久しぶりの畑作業です。
先日のことですが妻の実家にある義父の家庭菜園でイチゴ狩りを楽しみましたので家庭菜園日記に残しておきます。
家庭菜園と言っても凝り性の義父の畑は数十種類の野菜や果物が所せましと植えられており、子どもたちが小さい頃は裸足で泥んこになって遊んだものです。
最近は習い事やお友達と遊ぶ方が忙しく以前ほど畑で土に触れることができてませんが、土や畑が好きな事には変わりなし。イチゴが収穫できると聞いた子どもたちは嬉しそうに畑に走っていきました。
今年は間引くのをやめたそうで、イチゴ畑に行くと小ぶりではあるものの、たくさんのいちごが実っていました。無農薬栽培のため虫食いに気を付けなければなりませんが体に良いことは間違いありません。
一生懸命収穫する子どもたちの隣で私はもぎたてのイチゴをツマミ食いすることにしました。とったら食べる。生きていく上の簡単なルールです。
子どもたち「洗わないと汚いよ」
私「フーすれば大丈夫。男はガタガタ言わないの」
子どもたち「さっきナメクジが乗ってたよ」
私「・・・」
いただいたイチゴはあまさの中にほのかに土の味が混ざっていました。ビニールハウス育ちではないので洗って食べた方がよさそうです。
当然ながら家庭菜園にはさまざまな虫がいます。
ミミズにナメクジ、とんぼ、チョウやカメムシなど。
生き物に沢山出会えるのも無農薬栽培の畑の魅力。
カメムシなどは臭いだけで無害なのでどうでもいいですが、ナメクジやテントウムシの幼虫はイチゴや葉を食い荒らす困った害虫です。
義父から害虫を見つけたら踏みつぶすよう指示されていた子どもたちですが、長男はともかく動物好きで優しい長女は葛藤がある様子。
長女「パパ、テントウムシの幼虫がいるよ」
私「葉っぱ食べてるね」
私「どうする?」
長女「じぃじに見つかったら殺されるから葉っぱごと向こうに持って行くね」
難を逃れたラッキーなテントウムシ。トウモロコシ畑の横で成虫になるまで過ごすことでしょう。
家庭菜園はさまざまな想いが交錯する場でもあります。
10分程度の収穫作業でボール一杯分のイチゴが採れました。
収穫したイチゴはさっそく練乳をかけたりヨーグルトに入れて子どもたちのオヤツになります。新鮮なイチゴは甘酸っぱくて最高でした。