ゲームネタが続きます(ちなみに私はゲームしない人)
ゲームに興味が無い子どもにゲーム機を買ってみた
記事タイトルの「ゲームに興味ない子ども」は半分釣りで半分ホントです。
うちの子はショッピングモールに行けばゲーセンの釣りゲームがしたいという程度で、DSなどのゲーム機を欲しがりません。
子ども用のiPadとiPod touchで満足しているのか、どうせ買ってくれないだろうと絶望しているのか、おもちゃ屋さんでゲームを見ても買ってくれとお願いされたことすらありません。
そんな我が家ですが、先日ニンテンドースイッチとマリオカート8デラックスを買いました。
理由はゲームを全くしないより、ゲームをした方がメリットがあるから。
子どものゲームと言えば「うちの子はゲームばかりで全く勉強しないザマスよ、オホホホ・・・」というマイナス面が思い浮かびますが、私はゲーム肯定派です。
ゲームに限った話ではありませんが体験する機会は多い方がいい。ゲームをすることで頭の体操や知恵が付いたり、節度を守ってやることを前提に多少ゲームでも遊んだ方が知育の面でもメリットがあります。
また、周りの家庭を見てもゲーム機が一台もない(これまでは子ども用のiPodとiPod Touchで代用)のは我が家くらいで、みんな何かしらのゲームを持っています。
そんな我が家ですが、先日ニンテンドースイッチとマリオカート8デラックスを買いました。
理由はゲームを全くしないより、ゲームをした方がメリットがあるから。
子どものゲームと言えば「うちの子はゲームばかりで全く勉強しないザマスよ、オホホホ・・・」というマイナス面が思い浮かびますが、私はゲーム肯定派です。
ゲームに限った話ではありませんが体験する機会は多い方がいい。ゲームをすることで頭の体操や知恵が付いたり、節度を守ってやることを前提に多少ゲームでも遊んだ方が知育の面でもメリットがあります。
また、周りの家庭を見てもゲーム機が一台もない(これまでは子ども用のiPodとiPod Touchで代用)のは我が家くらいで、みんな何かしらのゲームを持っています。
ゲームが無いと話についていけなかったり、いざお友達のお家でゲームをしてもゲームに慣れてないのでコテンパンに負けゲームや遊ぶのが嫌になる可能性もあります。いつもお借りして遊ぶのも申し訳ない。
という訳で下の子も小学生になりルールの分別もつくようになったので、家庭用ゲーム機を導入することに決めました。
購入するゲーム機はテレビで対戦プレイができること、なるべく新しい機種で人気が出そうなこと。
という訳で下の子も小学生になりルールの分別もつくようになったので、家庭用ゲーム機を導入することに決めました。
購入するゲーム機はテレビで対戦プレイができること、なるべく新しい機種で人気が出そうなこと。
タイミングがよいことに要望通りの機能を備えたニンテンドースイッチが発売されたのでこれに決定、記念すべき初めてのゲームソフトはマリオカート8デラックスにしました。これなら兄妹で対戦できるし、お友達が来たときも盛り上がる。
子どもにお願いされた訳でも自分が遊ぶ訳でもなく、親の判断で勝手に購入したゲーム機。子どもたちにはスイッチが届く前日、テレビでマリオカートのCMが流れていたタイミングで「これ買ったよ。パパのだけどルールが守れるなら遊んでいいよ」と伝えました(長男はヨッシャ!長女はゲーム買うくらいなら本買って!というコメント)
子どもにお願いされた訳でも自分が遊ぶ訳でもなく、親の判断で勝手に購入したゲーム機。子どもたちにはスイッチが届く前日、テレビでマリオカートのCMが流れていたタイミングで「これ買ったよ。パパのだけどルールが守れるなら遊んでいいよ」と伝えました(長男はヨッシャ!長女はゲーム買うくらいなら本買って!というコメント)
前置きが長くなりましたが、この記事ではゲーム機に興味が無い子どもがニンテンドースイッチ&マリオカート8を前にしてどのようなリアクションをとるのか、ゲームを買うことでどのような変化や影響があるのかまとめます。
買ったものと開封の儀
今回購入したニンテンドースイッチとゲーム機はこんな感じ。費用は総額40,000円ほどで、子どものおもちゃにしては痛い出費です。
・ニンテンドースイッチ本体 32,378円(税込)
・マリオカート8デラックス 6,458円(税込)
・joy-conハンドル 1,598円(税込)
