先日の定期点検「スカイアクティブD2.2の燃費低下について、ディーラーでコンピュータ診断とDPF再生頻度を確認してきた」でDPF再生間隔を確認した結果、平均232.4kmと全く問題なかったCX-5。
今後もこの調子を維持したいですが、ディーゼルエンジンは走り方次第でコンディションに影響が出ると言われています。以下の記事に書いた通り、EGRによる煤の蓄積が心配されるスカイアクティブDでは特に注意したいところ。
(その1)マツダ特許公開番号 2018-25168 ディーゼルエンジンの制御方法及び制御システム
(その2)マツダ特許公開番号 2018-25168 ディーゼルエンジンの制御方法及び制御システム
ディーゼルに良い走り方
一般的にディーゼルエンジンは低負荷な場合にエンジンの温度が上がらず煤が蓄積しやすくなり、ある程度負荷を掛けた走りが必要と言われています。
トルクフルで低燃費なスカイアクティブDの性能を維持するには、時々は負荷を掛けた走り方が必要。
高速道路を走っていれば大丈夫?
よくある勘違いとして「高速道路を走っていれば問題無い」という話を聞くことがありますが、これは完全に間違いです。
合流や追い越しが多い人はともかく、高速道路を80km~100kmで粛々と流しているときは最もエンジンの負荷が低い状況。パワフルなスカイアクティブDのこと、2,000rpm以下で穏やかに加速しても周囲の流れに乗れてしまうため、良識のあるドライバーの大半が「負荷の低い状況」で走っていると思われます。
スカイアクティブDの健康的で正しい走らせ方とは
エンジンの負荷が高いとはアクセルを深く踏み込んだ時や、高回転を維持した状況のこと。
スカイアクティブD2.2の性能的に普通に走っている限りアクセルを深く踏み込むケースはほぼありませんから、時には意識して周囲に車がいない山道などで強めの発進・加速をする、マニュアルモードで3,000rpm以上を保つ、高速道路の登坂を駆け抜けるなどが良いのではないでしょうか。
現在走行距離31,500km、結果は自分の車で検証したいと思います。
以上。