こんにちは、ハマジです。
2017年のハウステンボス旅行日記。
前半の記事からの続きです。
恐怖のホラートイレ
スリラーシティーで何気なく入ったトイレ。
ホラートイレということですが、正直子ども騙しでしょ?なんて思いながら中に入ってみると、、超絶気持ち悪い!
油断していたこともありマジでビビりました(もともと得意な方ではない)
ことを済ませ「知らずに爺さん婆さんが入ったらひっくり返るんじゃね?」と思いながらトイレを出ると、女子トイレから顔をひきつらせながら64歳のオカンが出てきました。暗がりから出てくる初老の婆さんの引きつった顔の方がホラーかも知れない。
※中の写真はさらにエグいので自粛
夜の写真撮影
トイレはともかく、ハウステンボスは総じて美しいのです。アトラクションだけでなく、移動する時間も退屈しない。
当然イルミネーションを背景に記念撮影する人も多く、デカいカメラをぶら下げているせいか、夫婦そろって撮影をお願いされることも何度かあり。
この時は妻が若者グループに撮影をお願いされ、ドムトールンが背景になるようしゃがみこんで撮影していました。
夜の写真撮影は難しいぞ。ストロボの設定はスローシンクロで。ブレないよう脇を絞めて撮ろう。お前が撮れって?
VR化でメリーゴーランドも混雑
去年は連続で何度でも乗れたメリーゴーランド(カルーセル)が混雑しておりました。
理由はやはりVR化されたこと(VRヘッドセットを付けずに普通に乗ることも可能)従来の幼児専用から大人でも楽しめるアトラクションへとリニューアルされたことで、すっかり人気のアトラクションとなっております。
とはいえ待ち時間は15分程度。アトラクションの内容はPlayStation VRを付けてメリーゴーランドに乗っているようなものです。
VR化によるアトラクションのテコ入れは設備投資を抑え満足度を上げる賢い方法ですが、この程度なら普通のメリーゴーランドのままでも良かったように感じました。
氷の無いスケートリンク
去年は子どもの体力的に遊べなかったアムステルダムシティーにある氷の無いスケートリンク。今年は楽しそうに遊ぶ他の子どもを見るや「やりたい!」と受付けに走って行きました。
スケートをやったことが無いため初めは手すりを持ちながら恐る恐るでしたが、15分も経過すると水を得た魚のように走り回る。1年でこれだけ違うのか。2、3年前は肩車で観光していたのに、、子どもの成長は本当に早い。
大盛り上がりの仮面舞踏会
相変わらずアムステルダム広場の仮面部同会はものすごい盛上りです。シロウトとは思えないキレッキレのダンスを披露する人もいます。ただただすごい。こういうとき、ダンスの一つでも披露できれば子どもからの評価も上がるのでしょうが、ノリが悪いとされる広島県民を代表するノリの悪さを持つ私は雰囲気を味わうだけで満足。
そんなヘタレ親父を尻目に仮面舞踏会を楽しみにしていた長女は仮面を付け最前列で踊っていました。残念ながら本人から撮影NGを食らい写真は有りません。
これだよ、これ!
長女が仮面舞踏会に出たいというので夕食は必然的に隣接するアムステルダム広場のレストランでいただく形となります。
90年代のダンスミュージックに耳を傾けながら酒を飲む。
ソーセージが旨い。
酒も旨い。
最高です。
中でもアイスバインは絶品でした。
とろけるような豚肉はコクがあるのにしつこくない。
こういう大人から子どもまでゆったり楽しめ、かつご飯や酒も旨いのがハウステンボス最大の魅力です。
ホテルヨーロッパの朝食
ホテルヨーロッパの感想はこちらの記事をどうぞ。
この記事では3日目、ホテルのバイキングからとなります。ホテルヨーロッパの朝食バイキングは約80種類と決して種類が多い方ではありませんが美味しく大満足。嫁さんは朝からシャンパンをグビグビ飲んでいました。私はこの日は運転があるのでお酒が一滴も飲めません。地獄です。
参考までにフロントで聞いた話では、アンカーズラウンジの朝食バイキングは8時を過ぎると混雑するそうです。混雑が苦手な方や小さい子ども連れの方は比較的空いている7時30分までに利用するのが良いと思います。
美味しい朝食バイキング。いつもは食事のバランスや健康に口うるさい親も、こういう時は何も言いません。ソーセージにジュースと、好きな物を食べ放題に「ぐへへへへへ」と悪い人の顔になっている長男。
自転車が借りられない!