・液晶保護ガラスフィルムとケース お値段忘れました。たぶん2,000円ちょっと。
本体は広島のどこの店舗も売り切れのためニンテンドーストアで買いました。液晶フィルムは必須です。
ケースは使う機会は少ないと思いますがイザという時のために一応。ソフトはマリオカート8とコレは絶対面白そうと思いjoy-conハンドルも買いました。後述しますが子どもが遊ぶならjoy-conハンドルはメチャ楽しく必須です。
お約束の開封の儀。
ゲームが届いたとき、長男は空手の練習で不在だったため長女と2人で開封&初期設定を行いました。
ちょっと可哀そうな気もしましたがすぐに遊べる方が喜ぶだろうと判断しました(この判断は当面使いそうにない部品を事前に隠すことができるなど、正解でした)
液晶フィルムです。
子どもが遊ぶため強度が強い物を選定しました。フィルムを張るのが苦手なので毎回緊張します。
緊張とは裏腹にあっさりと装着。なんですかこのかんたん&きれいな仕上がりは。
付属のアルコール入りクリーニングペーパーで拭きドライペーパーで仕上げ、フィルムを張るまで2分で終了。気泡も勝手に隅に流れ消えてくれたので何もすることがありませんでした。
フィルムが付いたのでこれで安心。
とりあえずよく分らないので長女と一緒に適当に触ります。
joy-conを付け外ししてロックボタンの位置などを学習。
ニンテンドースイッチはこちらの携帯モード、テレビにつないだテレビモード、背面スタンドを引き出したテーブルモードの3つのモードで遊べるゲーム機。
ウチは子どもがお家で遊ぶだけなのでテレビモード固定になりそうですが、一応携帯モードでも遊べるというのは非常に便利。ニンテンドー3DSなどに比べると少し高めのプライスですが、機能性を考えるとこちらの方がお得と感じます。
joy-conをグリップに付けた状態。
写真でお気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、ニンテンドースイッチのコントローラーは携帯用に合わせ小さ目で、私のように手が大きい大人には少し持ち難く感じます。
実際のところ私はほとんど遊ばないのと、子どもが使うにはこれくらいのサイズが丁度良いので、サイズ感を含めこの設計は素晴らしいと思います(これ以上小さいと子どもでも使いにくいかも知れませんが)
joy-conを外し、ストラップを付けた状態。
左右のjoy-conは写真のように1人で両手に持って使うこともできますし、対戦ゲームなどで2人で使うこともできます。もちろん加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサーによるモーションコントロール付き。
マリオカートをより楽しく遊ぶために購入したjoy-conハンドル。
詳細は後述しますが、子どもがうまく使えるか不安だったもののアッサリと使いこなしていたので拍子抜けしました。考えてみると直感的に考える子どもにとって、車をスティックや矢印ボタンで操るなんてナンセンスで、ハンドルがあればステアリングを切って向きを変えるというのが自然というもの。
これは安いし楽しいし子ども喜ぶし、買って良かった一品です。
箱から出したところ。
質感は当然プラスチック感テンコ盛りで、子どもの手にちょうどいいサイズ。
joy-conを外してハンドルの中に入れて使います。
これは間違った付け方で、上のLRボタンの方から先に入れた方がスムーズに装着できます。とは言えどちらを先に付けても支障はなく、子どもでも簡単に付け外しできました。
ぶいーん。
開封の儀をアシスタントしてくれている長女、ゲームを買ったと伝えた時は「要らん」と言ってましたがニンテンドースイッチが届くと興味津々です。
joy-conを動かしたりjoy-conハンドルで遊んだりしている内に「早く遊びたーい」とニコニコ顔になってきました。
子どもにゲーム機を買う
初めて買うゲーム機
初めてのゲーム機購入は、どれを買えばいいのか気になりますよね。
候補に挙がったのはニンテンドーDS、プレステ4、それからニンテンドースイッチ。お友達と遊ぶことを考えると出荷台数が多くみんなが持っているニンテンドーDSも魅力的。
ただしテレビに接続できないので1人1台ゲーム機本体とソフトが必要になります。プレステ4はVRが魅力的でしたが対象年齢が12歳以上ということで今回は断念。
