CX-5ブログです。
遅くなりましたがCX-5のディーゼルエンジン(スカイアクティブD2.2)のリコール対応が完了しましたので本記事でまとめたいと思います。
マツダCX-5ディーゼルエンジンのリコール
●リコール届出番号
3997
●リコール届出日
平成29年2月23日
●リコール内容
吸気バルブとバルブシート間に煤が挟まり圧縮不良となって、エンジン回転が不安定になるほか、最悪の場合、エンストに至る等、5件の不具合
●リコール対応内容
全車両、インジェクタ取付ナットを増し締めします。
また、油圧を点検し、油圧に異常が確認された場合は、エンジン内部を洗浄し、オイルストレーナとエンジンオイルを交換します。
全車両、燃料リターンホースを改良品と交換します。
全車両、制御プログラムを対策プログラムに修正します。
リコール対応作業
ディーラーへの車の持ち込みは妻にお願いし、リコール作業はセンタコンソールカバーの交換作業と合わせ1時間30分で終わりました。
妻は車に全く興味がないのでディーラーにはあらかじめ細かい説明は不要と連絡し、実際の作業も「問題なく完了しました」程度であっさりと終了。
妻からは「メンドクサイから自分で行ってくれる?」と文句を言われました。
お手数をお掛けし誠に申し訳ございません。
リコール対応後のフィーリングの変化
一部ネットで報告されたリコール対応時のECUリプロによるエンジンフィーリングの変化について確認するため、リコール作業後50km程走り評価しました。
まず、初代CX-5のスカイアクティブD2.2で良く言われる出だしのモッサリ感については私の感覚ではほとんど変化を感じません。
もしかしたら変わっているのかも知れませんが、変化の量はオイル交換後に感じるエンジンの吹け上がりの軽さのような明確に感じられるものは無く、ニブチンでしたらごめんなさい。
また、2017年発売の新型CX-5の試乗で感じた吹き上がりの軽さも当然感じませんでした。
これはECUのリプロとは無関係の部分であるDE過密制御等の効果によるところが大きく、DE過密制御の無い初期型スカイアクティブD2.2はリコールの対応を行っても悪く言えばモッサリ感、良く言えば粗さ(良く言ってない?)の残るフィーリングは存命でした。
なお、これは私にとっては良いことで、エンジンのフィーリング(だけは)過給機のサプリを明確に感じる2015年式CX-5の方が好みです。
リコール対応後の振動の変化
変化なしか、若干小さくなった気がします。
恐らくリコール対応したことで「何か良くなった」というプラシーボ効果です。
リコール対応後の燃費の変化
変化なし。
広島市内を普通に走りリッター13kmの燃費に変化はありません。
不満も全くありません。
リコール対応後のDPFの変化
リコール作業後、15kmほど走ったところでDPFが入りました。
リコール作業で煤焼いたついでにリセットするのでは?と考えていましたがそうではないようです。
※もしかしたらリセットし忘れた?以前オイル交換時にオイル交換アラームをリセットし忘れられ、後日高速道路走行中にオイル交換アラームが点灯した時はあせった
フィーリングの面ではDPF作動時は平常時と違い従来と比べ吹き上がりの軽さを感じました。
言い方を変えるとリコール対応前に比べ回りたがるような傾向にあり、エンジンを回し温度を上げることで煤の燃えカスが蓄積しないように変更されたと推察しています。
また、リコール対応前に比べPF作動時のエンジン音と排気音の音質変化が和らぎました。
(おまけ)センタコンソールカバーの交換
先日のメーター回りのビビリ音対策で溶剤の液だれが付いたセンタコンソールカバーを交換していただきました。原状復帰しただけなので特に感想無しです。
キレイに使っていただけに、元に戻って良かった。
リコール届出番号3997まとめ
数記事に渡り経過を報告したマツダCX-5ディーゼルエンジンのリコール対応ですが、気になっていたリコール対応後のエンジンのフィーリングはほぼ変化なし。
5件纏めてのリコール届となりましたが、不具合が顕在化しておらず対応を終えた今となっては良い判断と感じました。
今回の対応でスカイアクティブD2.2の煤が溜まる問題が無くなることを願います。