2014年12月の発売以来、写真愛好家を中心に大人気となっているキャノンの望遠ズームレンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」
価格コムの望遠ズームレンズの人気売れ筋ランキングでも1位を獲得しており、運動会シーズンの9/26現在ではレンズ全体でも1位となるなど、不動の人気を築いています。
今回は望遠ズームレンズ「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」をなるべく安く手に入れる方法をまとめてみました。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとは
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMはキャノン一眼レフカメラ用の超望遠ズームレンズです。
1998年12月発売の「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」の16年ぶりの後継機で、蛍石レンズ1枚とスーパーUDレンズ1枚を含む16群21枚からなる最新の光学設計により、評価の高いEF70-200mm F2.8L IS II USMに匹敵する高画質を実現したと言われています。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMスペック
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは100~400mmの焦点距離をもつ望遠ズームレンズです。
重量は約1.5kg、強力な手ぶれ補正付で三脚無しで使えるフットワークの良さも魅力です。
メーカー希望小売価格:¥300,000(税別)
発売日:2014年12月19日
焦点距離:100~400mm
開放F値:F4.5-5.6
最短撮影距離:0.98m
最大径×長さ:94x193mm
重量:1570g
フィルター径:77mm
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを安く手に入れる方法
ざっくりとレンズをご説明したところで、以下EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの撮影サンプルと”なるべく安く手に入れる方法”のまとめです。
1.今すぐ、なるべく安く購入する
まずは新品をなるべく安く購入する方法です。
2017/09/26時点の価格コム最安価格(税込)は214,118円です。
コジマ電気など、実店舗での店頭価格は27万円前後が多いですが、そこから値引きやポイント割引が期待できます。
新品をなるべく安く購入する方法としてはネットで価格コム最安商品を買うか、専門店であるキタムラの価格をベースに最低価格保証のコジマで値引き調整をするかになります。
2.値下がりするまで待つ
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMはキャノンの最新望遠ズームLレンズのため、人気が高く直近1年間では逆に値上がりしている状態です。
残念ながら、今後1年待ったとしても現状より安くなる可能性は低く、シャッターチャンスを逃すだけとなりそうです。
※2016/09/05の時点の価格コム最安価格(税込)は212,780円
3.中古で購入する
2017/09/26時点の中古価格帯(税込)は194,380~199,800円となっています。
玉数は少ないですが、程度の良いものが多く、新品にこだわりがなければ価格コム最安価格よりも更に2万円程度安い金額で手に入れることができます。
4.売却して出費を抑える
利用する期間が決まっている場合は不要になった時点で売却することで出費を抑えることができます。
2017/09/26時点の買取価格相場は最高値が158,000円。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは2014/12にリリースされた比較的新しい望遠レンズのため、当面は後継機がリリースされる予定も無く、高値維持が期待できます。
仮に2017/09/26時点の価格コム最安価格(税込)である約21.5万円で購入し、買取金額が1年で10%安くなるとした場合の出費は下記の通り。
●購入後、1年後に売却した場合
売却価格:142,200円
出費:72,800円
●購入後、2年後に売却した場合
売却価格:126,400円
出費:88,600円
●購入後、3年後に売却した場合
売却価格:110,600円
出費:104,400円
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMは人気の高いレンズのため、状態が良ければ1年で10%も価値が下がらず、実際にはもう少し高値で売却できると思います。
キャノンの最新望遠レンズが3年使って10万円の出費なら、下手なレンズを買うより満足度が高そうです。
5.レンタルする
「望遠ズームレンズが必要なのは子どもの運動会の時だけ」など、使い方が限定されている場合はレンタルという手段もあります。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMのレンタル料金は2泊3日で1万円前後が相場。
幼稚園の間、3年間で3回レンタルしたとしても出費は合計3万円と、購入する場合に比べ大幅に出費を抑えることができます。
レンタルの注意点としては不慣れなレンズを使うことになるため本番で失敗したり、扱い難く感じる可能性があること。初めて利用する場合は難易度が高いかも知れませんので、撮影前の練習や準備が大切です。
まとめ
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの買い方についてまとめましたが、いくら画質が良いといっても20万円という値段はハードルが高いのも事実。
私自身、購入するまでは本当に必要か?と悩みましたが、購入後は評判通りの高画質と100~400mmをカバーする焦点距離に、大満足しています。
今後も運動会などで大活躍してくれる1本であることは間違いなく、その後も趣味の道具として10年使えば1年間あたり約2万円。さらにケチ臭い話をすれば月あたり(たったの)1,666円、1日なんと55円で使い放題。
20万円超えのレンズも、使い方次第では決して高くないと思います。