こんにちは、ハマジです。
2017年のお盆休みに島根県雲南市にあります「かみくの桃源郷」というキャンプ場で超絶楽しい1泊2日のキャンプを体験してきましたのでご紹介したいと思います。
インドア派の方にとってアウトドアキャンプは準備が大変、テントの設営や寝られない、虫に刺されるなど”汗臭い”イメージがあるかも知れませんが、冷暖房付きのコテージを利用すれば山奥ならではのキャンプ気分を味わいながら、自宅のように快適に過ごすことができます。
我が家にも(いただきものの巨大な)テントやタープなどキャンプ道具が一式ありますが、テントに比べコテージは木造とはいえ鍵付きで安心できることや、突然の雨に打たれびしょ濡れのテントを乾かす羽目になる心配もなく、一度コテージキャンプの快適さを知ってしまうとテントに戻れません。
料金もお盆休みなどの最繁忙期にリゾートホテルへ泊まれば家族4人で10万円くらい飛んで行くのに対し、コテージなら1万以下と格安であるのも魅力。
かみくの桃源郷はオオサンショウウオも生息する清流長谷川での水遊びの他、ツリーハウス、バーベキューや花火、ヤマメの釣り堀など、本格的なキャンプが楽しめる何でもそろったキャンプ場でもありますが、今回はテントやタープは一切抜きでお手軽コテージキャンプの魅力を中心にお伝えしたいと思います。
まずは、かみくの桃源郷の所在地とか。
写真の建物は管理棟でこちらで受付とお会計を済ませる形になります。
かみくの桃源郷キャンプ場
所在地:島根県雲南市大東町上久野383-2
TEL:0854-47-0217
アクセス:
松江・広島方面(松江自動車道 三刀屋木次IC方面)からの場合、2つのルートがあります。ルート1の方が最短距離であるものの、途中から道が狭くなり(高さ制限2.9m、幅員制限2.6m)対向車との離合も困難なためルート2がおすすめです。
●ルート1:約25分
松江道 三刀屋木次IC下車
県道332号(木次方面へ)
県道45号(おろち湯ったり館・奥出雲方面へ)
●ルート2:約30分
松江道 三刀屋木次IC下車
県道332号(木次方面へ)
県道45号(国道54号方面へ)
県道24号(大東方面へ)
県道25号(奥出雲方面へ)
県道45号(広瀬方面へ)
続いてはキャンプ場とコテージの使用料金です。
かみくの桃源郷はテントサイトが1日530円と驚異的な安さとなっています。
キャンプ場使用料金
テントサイト料金:1日1張 530円
貸出テント(4-5人用):1日1張 1,290円 (サイト料金含む)
シャワー:1回3分 100円
毛布:1枚 100円
炊事用具:1個 50円
電気:1時間100円
バーベキューハウス:1人 150円
キャンプファイヤー:1式 6,000円
コテージ(簡易宿泊所)使用料金
●4人用:1泊5,400円、休憩/1時間 530円
●6人用:1泊7,560円、休憩/1時間 750円
●寝具代:(1組)430円
※チェックイン15:00、チェックアウト10:00
※4人用コテージを4人で1泊利用する場合、コテージ料金5,400円+寝具料金430円×4組=合計7,120円となります
コテージ間取り
●4人用(2棟):洋間(4.5畳)、ロフト(6畳)、ウッドデッキ、キッチン、ユニットバス
●6人用(2棟):洋間(8畳)、ロフト(7.5畳)、ウッドデッキ、キッチン、ユニットバス
コテージ設備・備品
冷暖房
食器
冷蔵庫
炊飯器
湯沸かしポット
調理器具(包丁、まな板、ガスコンロ、鍋、フライパン、洗剤、ボウル、ザルなど)
座布団
布団(有料貸出)
掃除機
コテージで最初にすること
テントキャンプの場合は最初にテントやタープを設営し、虫よけであったり日陰の確保となりますが、コテージキャンプの場合はロフトでしゃぐ子どもの声に耳を傾けながら、とりあえずビールでも飲む形になります。
要は極楽ということで。
これが2階への階段。
小さい子どもはふざけて落下しないように注意しましょう。
コテージならではの楽しみ
コテージ泊であるとうれしいのがロフトです。
マンション住まいの我が家にとって、階段で登る2階は新鮮そのもの。
