こんにちは、ハマジです。
まずはお魚料理日記から。
お魚料理日記
先週の土曜日の夕飯になりますが、1品目は天然本鯛の煮付を作りました。いちおう刺身になる鮮度の鯛ですが、この時期の鯛は産卵を終えようやく体力が戻ってきた頃で旬とは言い難いもの。時期的にはイサキや養殖の鯛の方が美味しいと思いますが、安かった(500円くらい)ので妥協しました。安さは正義、無理せず行きましょう。
2品目は黒バイ貝の煮物です。居酒屋などでは「バイ貝の旨煮」の方がなじみがあるかも知れませんが、旨味たっぷりのバイ貝の煮付は文句なしに旨い一品。ちょっとしたお店で食べると2個で500円くらい徴収されますが、自分で作れば6個で250円と超お買い得。バイ貝の煮付は超絶簡単で最高に旨いのでぜひお試しあれ。
3品目はみんな大好き、白バイ貝の刺身です。またバイ貝かって?いいじゃないですか、好きなんだから。お値段こちらも250円なり。
その他、妻はチキン南蛮とサラダ、煮物など子どもたちの栄養バランスを考えたメニューを作るそうです。キッチンに魚汁を散らすと抹殺されるので汚い作業はシンクの中で細心の注意を払いながら進行し、業務終了後は熱湯消毒&ゴミの始末を忘れずに。
グーパンチで貝を割り中身を取り出して塩もみしたバイ貝。活きた貝は包丁を入れるとギュッと縮んでしまうので、ここから先は食べる直前に調理します。想像より簡単な作業ですが調理中は想像以上に手がヌルヌルになります。ヌルヌル好きな人はぜひどうぞ。
こちらも下調理が完了した鯛。ウロコを取りカットした鯛は熱湯をかけて汚れと臭みをとります。新鮮な白身魚なら不要では?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、子ども向けに作ること、ウロコ一つ残さないためにも必須と考えます。
バイ貝の煮物はめちゃんこ簡単に作れます。
適当に洗ってお酒で火が通るまで茹でた後は、醤油、砂糖、みりんを甘辛く合わせて5分ほど炊けばほぼ完成。後は味が染み込むまで数時間から一晩放置すれば出来上がり。
できあがったバイ貝の煮付がこちら。
後は日本酒でいただくだけです。
バイ貝の刺身。刻んで乗っけただけのやっつけ作業です。本当はもう少し感じ良く盛り付ける予定でしたが、下調理が終わった後魚釣りへ行き思いきり雨に打たれたのでめんどくさくなりました。
鯛の煮付は子ども向けに気持ち薄味で。大人が食べるのでしたら水をほとんど使わずパリッと仕上げるのですが、味覚の優れた子どものこと、これくらいの味付けでも文字通り骨だけになるまで完食していました。
続いて本題のお魚料理と子どもたちの食生活の話し。
子どもたちの食生活
家庭でお魚料理を作るメリット
時々無性に魚料理が作りたく、というか食べたくなりますが家庭でお魚料理を作ると様々なメリットがあります。
●旨い
やはり丸の魚を買って自分で調理して食べる魚料理は美味しい。魚は包丁や水に触れた瞬間から鮮度が落ちます。美味しく食べたいなら頑張るしかありません。
●お店で食べるよりは安い
お店では目玉が飛び出るような料理もお家で作れば安上がり。
●子どもが喜ぶ
魚料理の日は子どもが大変喜びます。一番喜ぶのは煮魚か、焼き魚か。蒸しても喜ぶし揚げ物も、、何でも喜びます。
●料理が楽しい
キッチンで魚と向き合うと心が安らぎます。
お魚料理が難しい理由
とはいえ、毎日魚料理はキツイ。
●技術が必要
ほんの少しですが知識と技術が必要になります。
なので妻には難しい部分も。
●めんどくさい
臭い、汚い、気持ち悪いの三拍子そろった魚料理。
さすがの私も特に理由がなければ休日しかできません。
●安くは無い
昔は肉に比べ魚の方が安かったように記憶していますが、安価な食材がありふれた昨今では安いとは言えなくなりました。激安スーパーで姿の魚を買うことが多い我が家ですが、人数分の煮魚、焼き魚を買うと結構な金額になります。
子どもに教えたいこと
最後に魚料理を通じて子どもに伝えたいこと。
●魚の美味しさ
先ずは魚の美味しさを伝えたくなります。味の違いや魚の種類や生態など。
「今日食べた魚は天然の真鯛だから前食べた養殖の鯛やメバルとどう違うか思い出してみて。養殖の鯛に比べたら身が締まってるよね。メバルの味は忘れたって?」
●料理の作り方
味を知った後は魚料理の作り方を伝えたい。時間があるときは一緒に包丁を持って調理したり。忙しいときは煮付を作る調味料の合わせ方や火加減、味見など出来る範囲で。
●新鮮な魚を安く手に入れる方法
最後に伝えたいのは新鮮な魚を安く手に入れる方法です。釣りでも激安スーパーでも何でもいいですが、新鮮な魚をなるべく安くゲットする手段が必要になります。お買い物の時の雑談で新鮮な魚の見分け方、魚の相場やお買い得品の選び方を伝えましょう。
まとめ
魚料理で子どもの食生活を豊かにする。
メニューに迷ったときは尾頭付きの煮魚がおすすめです。