もうすぐ夏、夏といえばプール!
というわけで先日遊びに行った島根県出雲市にある屋内プール「出雲ゆうプラザ」をご紹介したいと思います。
出雲ゆうプラザは屋内プールでありながら流水プールにウォータースライダー、温泉も付いて料金はなんと大人610円!それでいて人も少なく快適に泳ぐことができ、穴場と言っても過言ではない超絶魅力的なプールです。
どんな感じのプールなのか、さっそくいってみましょう!
はじめに
最初に場所や利用時間、利用料金などの基本情報をご紹介します。
広島市内から出雲ゆうプラザへ遊びに行く場合は距離がネックになります。
アクセスは高速道路を利用した場合は約2時間、一般道の場合は国道54号、もしくは松江山陰道から三刀屋木次で降りて県道26号線を通り出雲市内に向かうルートが道がよくおすすめで、所要時間は3時間弱となります。
帰り道は長時間泳いだ後の運転となりますので眠くなりやすい人は交代で運転する、休憩を取るなど注意してください。もしくは潔く諦めお近くのプールで遊んだほうが無難です(「どんなに遊び疲れても、車が運転をサポート」なんて鵜呑みにしないように)
出雲ゆうプラザ概要
所在地 島根県出雲市西新町1丁目2547-2
駐車場 有(無料70台)
TEL 0853-30-0707
URL http://www.city.izumo.shimane.jp/
アクセス
JR出雲市駅からバスで15分(スサノオ観光「平成温泉線 ゆうプラザ前」下車)
山陰道出雲ICから車で5分
営業時間
午前10:00~午後9:00
夏期営業時間(7/21~8/31)午前9:00~午後9:00
※最終受付午後8時30分
休館日
毎週木曜日 (祝日は除く)
※7/21~8/31は休まず営業
年末年始(12月30日~1月2日)
ウォータースラーダー、ロデオマウンテンの稼働時間
通常10:00~20:00
7、8月 9:00~20:30
ロデオマウンテンの稼動日
土、日、祝日
春、夏、冬休み期間
出雲ゆうプラザの利用料金
●9月~6月料金
大人 820円
※3歳から高校生、もしくはシルバーと同伴の場合は610円
シルバー(65歳以上) 610円
小・中・高生 410円
3歳以上(就学前) 300円
●7月、8月料金
大人 1,100円
※3歳から高校生、もしくはシルバーと同伴の場合は820円
シルバー(65歳以上) 700円
小・中・高生 500円
3歳以上(就学前) 400円
●イブニング料金(17時以降)
大人 610円
シルバー(65歳以上) 510円
小・中・高生 300円
3歳以上(就学前) 無料
●割引
調べてみましたが、割引となるようなチケットやクーポンはなさそうでした。
●その他
更衣室ロッカー代:1か所100円
水着の貸し出し:200円、タオル付き
※2歳以下は無料
料金の補足になります。利用料金は通常とハイシーズン、17時以降のイブニング料金が設定されており、今回は6月の通常料金となります。
また、3歳から高校生、もしくはシルバーの同伴者は”同伴割引”が適用されるため、大人1名、小学生2名のプール利用料金は大人610円+小・中・高生410円×2の合計1,430円でした。
注意点としてチケットはフロント左側の券売機で購入する形になります。同伴の場合は「大人」ではなく「大人(同伴)」を選ぶ必要がありますので、初めて利用される方は係の人に確認するのが良いと思います。
注意事項、利用ルール
続いて注意事項など。
遊びに行く前はウォータースライダーの身長制限がどんな感じなのかや浮き輪は持ち込めるのか、写真は撮っていいのかなどが気になりましたので、そのあたりを中心にまとめています。
●小学3年生以下は保護者同伴が必要
小学校3年生以下は保護者同伴でなければプールを利用することができません。
また、流水プール、25mプールについても保護者の付き添いが無ければ利用することができません。
●水泳キャップ着用
3歳から小学校6年生は水泳キャップの着用が必要です。
また、25mプールは中学生以上も水泳キャップが必要です。
※プール内でレンタルがあります
●ロデオマウンテン、ウォータースライダーの身長制限
ロデオマウンテン、ウォータースライダーは身長120cmの制限があります。
それぞれ利用前にスタッフに身長を測ってもらい、身長制限をクリアした印を付けていないと利用することはできません。
参考までに7歳の長男は身長121㎝ですが備え付けの身長測定器を2cmくらい余裕を持ってクリアしていたので、119㎝でもクリアできるかも知れません。なので120㎝ジャストだけどクリアできるか心配、という方はたぶん大丈夫だと思います。
●刺青(タトゥー)