ロフトからの眺めや非常用のロープをブランコ代わりにして遊んでいました。
未就園児以下では誤って落下しないよう注意が必要ですが、小学生以上であれば節度を持って秘密基地間隔で楽しい時間を過ごせると思います。
耳をすませば川のせせらぎが聞こえてきます。
コテージのキッチン
かみくの桃源郷のコテージにはキッチン道具が一通りそろっています。
一般的な家庭に比べ足りないのは電子レンジやトースターくらいで、調理に困ることは無いと思います。
なお、ボウルやザルなどを含め備品は全て持ち出し禁止で、利用後は洗って乾燥させ、元に位置に戻すなど、現状復帰が基本となります。
せっかくなので設備・備品をもれなくご紹介しましょう。
まずはガスコンロ。
田舎のばあちゃん家にあるタイプです。
換気扇。
紐を雑に引っ張るとちぎれるやつ。
まな板はまさかの2枚付きという気前の良さ。
大人数での調理も安心ですね。
食器の種類と数もまず困ることは無いでしょう。
冷蔵庫、炊飯器、ポットなど。
ユニットバスのトイレです。
キャンプ場といえば野グ○と思っているみなさん、今どきのコテージはトイレットペーパーが▽に畳んであるのです。
まいったか。
ユニットバスのお風呂です。
お湯はビジネスホテル同様、油断したら「あっつ!!!」となるやつ。
冷蔵庫には氷も入ってました。
これは有料かも知れませんが、利用しなかったので分りません。
包丁、ボール・ザル。
ザルがあるとお米を研いだり野菜を洗ったりが楽ですね。
お鍋にフライパン。
万が一熊が出たら、こちらのフライパンでぶん殴るのが良いと思います。
間違っても背中を向けて逃げ出さないように。
シャモジ、菜箸、スプーン、フォーク。
このような感じで、かみくの桃源郷のキッチンの備品は大変充実しております。
(念のためアレやらコレやら持ってきて損したぜ)
窓の外にはオープンデッキまで付いています。
これで基本料金はたったの5,000円ちょっと。
4人で泊まっても(布団代を入れて)7,000円少々と超絶リーズナブルです。
かみくの桃源郷のバーベキュー
かみくの桃源郷でバーベキューを行う場合は、テントサイトの他にバーベキューハウスを利用することもできます。
バーベキューハウスはこんな感じ。
コテージの横でバーベキューをすることも可能ですが、こんな感じで虫が多くおすすめできません。
バーベキューハウスは網やバーベキュー台、イスなどの設備が整っている他、バーベキュー台の炭を入れる部分に電動で空気が出るパイプが通っており、火起こしも簡単です。
屋根も付いており安楽なバーベキュー、当日は虫よけスプレー程度の対策でしたが、時折照明にカメムシや蛾が飛んでくる程度で気になりません。
コテージからクーラーボックスに詰め込んだ食材を運ぶだけのお手軽バーベキューとなりました。
お肉はミスジやモモ、サーロインなどを持参しました。
オッサンなのでオイシイのを少量で。
なお、かみくの桃源郷では焼肉のタレなどの調味料の食材はありません。
うっかり八兵衛さんはビールを我慢し、木次のスーパーまで車をぶっ飛ばすハメになります。
4本目~
バーベキュー台は子どもでも扱いやすい高さで酔っぱらってからはもっぱら長男に焼き手をお願いしました。
お隣のグループは電気が走る虫取りラケットでアブと格闘するなど、かみくの桃源郷ではアットホームな雰囲気でバーベキューが楽しめます。
かみくの桃源郷の花火
子ども連れのキャンプといえば、花火。
キャンプ場によっては禁止されているところや、テントサイトでは煙が迷惑になることもありますが、かみくの桃源郷では炊事場の広場で安全に花火を楽しむことができます。
※花火をするときは管理人さんに確認してからが良いと思います
炊事場はこんな感じ。
広くてキレイです。
洗剤やたわしなどが充実しているのもうれしい。
花火の後はコテージへ。
基本的にバーベキューハウスや、炊事場、コテージ以外に照明は無いので明かりが無いと歩けません。コテージの利用者は管理棟でライト付きのボールペンをいただけるので、ボールペンやスマホのライトで足元を照らしながら進む感じになります。
コテージに戻るとヤモリ君が窓の外からお出迎えしてくれました。
↓後半↓に続きます。