広島のお魚マイスター、、
もとい、広島の牡蠣小屋マイスターのハマジ(hamaji36)です。
最近はもっぱら牡蠣ばかり食べています。
草津かき組合が共同で運営する、草津かき小屋。
牡蠣の名産地広島のこと、牡蠣小屋は数多くあれど、草津かき組合に所属する7つの牡蠣生産者が日替わりで牡蠣を提供する運営スタイルは珍しい。
そこで気になるのが生産者によって草津かきの味は違うのか?ということ。今回はこの謎を解き明かすため、広島県は草津漁港まで足を運び、体を張って確かめてきました。
(単に牡蠣を食べてきただけとも言います)
牡蠣生産者で味は違うのか
広島を流れる太田川の恩恵を受け、良好な漁場である津久根島周辺の海域で養殖された草津かき。
牡蠣養殖発祥の地でもある草津かきは、磯の味が濃厚で過熱しても小さくなりにくい全国的にも有名なブランド牡蠣です。
そんな草津かきが食べられる「草津かき小屋」は、草津かき組合に加盟する牡蠣養殖業者が共同で運営する牡蠣小屋。7つの生産者が日替わりで牡蠣を提供する運営スタイルで、その日どの生産者の牡蠣が食べれるかは正に運次第となっています。
生産者によって牡蠣の味は違うのか実食して比較しました。
●4月に食べた牡蠣生産者Aの牡蠣
昨年にお邪魔したときに食べた牡蠣の感想ですが、4月の牡蠣らしく身が大きくプリプリ。
磯臭さは控えめでコクと旨みがハンパない。
完全にうまいと思います。
●11月に食べた牡蠣生産者Bの牡蠣
今シーズンの初めに食べた牡蠣の感想ですが、11月の走りの時期とは思えない身入りの良い牡蠣。
牡蠣が一番おいしくなる2月、3月の牡蠣と比べてもそん色ない旨みで、完全にうまい。
●1月に食べた牡蠣生産者Cの牡蠣
今年の正月明けに食べた牡蠣の感想ですが、やはり完全にうまい。
とにかく旨い。なんと言っても旨い。もう絶対に旨い。
●1月に食べた牡蠣生産者Dの牡蠣
昨日食べた牡蠣の感想です。
どうせ旨いんでしょって思ったら、、
あれ、いつもより小さいぞ?
写真では分かり難いかも知れませんが、牡蠣殻からしていつもより薄く小粒な牡蠣が多いように感じました。
牡蠣の味自体はこれまで食べた草津かきと同様、完全にうまいものでしたが、生産者によって11月の牡蠣よりも小さいことがあるのは意外。
うちの場合は子どもが大きすぎる牡蠣は苦手なこと、牡蠣が小さい分、早く焼けるので特に不満無しですが、牡蠣はとにかく大きさだ!という方は並んでいる牡蠣の大きさを見て、食べ放題/単品コースなどのメニューを決めるのがおすすめです。
季節によって大きさはどれくらい違う?
せっかくなので食べた時期によって牡蠣の大きさがどれくらい違うのか写真を張っておきます。
●11月の牡蠣
11月でも結構大きい!
●12月の牡蠣
昨年の12月はバタバタしており牡蠣小屋ナッシング。
●1月の牡蠣
11月の牡蠣に比べ一回り大きくなっているような気がします。
とはいえ、生産者によっては小さめな時も。
このくらいのムラは仕方ないですね。
●2月の牡蠣
2月は牡蠣祭りへ行くことが多く、牡蠣小屋ナッシング。
●3月の牡蠣
3月にもなると牡蠣の身がパンパン!旨みがギュッと詰まってます。焼いても小さくならないのもGood!
●4月の牡蠣
さすが4月の牡蠣。こうして比較すると牡蠣の成長がよく分かりますね。11月なんてまだまだ赤ちゃん牡蠣かも。
●5月の牡蠣
5月の牡蠣は産卵を控え見た目がグロテスクなものが増えてくるので、多分行かないと思います。
※3月の牡蠣は島田水産、それ以外は全て草津かき小屋の食べ放題コースの牡蠣写真
まとめ
今回は写真と記憶を頼りに違う生産者の牡蠣を比べましたが、大きさは多少ムラがあるものの、お味の方はいつも満足。
広島の牡蠣はこれから海水温が下がるに連れますます美味しくなります。
お気に入りの牡蠣小屋や牡蠣生産者を見つけてはいかが?