ニンテンドースイッチは今は持っている人が少ないものの、売り切れ続出で今後は子どもゲーム機の主役になるはず。今買うならこれしかありません。
初めて買うゲームソフト
ゲーム機と同じくらい悩んだ初めてのゲームソフト。
兄妹やお友達と遊べるよう、VSモードで対戦できるゲームがよいと考えました。子どもたちの記念すべき初ゲームソフトとして候補に挙がったのは下記の3ソフトです。
1-2スイッチ
ボンバーマン
マリオカート8デラックス
1-2スイッチは面白そうなのは確かですが、レビューの評判がイマイチなこと、せっかくテレビにつなぐことができるのに、テレビを見ないでも遊べるという点に魅力を感じませんでした。もう少し価格が安ければ評価は違ったと思います。
ボンバーマンは4/21のアップデートで不満の多かった視点の悪さや操作性の悪さが改善され魅力が増しました。
マリオカートの魅力のは語る必要もないでしょう。
ボンバーマンかマリオカートで最後まで悩みましたが、レース有りバトル対戦有りとゲーム要素が豊富であること、キャラクターも含めとっつき易いことからマリオカートを選びました。
合わせて買うもの
ゲーム機本体とソフトの他にせっかくの初ゲームということでハンドル型のコントローラーを追加で購入しました。
これが大正解でjoy-conハンドルは子どもがマリオカート8デラックスで遊ぶなら必須と言える出来のよさ。
その他には子どもが扱うということもあり、液晶保護フィルムは強度重視で選定。たぶん使わないと思いますが携帯用ケースも買いました。
ゲームをやってみた
実際にニンテンドースイッチ&マリオカート8デラックスで遊んでみました。
ニンテンドースイッチはTVモードでスイッチオン。
子どもたちはビーナやiPad以外の本格的なゲームはこれが初めてで要領が悪いのでレース開始までフォローします。
最初2P側のjoy-conのLRボタンを押しても認識しないというトラブルがありましたが、一度スイッチ本体に付けることで認識しました。
とりあえず最初は走れればよいと考え簡単なレースモードを選択。
ドライバーキャラ選びはさっそく盛上り「マリオがいい!」「やっぱりクッパ!」「こっちの方が強そう!」とはしゃぐ長男。
長女の方は女の子らしくピーチ姫を選びます。
続いても車選び(ボディー、タイヤ、カイトを選択肢の中から選ぶ)もとりあえずは見た目重視でワイワイやりながら。
当然アシスト機能はオンのままでレース開始!
レースが始まると、アシストのおかげか思いのほか上手に運転します。アシストが効いているとは言ってもハンドル操作は自然に反映されるので運転している感は十分以上です。
途中、アイテムを使い抜いたり抜かれたり。
甲羅で撃たれたり、イカスミで前が見えなくなったり。スターで無敵になって爆走したりと大盛り上がり。
気が付くと前のめりで笑いながら遊んでいる。
ゲームに興味が無い9歳と6歳児の反応は、予想通りとっても楽しい!という結果でした。
ゲームを買って良かったこと
必要以上に勝負にこだわらなくなった
負けん気が強く勝ち負けにこだわる長男。
それ自体はいいことだと思いますが、オセロやすごろくで負けると悔しさのあまり泣いてしまうこともあります。
マリオカート8デラックスでも負けると面倒なことになるのでは、、という心配は完全に杞憂でした。
1位になれば「よっしゃー!」と大はしゃぎするのは変わりませんが、3位でも8位でも、ビリになっても「負けたー」と悔しがる程度で終始笑顔。
「マリオには勝ったけどねー」「コインは一番とったよ」「このコース面白い」と気持ちの切り替え方や自分なりの楽しみ方、次のゲームでがんばるなど、いい意味で勝ち負けにこだわらず楽しめるようになりました。
勝ちたいという気持ちが芽生えた
長男とは反対に勝ち負けのある遊びは審判をやりたがるなど、勝負事を避ける傾向にあった長女はマリオカート8デラックスをきっかけに勝ちたいという気持ちが芽生えました。
最初は3歳年下の長男にも負け下位をウロウロしていましたが、joy-conハンドルの操作方法をステアリングを切るように運転するようアドバイスすると一気に上達。
長男に勝つどころか1位になることもあり、勝つと当然「やったー!」と嬉しそうなリアクション。また、一度勝ったことで勝利の味を知ったのか、負けたり下位に沈むとこれまでと違い悔しそうな反応を取るようになりました。
