今回ご紹介するのは2017年のお盆休みにおじゃました清流・宇佐川に面した須川家族村オートキャンプ場のお出かけレポートです。
須川家族村キャンプ場までのアクセス
広島市内から須川家族村キャンプ場までは高速道路を利用して約1時間30分の道のりです。広島ICからのETC休日割引料金は下記の通り。
時間的には六日市IC経由の方が15分前後早く着きますが、高速料金が高いのが痛いところ。いずれのルートも道は広く渋滞も無いので個人的には近くにスーパーもある岩国IC経由が良いと思います。
高速道路の距離とETC休日割引料金
広島IC-山陽自動車・岩国IC(47km)から上るルート:990円
広島IC-中国自動車道・六日市IC(85km)から下るルート:1,700円
当日は岩国IC近くのスーパーでBBQの食材を購入し10時30分頃に須家族村キャンプ場に到着しましたが、既に多くのお客さんでにぎわい道路沿いの臨時駐車場にも続々と車が入っていました。
須川家族村キャンプ場の利用料金
この日は予約の時点で川から遠いオートサイトしか空きがなく、「お子さんが小さいなら川に近い方が便利ですよ」と管理人さんのご好意で川沿いにテントを張らせてもらいました。オートサイトの日帰り利用料金は2,000円、その他はこんな感じです。
利用料金
駐車場代:500円
オートサイト泊:4,000円
コテージ泊:6,000円
AC電源使用料:500円
貸コンロセット:500円
貸テント:2,000円
貸タープ:1,000円
木炭:300円
薪:300円
ヤマメのつかみ取り1尾400円
ソーメン流し500円
※上流側の浅瀬
なお、キャンプサイトは利用しないから駐車場代だけで遊ばせてくれというお客さんもいましたが、最繁忙期で人も多いことから丁重にお断りされてました。
キャンプサイトは利用しないと言ってもトイレ等は使われるでしょうし、ここは家族経営で小規模に運営されてます。施設の維持管理にもお金が掛かりますので駐車場代の500円でわんさか押し寄せられても困るというものでしょう。
魚を捕まえる
当日、シュノーケルと虫取り網で魚を捕まえて遊びました。
10センチ以上の大きな魚もいましたが、動きが早く撮れるのはハゼやメダカなど。
子どもたちが一番楽しそうにしていたのは浅瀬でオタマジャクシを見つけた時で、手づかみで捕まえていました。
魚を釣る
須川家族村キャンプ場では魚釣りもできます。
遊漁権がありますので魚釣りをされる場合は受付で申し込みが必要となっており、竿は1本300円でレンタルできます。
みなさん、上流や下流の人が泳いでいないところで釣りをされていましたが、滞在中に釣れたところは一度も見ることができませんでした。
難易度は高めだと思います。
※写真はぜんぜん関係ないやつ
※これはスーパーで買ったやつ
バーベキュー
バーベキューはキャンプサイトでフツーにできます。
バーベキューコンロや炭を持参すれば追加料金は不要です。
混雑度
当日はお盆休み中ということもあり、コテージやオートサイトは満室、車は臨時駐車場からもあふれるくらいのお客さんでしたが、敷地が広いため川遊びなどには全く支障ありませんでした。
管理棟
須川家族村オートキャンプ場に着くと最初に管理棟で受付を行う形になります。テントや浮き輪のレンタル、そうめん流しやヤマメのつかみ取りなどの申し込みも管理棟です。
写真はお客さんが多く控えました。
炊事場
炊事場は至って普通です。
写真は息子に急かされ撮影できず。
そうめん流し
須川家族村キャンプ場はそうめん流しもできます(素麺は持参)
流し台となる竹のと水の利用料金は500円と、リーズナブルでバーベキューに飽きた人や子どもが多いグループは喜ばれると思います。
写真は妻に「ビール買ってきて」と言われ忙しく断念。
ラフティング
川遊びの一番人気は自然の地形を利用したラフティング。
持参した浮き輪やスワンなどの大型の浮き輪の他、須川家族村キャンプでレンタルしたタイヤチューブなど、様々な浮き輪でラフティングを楽しまれていました。
