名古屋科学館で120万ボルトの放電ラボとマイナス30度の極寒ラボを体験してきた|蕎麦が好き

名古屋科学館で120万ボルトの放電ラボとマイナス30度の極寒ラボを体験してきた

こんにちは。

広島のイクメン、ハマジです。

2017年5月13日、広島から1泊2日の日程で名古屋へ遊びに行きましたので旅の目的である名古屋科学館と名古屋レゴランド・ジャパンをご紹介したいと思います。

今回の記事は名古屋科学館の放電ラボを体験したところから。



放電ラボ


そびえたつ2基のテスラコイルから、激しい放電音とともに4mもの電気火花が放たれます。空中をのたうち回るように動きつづける電気火花は、電気エネルギーの激しさを実感できます。

整理券配布場所:天文館4階 サイエンスステージ北側通路
定員:1回あたり60名
所要時間:20分

※整理券はひとりに1枚ずつ配布。代表者が人数分受け取ることはできません。

出典 名古屋科学館Webサイト「大型展示」
URL http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/exhibition_guide/largeexhibition.html

放電ラボは整理券が必要なイベントで各回60名の定員です。1日数回開催されますので通常の土日であれば10時までに並べば整理券が無くなるなんてことは無さそうでした。


放電ラボの入り口。レントゲン室みたいな雰囲気です。


放電ラボ内はこの様な形になっています。柵の中にある大型のコイルがメインの放電ショーで使われ、テーブルの上の金属球は説明&体験用の装置。

参加者の中から運良く選ばれた人が放電現象を体験することができます。


運良く長女が選ばれました。

スタッフのお姉さんの指示に従い装置に触れると、指の先からバチバチと太い静電気のような光が出ています。痛くは無かったとのことですが、名古屋旅行のよい思い出になったことでしょう。

なお参加者は子ども連れが中心ではあるものの大人でも十分楽しめる内容。十分どころか放電中は非常に大きな音がするので泣き出して途中退席した子どももいました。それぐらい迫力のあるイベントで必見の価値あり。


放電中はこんな感じです。

少し明るめに撮りましたので実際はもう少し暗いのですが「ゴゴゴゴゴゴ!!!」と凄まじい轟音が充満し大人でも怖いくらいです。


放電ショーは計3回もありますので写真を撮りながら見てもお腹いっぱいになることができました。

全国的に見てもこの様な放電現象が体験できる施設は少なく、名古屋科学館へ行かれた際はぜひ体験したいイベントです。


続いては同じく整理券が必要なイベント、マイナス30度の空間で南極の氷に触れることができる極寒ラボを体験しました。

なお、スケジュール的には10時からの放電ラボを見た足で10時30分からの極寒ラボに参加することができました。イベントのタイムスケジュールは名古屋科学館のサイトや名古屋科学館のエントランスに掲載されていますし、イベント間の接続は整理券配布時に質問すれば丁寧に教えてもらうことができます。

極寒ラボ


日本初!マイナス30℃の展示室で、オーロラの全天周映像を見よう!「極寒ラボ」では、極寒の体験をしながら、いろいろな氷の実物や実験を見たり、極地について知ることができます。

整理券配布場所:理工館5階 極寒ラボ入り口横
定員:1回あたり20名
所要時間:20分

※整理券はひとりに1枚ずつ配布。代表者が人数分受け取ることはできません。

出典 名古屋科学館Webサイト「大型展示」
URL http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/exhibition_guide/largeexhibition.html


いざ、マイナス30度の世界へ!