刺青(タトゥー)が見える状態ではプールを利用することができません。
※水着やラッシュガードで見えないようにしていれば利用可
●その他
ロデオマウンテン、ウォータースライダーはメガネの着用ができません。
利用前に備え付けのメガネ置き場で外してから利用してください。
浮き輪の持ち込み
浮き輪は持ち込み可能です。
サイズ制限の詳細は確認できませんでしたが、流水プールは幅が狭いので大きなものは控えるのが無難です。
浮き輪の空気はプール内にある電動ポンプを利用することができます。
イルカやフロートなど、乗って遊ぶ系の浮き輪についても持ち込み可能なようです。
サイズ制限の有無は浮き輪同様に確認できませんでしたが、実際に利用されていた方のイルカの浮き輪は小型でした。
見学のみの人
家族の中でプールを利用しない人は2階のギャラリールームから見学可能です。
ガラス越しにプール全景を眺めることができます。
※見学の際は必ず受付に一声おかけください
プール内での写真撮影
フロントで確認したところ、他のお客さんが写り込まないように配慮すればOKとのことでした。
ただし、望遠レンズなどは禁止。
男性の場合、トラブルにならないように撮影場所は考えた方がよさそうです。
施設&プール
ここから各施設やプールについてご紹介します。
出雲ゆうプラザの館内は室温33度、水温30度と常夏の世界です。高さ4.6mからジグザグにすべり降りるロデオマウンテンはスピードが出てスリリング。
全長116mのウォータースライダーは高さ11mから専用の浮き輪で一気に滑り降りることができます。
駐車場は無料で70台分のスペースがあります。
私が遊びに行ったときは12時前の時点で8割ほど埋まっている状態でした。
混雑してる?と心配したのもつかの間、プールに入ると人は少なく安心しましたが、駐車場の台数的にハイシーズンやお盆などは駐車場を確保するため早めに行くのがおすすめです。
●フロント
入り口を入ってすぐの場所にフロントがあります。
タッチパネルの券売機が2台設置されており、入場チケットやロッカー代(1か所100円)を購入し、フロントでロッカーキーと交換して貰う形になります。
前述のように同伴者は”大人(同伴)”のチケットを選ぶ必要があり初めての人は分かり難いかも知れません。
●ロビー&売店
フロントの前がロビーとなっており、イスもあるので先に着替え終わった時はここで待ち合わせるのが良いと思います。
売店は水着や水中メガネの他、お菓子などがありました。
●2階ギャラリー
2階にはガラス越しにプール全体を眺めれるギャラリールームがあります。
見学の方はフロントに一声かけてこちらで過ごす形になります。
※ギャラリールーム
●更衣室
更衣室は1階と2階の2か所あり、当日は人が少ないため1階のみ開いていました。
ロッカーはフロントでもらったロッカーキーで滞在中何回でも開け閉めできます。
シャワー室は個別の仕切りが付くタイプ。
更衣室内に着替えをする個室(試着室程度のスペース)が10か所くらいあり、荷物を置く棚もあるので子ども連れでも楽に着替えを済ませることができました。
スペース的にも余裕がありドライヤーが複数台設置されるなど、全体的にとても快適な更衣室です。
●25mプール
25mプールは4レーンあり、初心者用(歩行可能)、中級者用(完泳)、上級者用、それからスクール専用に分かれていました。
水深は一番浅いところで110cm、一番深くて130cm初心者用は歩いても良いので子どもが泳ぎの練習をするのにちょうど良いです。
●流水プール
流水プールは幅がやや狭いところもありますが、空いていれば特に問題なし。
途中、トンネルをくぐる箇所がありイルカなどのイルミネーションもあるので子どもは喜びます。
流れの早さはそれほどでもなし。
ビート版が自由に使えるのでちょっとした泳ぎの練習もできます。
●ウォータースライダー
ウォータースライダーは1人用と2人用の浮き輪があり、自分で乗り場まで持って行く必要あり。2人乗りの方がスピードが出ます(私はビビリなので怖かった)
コース上に凸凹した箇所があり面白いというかお尻が痛い。
身長120㎝以上のみ利用可、メガネの方は外してから。
待ち時間もほとんどなく、浮き輪に乗って滑るため着水時に水中へダイブせず、小学校1年生の長男でも楽しく滑ることができました。
●ロデオマウンテン
ウォータースライダー同様に身長120㎝以上のみ利用可、メガネの方は外してから。
ウォータースライダーに比べ地味なすべり台ですが、舐めてました。
水着が滑りやすかったのか、スピードが出るので怖い。
クネクネしているので体が持って行かれる。
着水が水中へダイブする形になるため、ボケっとしていると水を飲む。
というわけでヘタレの私は1回やったら満足。
