こんにちは。
広島のブロガー、ハマジ(hamaji36)です。
はい、というわけで2017年11月6日に解禁した松葉カニをイチ早く堪能すべく、鳥取県は米子の日吉津新鮮市場まで松葉カニを買いに行ってまいりました。
何のことか分からない方は下の記事をどうぞ。
※文字化けではありません
この日買ってきた松葉カニ。
泡を吹きながらジタバタされてらっしゃいます。
ちなみに、魚屋さんに聞いた話では鳥取境港や米子の松葉カニはまずまずの状況。例年通りの水揚げで来週に入れば仕入れもさらに安定し、値段も落ち着くのではということでした。
今日は市場が休みでカニ以外は正直期待してなかったのですが、さすがは米子。
市休のハンデを感じさせない品ぞろえでした。
こちらは水タコ。
調理した後に写真を撮ったのでサイズ感が分からなくなってますが、1.5キロサイズでお値段650円と笑っちゃうような安さです。
タコはいくらあっても無駄になることはないので、2~3日に分けて刺身に天ぷら、煮物、おでんに入れて食べようと思います。
タコは茹でた日より2日くらい寝かせた方が旨みが増して美味しくなります。
新鮮だからいいってもんじゃないですね。
松葉カニの塩ゆで。
活きたカニは水から入れます。
沸騰したお湯に入れると足がバラバラになってしまうからです。
塩を適量入れた鍋に甲羅を下に入れて、沸騰して20分くらい茹でたら完成。
香りがヤバいです。
こちらは年明けまでのわずかな期間しか食べられない松葉カニの雌、親ガニ(せこカニ)
みそ汁に入れると最高の出汁が出ますが、甲羅の中にある卵の内子、外に抱えた外子はとにかくうまい。
松葉カニの生きが良かったので刺身を作ることにしました。
作り方は意外と簡単で殻をカットしたら、カニスプーンなどで丁寧に身を外します。
身が透き通って完全にうまそうですが、このままではあくが強いので流水にさらして花を咲かせます。
ちょろちょろと水を垂らすこと5分。
あれ、10分だったかな。
花が咲けばよいのでほどほどの時間で良いと思います。
はい、できました。
松葉カニの刺身でございます。
料亭の刺身は花が咲いた感を出すため、赤い部分を残さない(残す方が難しい)ですが、家庭料理のため、余すことなく使っています。
そういえば、その昔、妻と二人「旨いカニを食べに行こうぜ!」と鳥取のそこそこの料理宿に泊まったことがありますが、料理のボリュームはともかく刺身は作ってから時間がたってたし、水のさらし具合とその後の水切りがイマイチ。自分で作った方が安いしうまいなぁ、と感じた次第でした。
塩ゆでが終わったカニです。
シャンパンタワーならぬ、カニタワー。
これからカニをカットしていくのですが、鳥取までの運転で疲労困憊の体でカニをカットする私の傍らで、妻はゆでたてのカニを食べては「うんまぃ!」とうなっています。さすが、カニの一番おいしい食べ方を分かってらっしゃる(ゆでたてのつまみ食いが一番うまい)
はい、晩御飯です。
1年ぶりの松葉カニ。
今シーズン初の松葉カニということもあり、たくさん食べたかったのでサイズよりも数で攻めました。
これで買ったカニの半分の量。
感無量です。
親カニの外子です。
コクと触感がたまらない・・・
ちょっとしたツマミのタコぶつ。
水タコはマダコに比べ旨みは落ちますが、そうはいってもタコ。
タコなりの旨みはありますし、マダコより柔らかいのも○でございます。
カニみそと親カニの内子。
カニみその色が微妙に違うのは食べたエサやその消化具合にも左右されます。
カニかご漁で水揚げされたカニはかごに入れられたエサ(サバとかカツオとか、匂いがキツイもの)の味が映るためカニみその味が微妙なことがありますが、鳥取の松葉カニは底引き網でさらうためカニみそ本来の旨みが味わえます。
松葉カニの感想は、カニ身もカニみそも親カニの子もぜーんぶ完全にうまいです。
生きててよかった。
また頑張れる。
松葉カニにはそれくらい魅力があります。
2017年の松葉カニは11月6日に解禁され、始まったばかり。
今月下旬になれば水揚げも安定し、もう少し値が落ちるでしょう。
2017年の松葉カニの味はやっぱり最高でした。