今回紹介するのは中国製のカナル型イヤホン「Codio X7」です。
金属ハウジングのスタイリッシュなカナル型イヤホンでこの価格帯では珍しいL型プラグを採用。ケーブルも耐久性の高い素材で断線の心配がありません。
音質は適度な低音に自然な感じに聞こえる中域が印象的。聞き取りやすくジャンルを問わないイヤホンです。
パッケージ
Codio X7はカジュアルな色合いの箱にパッケージされています。
スライド式ではなく見開き式で質感に不満無し。
外箱にはひも状の持ち手が付いており、持ち運びやディスプレイにも使えそう。
ラベルは英語・中国語です。
スペック
手頃な価格のCodio X7ですが、スペックはCodioの上位機種と比較しても大きな違いはありません。コネクタ仕上げは耐久性の高いL型金メッキとなるなどコスパの高さが光ります。
●仕様
型番:Codio X7
タイプ:カナル型イヤホン
駆動方式:ダイナミック型
再生周波数帯域:20Hz~20KHz
インピーダンス:32Ω
音圧感度:100dB+-3dB
コード長さ:1.2M
接続端子:3.5mm L型ステレオ
コネクタ仕上げ:金メッキ
イヤホン
イヤホンはシルバーの金属製でiPhoneとデザイン上の相性もバツグン。取り外しは出来ません。
スピーカー径は8mmで、実際に付けた感想は遮音性に優れておりバスや電車の中でも騒音を抑えクリアに鳴らします。
Codio X7で特徴的なのはイヤホン背面にマグネットを採用しており左右のイヤホンを合わせて収納できるため、ケーブルが絡む頻度が激減。
実際に使った印象もカバンのポケットから取り出しサッと伸ばして耳に付けれるため、想像以上にストレスフリーです。
付属品
Codio X7の付属品は3サイズのイヤパッド、ケーブルを束ねるのに便利なバンドが1つ。
その他にケーブルホルダーとコネクターカバーがそれぞれ3個も付いてます。
イヤホン本体
イヤパッド×3(大・中・小)
ケーブルバンド×1
ケーブルホルダー×3
コネクタカバー×3
検品合格書
うれしいのはこの価格帯でありながらCollectionAudioが販売するCodio X7は1年間品質保証が付いていること。
万が一音が鳴らなくなったりケーブルのトラブルに対しても安心して購入することができます。
ケーブル、リモコン、プラグ
ケーブルは内部がツイスト状になったタイプで耐久性がありそうな感じ。しなやかで取り回しに問題はありません。リモコンは3キー搭載で音量アップ、ダウン、中止・再生ができます。
小型の高感度マイク内臓付きで普通のイヤホンマイクよりクリアに音声を拾う印象。ハンズフリー通話に関しても問題は無いと思います。
プラグは金メッキ加工されており質感は十分以上。L型プラグで長く使っても断線の心配は不要な印象です。
音質
音質の感想です。エージングは未実施で視聴しました。
最初に感じるのは無理をしない自然な中域。エントリーモデルのイヤホンにありがちな強めの低音やシャカシャカ感のある高音はなく、ごく自然な印象です。
ジャンルとしては男性ボーカルが相性が良いと感じます。抜けや切れは並みと言った印象でこの辺りはエージングをすると変わってくるかも知れません。
これはいいと感じたのはiPhoneの通話でイヤホンを利用した時で、非常に聞き取り易く感じました。
ベストセラーCodio M1と比較
現在メインのイヤホンとして利用しているCodioのベストセラー、M1と比較した感想です。
比較したCodio M1は中価格帯でありながらダイナミック+バランスド・アーマチュア型の2ドライバを搭載したハイブリッドイヤホン。Amazonのレビューでも高い評価を得ており、中価格帯と思えない高音質なイヤホンです。
音質を比較した感想は中域のみの比較であればそれほど差は無いものの、高域の鳴らし方はCodio M1がワンランク上。低音の重みや、音源によっては広がり感やクリア感に違いを感じました。
●仕様
型番:Codio M1
タイプ:カナル型イヤホン
駆動方式:ダイナミック+バランスド・アーマチュア型
再生周波数帯域:20Hz~20KHz
インピーダンス:32Ω
音圧感度:100dB+-1dB
まとめ
Codio X7はこの価格帯のイヤホンにありがちな粗さのない、ナチュラルな音質でどのような音源も聞きやすいイヤホンです。
収納時に便利なマグネットイヤホン、耐久性の高いL型プラグ、絡み難く頑丈でしなやかなケーブルを備えタフに使えることも魅力。
コストパフォーマンスが高く利用シーンを選ばないCodio X7は、ランニングやアウトドアで音楽を楽しむといった場面にもおすすめしたいイヤホンです。