ビビリの長男も水にザブン!と落ちるのを嫌がり終了。
絶叫系アトラクションと水遊びが大好きな小学4年生の長女は10回くらい遊んでました。
●渚プール
幼児向けのプール。
対象年齢は~5歳くらい。
水深は最大で80㎝、徐々に深くなります。
造波ボールが設置されていましたが私が見る限り波はほぼありませんでした。
●幼児用プール
幼児向けのミニプール。
対象年齢は~4歳くらい。
小さい滑り台あり。
●ジャグジー
屋内プール内に水着を着たまま入れるジャグジーが2か所あり。
お湯は出雲平成温泉の湯を引いたもので、泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。効能は一般的適応症、慢性消化器病、動脈硬化症など。
入浴した感想は泳ぎつかれていたこともあり、さいっっこうに気持ちよかったです。
●打たせ湯
打たせ湯が2か所あり、これも気持ちいい。
ジャグジーと打たせ湯の近くにベンチが置いてあるので、疲れたらジャグジーで体を温めベンチで休むことができます。
●ハーブサウナ
長男から離れられないため、体験できず。
長女が何回か入ってましたので子どもでも気持ちいいと感じる温度と推察されます。
●サンデッキ
プール内から直接外に出られるサンデッキがあります。
時期的に肌寒いので利用しませんでした。
●ゆうプラザカフェ
プール内に水着のまま利用できる軽食店があります。
メニューはカレー500円、ラーメン500円と良心的な感じ。
途中、タコ焼きとフライドポテトを食べて休憩しましたが、長男が寒いというのでタオルで拭いてラッシュガードを着せました(その後、暑いと文句を言われる)
まとめ
最後にまとめです。
ケチのつけようが無かったのでほとんどイチャモンです。
※芋を洗う状態だと全く違う感想になると思います
出雲ゆうプラザのここがイマイチ
1.浮き輪とかの持ち込みルールが分かり難い
私が見落としているだけかも知れませんがサイト上で見つけられませんでした。なお、ビーチボールも利用できるようで、渚プールの横でサッカーやバレーをされている方もいました。
2.ジャグジーは最後に入れ
めちゃんこ気持ちいいジャグジーですが、途中にジャグジーで体を温めてしまうとその後で冷たいプールに入るのが辛い辛い。子どもたちは何ともないようでしたが、私は気絶しそうでした。
3.広島から遠い
だったら来るなと言う話しですが、やはり広島市内から片道2時間以上はキツイ。
今回は3週連続の島根へお出かけしたこともあり往復とも一般道で節約となりましたが、5時間みっちり泳いだ後の運転は睡魔との闘い、、とならないのが私のすごいところです。
帰り道も楽しまなければ勿体ないとばかりに、マツダCX-5のトルクフルな走りを存分に堪能しました(眠気など全く無し)
4.夕方出雲市内が渋滞する
最後のイチャモンです。出雲ゆうプラザには何の責任もありませんが、夕飯を食べるため出雲市内のくら寿司へ向かった際、大渋滞にハマりました。
出雲ゆうプラザのここがマル
1.屋内プールとは思えない規模
残念ながら中四国でこれだけの規模を誇る通年営業の屋内プールは他にありません。
プールのバリエーションも豊富で大人から子ども、おじいちゃん、おばあちゃんまで3世代で楽しめます。
2.空いてる
こんなに楽しいのに空いてます。
繁忙期やお盆休みなどは激混みでしょうが、それ以外の季節は穴場のレジャースポットだと思います。
3.料金が安い
子どもの同伴であれば大人は610円(通常料金)
楽しくて、空いていて、しかも安いのです。
これで文句言う方がどうかしてる。
4.温泉付き
プールに温泉と一見無駄なようですが、これが最高に気持ちいいのです。
お帰りの際は忘れずにジャグジーで体を温めて帰りましょう。
5.施設がキレイ
新しい施設とは言えないものの、清掃が行き届き全体的に綺麗です。
6.フロントのスタッフが親切
最初、同伴だと割安になることを知らずにふつーに大人料金のチケットを買っていましたが、フロントのスタッフが親切に返金対応してくださりました。
7.しっかりした監視体制
流水プールで子どもが離れた時に注意されたり、身長制限のあるプールでは1人1人チェックを徹底するなど、監視員の人数、体勢とも適切と感じました。幼児連れなので目を離すことは無いとはいえ心強い。
なお、ネットの口コミで「監視員の目線が怖い」というものがありましたが、真剣に監視してたら眼光も鋭くなるというものです。これは親にも言えることで幼児連れのプールは危険と隣り合わせのため私も相当怖い目をしてるはず。ヘラヘラした監視員よりよほど良いです。
以上、繁忙期以外の出雲ゆうプラザは信じられないほど楽しいのでおすすめです。ぜひどうぞ。