マツダCX-8が売れている。
月間販売計画1,200台に対し10倍の約12,000台と、マツダの笑い声が聞こえるほど、売れに売れまくっている。
マツダは、2017年12月14日に発売した3列シートクロスオーバーSUV「マツダ CX-8」の発表・予約受付開始後の累計受注台数*1が2018年1月15日時点で12,042台となったことを1月19日に発表しました。これは、月間販売計画1,200台に対し10倍を超える受注実績になります。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
この数字は2017年2月に発売された新型CX-5が月間販売計画2,400台に対し、3月でも1万台に満たない売れ行きだったことからも、その売れ行きの良さが際立つ。
CX-5販売台数
2017/02:4,121台
2017/03:9,669台
2017/04:2,235台
2017/05:2,279台
2017/06:2,811台
2017/07:2,714台
2017/08:2,523台
2017/09:4,555台
2017/10:3,747台
2017/11:3,148台
2017/12:不明
データ出典 日本自動車販売協会連合会 乗用車ブランド通称名別順位
URL http://www.jada.or.jp/contents/data/ranking.html
※12月の販売台数が不明なのはランキング圏外のため。ランキング30位のカムリが2,203台のため、それ以下の台数になる。
実際、私の地元でもありマツダ本社所在地のある広島県安芸郡府中町界隈では「こんなに売れてるの?」と思わずにいられないほどCX-8が多い。
CX-5は決算期の9月をピークに伸び悩んでいるので、3列シートを待ってました!と言わんばかりのMPVやビアンテからの乗り換え組の他、CX-5と比較した結果CX-8に流れたオーナーも多かったはず。
30代から40代を中心に、幅広いお客さまからご支持をいただいており、内訳としては30代以下のお客さまが40%を占め、若いカップルやファミリーにもご支持をいただいています。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
CX-8を買う顧客は30代以下が40%と最も多いのだとか。
受注の内訳として、機種別では上級の「L Package(エル・パッケージ)」が42%、装備を充実させた「PROACTIVE(プロアクティブ)」が52%となっています。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
CX-8の売れ線は最も高級なXD L Package。
価格は2WDで車両価格¥3,958,200(税込)、諸経費も含めると乗り出しで400万を軽く超える。30代の子育て世代(しかも1馬力)のど真ん中である私としては、30代に400万オーバーの車が売れているというのはピンと来なかったが、先日ディーラーでCX-8試乗した際に「ほとんどのお客さまが残価設定ローンで購入されています」という話を思い出し納得した。
自分は残クレが嫌いで、キャッシュで買うとスッピンピンになりそうなので乗り換えを断念したが、CX-8は間違いなく値段以上の価値がある。むしろ安いくらいだ。
ボディカラー別では、「マシーングレープレミアムメタリック」が33%、従来から彩度や深みを増した「ソウルレッドクリスタルメタリック」が12%となっており、より高い質感や安全性能を備えた機種・ボディカラーが人気となっています。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
ボディーカラーはソウルレッドクリスタルメタリックよりマシーングレープレミアムメタリックの方が3倍も人気があるらしい。
好みの話しで申し訳ないが、実写を見比べた限り、自分がCX-8を買うなら落ち着いた高級感のあるマシーングレープレミアムメタリックを選ぶと思う。若々しくスポーティーなCX-5はソウルレッドクリスタルメタリックが最高に似合うが、CX-8はどこか落ち着いているからだ。
マツダは、新型「CX-8」によって、「走りやデザインを諦めたくない。でも荷物を多く積んだり、家族や友人とドライブを楽しみたい。」と考えるお客さまにもご満足いただける、新たな価値を提供します。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
ユーティリティーとドライビングプレジャーの両方が諦められない人に、CX-8は最も現実的な車だ。2列目の快適性も3列目の実用性もLクラスミニバンには敵わないが、そのような車が欲しい顧客はマツダのお客さんではないということだろう。
ライフステージやライフスタイルが変わっても生涯を通じマツダ車を選んでいただける、お客さまと強い絆で結ばれたブランドとなることを目指してまいります。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
次の車もマツダに乗りたい。次の車はまだ家族で出かけることも多いだろうからCX-5かCX-8。その次はアクセラにダウンサイズして、ジジイになったらロードスターに乗れたら最高。ソウルレッドのデミオでも全然いいけど。
それにしても、トヨタはどうしてしまったのか。昨年、車関係で一番驚き期待したニュースはマツダとトヨタの業務資本提携だったが、こういうキャッチコピーは完全に同意できない。
この世には2つに1つしかない。
圧倒する側か、それとも、圧倒される側か。
VELLFIRE or NOT
あなたは、どちらか。
出典 トヨタ ヴェルファイア
http://toyota.jp/vellfire/
もっと楽しい世界があると思うんですけど。車には。
最後にマツダが大きく宣伝しないCX-8の優れているところをご紹介したい。
CX-8の後部構造は、国内の3列シート車で広く見られる、3列目を床下に格納したり、荷室床下空間を拡大したりするために、メインフレームを車体後部で左右に広げた構造ではなく、アンダーボディを前後に貫くメインフレームを真っ直ぐに配置した、「ストレートフレーム構造」としています。これにより、後方からの荷重を効率よく車体に分散させることができます。
出典 サードシートの高い安全性を実現した3つのポイント
URL http://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/feature/safety/basic/
マツダがミニバンを作らない理由はデザインやグローバルで見たマーケットの問題ではない。
後面衝突性能では、衝撃エネルギーの吸収・分散効率をより高める後部構造などを採用。日本の保安基準である50km/hフルラップ後面衝突試験より、さらに過酷な80km/hオフセット衝突(オフセット量70%)相当のマツダ社内テストでもサードシート部の十分な生存空間を確保しています。サードシートにもより安心して大切な方を乗せられる。それも、3列シート車としてのCX-8がお届けする特別な価値のひとつです。
出典 マツダ公式ブログ
URL http://blog.mazda.com/archive/20180119_01.html
走りの良い3列シートのマツダCX-8は、サードシートも安心して乗れる車になっている。売れるはずだ。