親としては勝負事から逃げる傾向を心配していたので、この効果がゲーム以外にも続くことを期待しています。
ゲームを買って悪いこと、悪くなりそうなこと
目が悪くなりそう
これは非常に心配。
ゲーム中の子どもたちの目を見ていると明らかに瞬きの回数が減り、画面を凝視します。
1時間も経過する頃にはゲーム開始前に比べ明らかに潤いが減っていたので、当面はゲームの時間は1時間まで。
1時間以上する場合は必ず休憩を取り目を休ませなければなりません。
壊されそう
ニンテンドースイッチはニンテンドーDSに比べ着脱部が多く耐久性が心配です。
当然、素人が心配する部分は対策検証済みだと思いますが、スイッチ本体からjoy-conをロック解除ボタンを押さずに外そうとしないか、ドックに差し込む向きを間違えないかなど、小学1年生に遊ばせるには気になる部分があるのも事実です。
その他、気づき
マリオカート8デラックスは最初だけ親のフォローが必要
9歳と6歳の子どもにマリオカート8デラックスで遊ばせて発生したトラブルは下記の通りです。
選ぶ、進む、戻るの操作が分からない。
コントローラーの認識のさせ方が分からない。
ホームボタンを押して元に戻れなくなった。
ハンドルアシストがオフになった。
いちいちヘルプを見るような分かり難さは無いものの、スムーズに遊べるようになるまで最初の2、3日は親のフォローが必要かも知れません。
外で遊ぶことは無い
ニンテンドーのニンテンドースイッチ公式サイトに使われているキャンプ中と思われる野外でニンテンドースイッチで遊ぶ子どもたちの絵。
マーケ的にはこういう絵になる写真を使いたいのは分かりますが、実際のところアウトドアで遊ぶときはゲームの出番など無いくらい面白いイベントが目白押し。ウチの例では外で遊ぶときにニンテンドースイッチを持ち出すことはまずなく、帰省で長時間移動する際に使うことがあるかも?と言う感じです。
お手伝い&お勉強の時間が増えた
はい、ニンジンのエサ作戦です。
ニンテンドースイッチを購入するにあたり、いくつかゲームに関わるルールを決めました。
ゲームをするのは勉強や明日の準備などやることやってから。
お手伝いをする。
1日1時間まで。
これが守れないと高嶋ちさ子さんのようにゲームを折って捨てる(そんな男気は無いのでこっそり売りに行く)と伝えてますので、とりあえずの効果は抜群。
ゲームのために頑張るなんて子どもらしくないと批判されそうですが、自分の場合も旅行や欲しいものを買うために頑張って働いているので成長とはそういうものだということにしておきましょう。
ニンテンドーみまもりスイッチ
ニンテンドースイッチは「ニンテンドーみまもりスイッチ」という保護者向けのアプリがリリースされています。
アプリからほぼリアルタイムに一日のゲーム時間を確認することができるので、どれくらい遊んだか一目瞭然。1日に遊べる時間の制限や使える機能の制限も可能です。
遊びすぎやルールを守って遊んでいるか簡単にチェックができるので非常に便利です。
大人がやっても面白い
あまりに子どもたちが楽しそうに遊ぶので妻とレースモードで対戦してみました。
小学生時代はマリ王と言われた私。
1位に調子こいて爆走する妻(クッパ)の背後で大人しく走り、最終ラップ最終コーナー手前で赤甲羅を2発ブチ込み見事1位を奪取!
ニンテンドースイッチ&マリオカート8デラックスは大人が遊んでも最高に面白いゲームです。
最後に
ゲームに興味が無い子どもたちが初めてニンテンドースイッチで遊んだ感想は予想通り大変楽しそう。兄妹仲良く遊ぶ姿は見ているこちらもうれしくなりました。
購入してまだ数日ですが、やりたいやりたいと駄々をこねることも無くルールを守って遊んでいるので、このタイミングでゲーム機を買い与えて良かったと思います。
最後になりますが、今回ニンテンドースイッチは誕生日やクリスマスプレゼントではなく、あえて何でもないタイミングにお父さんの物として購入しました。
お父さんのだから兄妹やお友達と仲良く遊べるなら貸してあげる。仲良くできないなら貸さない。こうしたことで兄妹どちらの物でもないので自分のだと喧嘩になることもなく、誕生日やクリスマスに高価なゲームを買ったという不都合な実績(また買って!につながる)も残りませんでした。
買い方はともかく、小学生の子どもたちの初めてのゲーム機として、ニンテンドースイッチ&マリオカート8デラックスは大変おすすめです。