焼くのもナイフを使い牡蠣を開けるのも自分でする長女。6分の焼き時間は焼き加減にうるさい長女も納得の塩梅です。
草津かき小屋の牡蠣をお代わりする
2盛りの牡蠣をあっという間に食べきり、牡蠣を追加。前回、島田水産の牡蠣小屋では「何個食べれるか」という無謀な挑戦をして若干お腹の調子が悪くなったので、今回は味わい重視で食べました。
残り時間は40分もあり、制限時間前に満腹となること確実です。
じゃんじゃん食べているところ。
草津かき小屋のガス網は炭火ほどの強力な火力ではないものの、牡蠣殻がはじいたり粉が舞います。汚したくない荷物は席の横にプラスチックケースがあるのでそこに入れましょう。私はカバンとカメラが粉だらけになりました。。
小学生でも牡蠣小屋を楽しめる?
実際に行ってみて牡蠣好きは間違いなく楽しめると感じました。火傷と牡蠣殻がはじけて怪我をしないように注意すれば問題なしです。
単品メニュー
焼き牡蠣に満足したので単品メニューを追加。とはいえ、だいぶお腹がいっぱいだったのでテイクアウトも可能な牡蠣フライと牡蠣飯をいただくことにしました。
牡蠣フライは大きめの牡蠣がカラッと揚がっており、タルタルソースもあります。完全に旨い。牡蠣飯の方は若干味が濃い(塩辛い)のと写真でも分る通り所々白く火の通りが甘い米粒が残っており「もうちょっと頑張りましょう」という感じです。正直でスンマセン。
あとは旨味の詰まった牡蠣汁も飲みたいところでしたが、お腹がいっぱいで断念しました。
単品メニューに焼き牡蠣を合わせれば途端に豪華な雰囲気に。
「牡蠣フライ食べたい!」という長女でしたが焼き牡蠣でお腹いっぱいになり1つ食べたところでご馳走としました。この日食べた牡蠣は私が50個(結局食べまくった)、長女が20個と今シーズンの締めくくりに相応しい牡蠣祭りとなりました。満足満足。
草津港を散策
草津かき小屋でご馳走様となったあと、すぐに車に乗ると気持ちが悪くなりそうだったので少しだけ近辺を散策しました。
こちらは牡蠣小屋を出てすぐのところにある牡蠣組合の入ったビルですが、見てくださいこの迫力。中央卸売市場がある草津漁協はスケール大きい建物が沢山あり、見るだけでも楽しめます。
牡蠣打ち場から運ばれる牡蠣殻とか、
港の船を見てこの日の牡蠣ツアーは終了。
まとめ
牡蠣の名産地、広島の牡蠣小屋の中でも草津かき小屋の焼き牡蠣60分2,000円食べ放題コースは価格コム最安間違いなしのお値打ち価格です。
牡蠣の味も旨味、塩分、ジューシーさのバランスが良く、牡蠣を食べた時期が良かったこともありリピート確実の美味しさでした。
今シーズン最後にもう一回!という方は草津かき小屋では牡蠣が5月7日まで食べれますが、牡蠣が卵を持ち始めるので4月の早い時期にいただくのが良いと思います。
安くて美味しい草津かき小屋は満足度120%のお店でした。