ハウステンボスと言えば自転車。ただ、ハウステンボスの来園者が増えるに連れて自転車の競争率が高くなっているのです。特に人気の一人乗り自転車は直営ホテル宿泊者得点の予約分で空きがなくなるような状況で、自転車に乗りたいと考えている人は注意してください。
当日借りた自転車は4人+25kgまでの補助席2座の6人乗り自転車。一番小さい長男は25kg未満のためこれに5人で乗るか、もう1台1人乗りの自転車を借りようと考えてましたが、1人乗り自転車は既に空きがありませんでした。午前9時前(ホテルヨーロッパ宿泊者はハウステンボス開園1時間前に入場できる)でこの状況ですので、繁忙期は言わずもがな。
ここでハウステンボスの自転車を確保する攻略法をまとめておきます。
●(直営ホテルに宿泊して)事前にWeb予約する。これが一番確実。
●開園直後に借りに行く。ただ、繁忙日は難しいかも知れない。
●レンタル自転車のお店で自転車が返却される時間帯を聞いてみる。貸し出し中の自転車が何時に返却されるか教えてもらえるので、その頃にもう一度借りに行ってみよう。
※6人乗り自転車は比較的余裕があります。開園直後に行けば借りられる可能性が高い。ただし、料金はけっこうお高いです。
走り回ってヒザが死亡
ハンドルとペダルが4つしかない自転車を借りた結果、7歳の長男が「漕ぎたい!」という時は私が自転車を降り走って追いかけることになりました。
人間とは薄情なものです。
走る。
走る。
とにかく走る。
やっと追いつき記念撮影。
こちらはしんどいのです。
そんな涼しそうな目で見られても困る。
おお~~い!
待ってくれ!!
アトラクションが済んだら次のアトラクションへ自転車に乗って移動。目的地に到着すると私以外は涼しい顔をしていますが、私は大汗ダラダラなのです。次回からは忘れずに1人乗り自転車を予約しよう。
ちなみにこの自転車、重たいので上り坂はめっぽう苦手です。また、まれに園内を自転車でぶっ飛ばす迷惑な輩がいるので子ども連れは気を付けたい。
2年連続のハウステンボス、子どもは楽しめたのか
VRからアスレチックまで嗜好の違うアトラクションを一通り体験でき、十分以上に楽しめました。
なにより、ハウステンボスは待ち時間が少ないのが素晴らしい。土日にディズニーランドへ行けば30分待ちはまだいい方です。60分待ち、アトラクションによっては180分待ちなんてのもあります。待ち時間が少ないのは正義。
ビールフェスティバル
ハウステンボスで食べるソーセージとビールは最高です。が、この日、私は帰りの運転があるのでビールが飲めません。
まぁ最初から分かっていたことなので何の不満もありませんが、目の前でグビグビ飲む嫁さんを見ると、「帰りは車で爆睡するつもりなんでしょ」の嫌みの一つも出てくるというものです。
そうそう、この豚肉のグリルは最高に美味しかった。イベリコ豚か、なんだか忘れてしまいましたが、スパイシーで肉の旨みが強いのです。たぶんビールが飲めれば気絶するほど旨かったハズ。
子どもに気を使わせる
ハウステンボスの締めくくりにトリックアートを見て帰りました。
「パパ、アトラクション苦手でも、写真が好きだからここなら楽しめるでしょ?」というわけです。
9才の子どもに気を使っていただきありがたい限り。実際のところトリックアートは肉眼より撮影した写真の方がリアルに見えるので面白い。帰宅後、さっそく何枚かプリントしておきました。
さいごに
2年連続のハウステンボス旅行でしたが、心配していた「初回ほど楽しいと感じないのでは?」の問題は全くの杞憂でした。たった1年ですが、子どもたちは成長した分だけ遊び方も変わってました。楽しいものは何度体験しても楽しい。雰囲気最高、飯も酒も旨い、ホテルヨーロッパにも泊まり、天気にも恵まれ想い出に残る良い旅行でした。
ひとつ誤算だったのは、広島に帰ってからの体の怠さは想像以上でした。2日目に飲み過ぎたのがいけなかったのか、3日目に自転車を追いかけ走り回ったのが原因か(間違いなくこれが原因)たった1年間で子どもは成長しましたが私は体力の劣化を感じました。
子ども連れの旅行を考えているお父さん、思い立ったら吉日。若く元気なうちに、早めの旅行がおすすめです。