お盆を過ぎるとクラゲが多くなるため、海で泳いではいけないと言われています。
お盆過ぎるとクラゲが多い
日本の海水浴場にはミズクラゲ、アンドンクラゲ、カギノテクラゲ、アカクラゲなどの危険なクラゲが生息しています。クラゲに刺されると痛いだけでなく、最悪の場合はショックを起こし呼吸困難、心肺停止に陥ることもあります。
とはいえ、お盆前でもクラゲが多い海水浴場と、お盆過ぎても全くいない海水浴場があるのも事実。お盆過ぎの海水浴場はホントにクラゲが多いのか、体を張って確かめてきました。
元祖海水浴場、がんねムーンビーチ
というわけでやってきましたのがこちら、広島県江田島の先端にあります「がんねムーンビーチ」という(元)海水浴場です。
がんねムーンビーチは我々が子どもの頃は大変人気がある海水浴場でしたが、時代は変わり島根の石見海浜公園など、よりアクセスの便利な海水浴場にお客を奪われる形でお客さんが激減。
今現在は海水浴場としては営業しておらず、当時の施設の面影が残る程度になっています。
がんねムーンビーチの今現在
クラゲ探し、、の前にせっかくなので「がんねムーンビーチ」が今現在どうなっているかご紹介したいと思います。
こちらはビーチへつながる芝生の広場。
当日は前日が大雨という生憎のコンディションでしたが、デイキャンプをされているお客さんが2組居ました。
当時のトイレは開放的なスタイル。
こちらはビーチへのゲートです。
全体的に老朽化が進んではおりますが、管理人さんが雑草などのお手入れをされているのか、荒廃した印象は無く。
南国のような雰囲気は当時のままです。
寂れているよう見えますが、がんねムーンビーチには今でも少なからず我々のようにシャワー用のポリタンクを持参した海水浴客の他、釣り人、キャンプ、SUP(スタンドアップパドルボード)やカヌーが訪れます。
その他にも、「海」で思いっきり体験 in江田島!!という「ひろしまさとやま未来博」アウトドア体験イベントや、
人気DJも参加するナイトパーティーHiroshimaFullMoonPartyが開催されるなど、当時とは形を変えて人々の集まる場所となっています。
お盆過ぎの海水浴場でクラゲを探す
前置きが長くなりましたが、お盆過ぎの海はホントにクラゲが多いのか。
この日は海水浴のつもりで来ているものの、クラゲが多い場合は子どもを海に入れることはできません。
私がクラゲの数をチェックする間、子どもたちは魚釣りを楽しみます。
5分後
クラゲはいません。
クラゲが多い少ないではなく、全くいない。
10分後
子どもたちが魚を釣り上げました。
魚影が濃いのか、投げれば2回に1回は釣れるので子どもたちのお世話が大変です。
※結局、キスやメゴチが100匹くらい釣れました
15分後
水の中にいないだけで、砂浜に打ち上げられているかも知れない。
そう思い渚を走り回りましたが、クラゲのような軟体は発見できず。
20分後
波打ち際から腰のあたりの深さまで右へ左へと探しましたが、クラゲはいません。
幸いなことにクラゲはいませんでしたので、子どもたちも海に入って良しとしましょう。
って、もう入っとるんかい。。
がんねムーンビーチで釣り&水遊び
クラゲがいないことが確認できたので、ここから普通のお出かけ日記となります。
この日は前日の大雨で生憎の透明度でしたが、本来がんねムーンビーチは大変水がきれいな海です。
波は穏やかに見えますが、沖を大型船が通ると浜を叩きつけるような波が来るので注意が必要です。
黙々と魚を釣る長男。
テントで休憩中の長女。
置き竿にして砂遊びをする長男。
器用なことに自分で埋まっています。
砂が暖かくて気持ちが良いそうです。
なお、砂浜で裸足になるのは推奨できませんが、今回は私が人間掃除機となり先が鋭い危険な貝殻を除去しておりますのでご安心ください。
長男「なんかキタ!」
砂に埋まりながらも魚のアタリは逃さない息子。
帽子には砂が・・・
釣れたのは、いい感じのギザミ!
ベラとかキュウセンとも呼ばれ、淡白な白身で焼き魚、煮魚、刺身など見かけと違い美味しく食べられる魚です。
こうやって体の前に離して写せば実際より大きく見せることができます。
その後も魚釣りに海水浴、魚を捕まえたり貝殻を探すなどでこの夏最後の海水浴を楽しく過ごすことができました。
結論
結論:お盆過ぎでも「がんねムーンビーチ」海水浴場にクラゲはいない。
さいごになりますが、クラゲがいるかどうかは海水の温度や潮の流れ、前日の天候など様々な要因に左右されます。お盆前だから大丈夫とか、お盆過ぎたら海で泳いじゃダメ!という単純な話ではありませんので、子どもが安全に遊べるかどうかはご自身の目でご確認お願いいたします。
がんねムーンビーチ
所在地 広島県江田島市沖美町美能1164
ゲート開門時間 08:00~18:00