のハズが6歳の長男が寒いのは嫌だ!とヘタレっぷりを炸裂させましたので体験したのは妻と長女のみ。私と長男は極寒ラボ横のモニターからの中の様子を見るだけでした。後から妻に聞いた感想は貸しコートなどもあるので全く寒く無く、イベント後に顔に触ると冷たくなっていましたが本人たちは「楽しかったー」と至って平気そうでした。

マイナスの世界は北海道スノボ旅行でマイナス17度を体験したり魚屋の冷凍庫で鼻毛を凍らして作業していたのでなんとなく想像できますが、とりあえずカメラが曇らなくて良かったと思います(スタッフさんの話によると体験した人でたまにカメラが壊れたという人もいたようです)


理工館 5階 物質・エネルギーのせかい


極寒ラボが終わるまで長男と「理工館 5階 物質・エネルギーのせかい」の展示物を見て回りました。これは物質の重さ比べの展示で、一番軽い木から20キロもあるタングステンまで重さの順番に並んでいます。

豪腕の私は指2本で20キロのタングステンを軽々と持ち上げ、父親の威厳を保ちました。


その後、妻たちと合流。

旅行前の計画では半日で見れるかも?と考えたこともありますが、名古屋科学館はとにかく広く1つの展示コーナーの見学に20分から30分は掛かるため、1日コースにして正解でした。


化学は身近な体験からということで、マツダCX-5の洗車で撥水剤の効果を知っている長男は撥水と親水の違いに興味津々でした。


匂いの働きを体験するコーナー。こういうのも子どもは喜びます。


生命館 5階 生命のひみつ


続いて見たのは同じ階の「生命館 5階 生命のひみつ」

パネル展示だけのようなショボイものではなく、脱皮中のカエルや昆虫など本物の生き物も展示されています。


投げ入れないでください


移動中に吹き抜けのフロアで驚いたのがこちらの注意書き。

「ものを投げ入れないでください」

確かにここに投げ入れると1階エントランスのお客さんが大変なことになりますが、大勢の人がいる公共の場に物を落下させるようなアホがいるのでしょうか。

そういえば、愛媛県松山市道後温泉ではゴミ箱の注意書きに「たんやつばを吐かないでください」というものがありました。だれがゴミ箱にタンを吐くのか、、まだまだ世の中には信じられないことが沢山あります。


天文館 5階 宇宙のすがた


続いて見たのは「天文館 5階 宇宙のすがた」

リニューアル前のプラネタリウムで使われていた機材も展示されており、私などはこれだけでもテンションが上がってしまう宇宙の展示室です。しかも当然広くて見所満点、男の子は絶対喜ぶと思います。


巨大な望遠鏡も実際にのぞいてみることができます。


更に巨大な望遠鏡も。ここもゆっくりしていたらあっという間に30分くらいは経過します。この後は休憩室で事前に買ってきたお弁当を食べ(名古屋科学館には軽食レストランもありますが、あえてここで食べたいと思うほどではなくお弁当やパンを持参されるお客さんが多いようです)次の展示ルームへ移動しました。


生命館 4階 人体のふしぎ


昼食後に最初に見たのは「生命館 4階 人体のふしぎ」

小学校低学年には少し難しい内容でしたが、迷路やパズルで遊びました。


極寒ラボと放電ラボどちらかを体験するなら


写真枚数が多くなりましたので続きは次の記事で。

最後になりますが、もし時間の都合で極寒ラボと放電ラボどちらかしか体験できないとしたら、私なら放電ラボを選びます。理由は(南極の氷は難しいですが)マイナスの世界は他所でも体験できるのに対し、120万ボルトの放電現象が体験できるのは名古屋科学館だけ。実際に体験した感想も120万ボルトの放電はその場にいるのが怖いくらいの迫力で鮮烈な体験でした。

整理券をゲットできるかどうかの観点では1回あたり極寒ラボが定員20名に対し放電ラボは定員60名と放電ラボの方が余裕があります。どちらも同じ時間から整理券の配布が始まるため、お客さんが少ない日は枚数が少ない極寒ラボの整理券を先にゲットし、後から放電ラボの整理券へ。

お客さんが多い日は見切りを付け放電ラボから先に並び確実に整理券を得る作戦が良いと思います。通常の土日であれば10時までに来館すれば整理券が無いということは無さそうでしたが、大型連休や夏休み・春休みなどの最繁忙期は事前に計画を練って並ぶのが無難と感じました。

次回の記事では高さ9メートルの竜巻を観察する「竜巻ラボ」と日本一のプラネタリウムの様子をお届けします。



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