オートサイト
オートサイトは場所によってはサイトのすぐ横を車が通ります。
サイトを利用する時は車の音がする度に気を付けなければならず、落ち着いて過ごしたい人は管理人さんに混雑状況や車の通り道とならないサイトが空いているか確認した方が良いと思います。
なお写真は人が多すぎて撮影できず。
トイレ
トイレはキャンプサイトに何ヶ所かありますが、管理棟のトイレは音や香りが筒抜けになります。
恥ずかしがり屋さんは他のトイレを利用するのが良いと思います。
須川家族村キャンプ場の虫
当日は体に吹きかけるタイプの虫よけスプレーのみ利用しましたが、蚊やアブには1ヶ所も刺されませんでした。時々アブやハチが飛んでいましたが、気になるほどではありませんでした。
暑さや日焼け
須川家族村キャンプ場敷地内は木が多く日差しが遮られるので真夏でも涼しく感じます。川遊びも山肌の日陰になる場所が多く、直射日光による日焼けリスクは低めです。
川の深さや水の綺麗さ
須川家族村キャンプ場に面する宇佐川は上流側は浅くひざ下くらいの深さが多いです。中流にかけて腰くらいの深さが続きラフティングが楽しめるくらいの流れになります(流れが早い箇所や岩もあり)
下流側は流れが穏やかで、ひざ下くらいの推進で幼児でも安全に遊べるところから、大人でも足が付かない深いところもあり、飛び込んだり泳いで遊ぶこともできます。
水の透明度は高く、弥栄キャンプ場やプレイパーク蛇喰よりも綺麗。この辺りでこれ以上キレイなところとなれば匹見峡あたりでしょうか。水はそれなりに冷たいですが、入っていられなくなるほどではありませんでした。
※写真は下流のあたり。手前は浅いが奥の方は大人でも足が着かないところがある
※あっちへこっちへと子どもたちにコキ使われているところ
ヤマメのつかみ取り
ヤマメのつかみ取りは”生きたヤマメ”を1尾400円で購入し、川の横にある5m四方のプールに離して捕まえるスタイルです。
時間制限は特に無く、一度捕まえたヤマメを逃がしてもう一度捕まえるも良し、難しければ網ですくうも良し。次の利用者がいなければヤマメの体力が続く限りゆっくり遊ぶことができます。
お買い上げ&貸し切りスタイルのため自由度が高いのが魅力です。ヤマメは業者から購入されているそうで、川の生け簀で活かされていました。
※写真は生け簀からヤマメをすくう管理人さんとその親戚の中学生のお兄ちゃん。
※逃げ回るヤマメ
※捕まえられたヤマメ
※コツをつかんだ子どもたち
※握り締められる気の毒なヤマメ
ヤマメのつかみ取りの感想として最初はヤマメが元気なので捕まえるのが難しいですが、追いかけ回しているうちにヤマメが疲れてくるのと、子どもたちもヤマメの逃げるパターンが分かってくるので後半は簡単に捕まえられるようになっていました。
一般的なヤマメのつかみ取りイベントと違い、つかみ取りをするのは自分たちだけなので幼児でも楽しめるのではないでしょうか、料金が1尾400円とリーズナブルなのも魅力です。
須川家族村キャンプ場の感想
さいごに、須川家族村キャンプ場で1日遊んだ感想です。
こちらの魅力は何といってもキャンプ場の横を流れる宇佐川の水がきれいなこと。幼児向けの浅瀬から大人も泳げる深い場所もあり、年齢に応じて安全に水遊びができます。日陰になる場所も多く、川遊びをしない人も快適に過ごせるので3世代で遊びに行っても良いと思います。
水もきれいでラフティングや釣り、ヤマメのつかみ取りなど、遊びも盛りだくさん。須川家族村キャンプ場は、また行きたくなるようなキャンプ場でした。
須川家族村キャンプ場
所在地:山口県岩国市錦町須川212
TEL:0827-73-0123
定休日:無し
アクセス:中国自動車道・六日市ICより11km、車で約20分
設備:
管理棟
自動販売機
オートサイト(30区画)
コテージ
炊事場
温水シャワー
風呂
水洗トイレなど
その他:管理人さんと当日お手伝いされていた親戚ご家族は親切で感じ良い
※川遊びは安全のためフローティングベストを着用してください