(その1)マツダ特許公開番号 2018-25168 ディーゼルエンジンの制御方法及び制御システム
質問の回答
以下の特許内容について、マツダのコールセンターにスカイアクティブDの煤蓄積問題との関連を質問したところ「案内できる情報はありません」という回答でした。
マツダ特開2018-25168 ディーゼルエンジンの制御方法及び制御システム
【公開番号】特開2018-25168(P2018-25168A)
【公開日】2018年2月15日
【出願日】2016年8月12日
【課題】ディーゼルエンジンの筒内温度を効果的に上昇させて、燃料噴射弁に堆積したデポジットを確実に焼失させる。
【0038】
発生したデポジットに関して、通常運転時に高負荷での運転が行われると、燃焼室17内の温度が高くなり発生したデポジットのほとんどは焼失する。しかしながら、低負荷での運転では、燃焼室17内の温度があまり高くならない。このため、低負荷での運転が繰り返されると、デポジットが焼失せず凹部20dに堆積する場合がある。特に、燃料噴射弁20の凹部20dは、燃料噴射弁20の本体20aの外面から凹んでいるため燃焼ガスから遠く、且つ凹部20dの表面積が比較的大きいので、凹部20d内の空間が比較的低温になりやすい。また、噴孔20cから燃料を噴射する際に噴孔20cが燃料の気化熱で冷却されるため、これによっても凹部20d内の空間は低温になりやすい。このため、凹部20d内のデポジットは、焼失されずに堆積されやすくなる。
燃料噴射弁20の凹部20d内にデポジットが堆積すると、噴孔20cからの良好な燃料噴射が妨げられ、燃焼室17内での均質な燃焼が行われず、燃費が落ちる等の問題が発生する。
出典 特開2018-25168 ディーゼルエンジンの制御方法及び制御システム
URL https://ipforce.jp/patent-jp-A-2018-25168
その他、一般論を含めいくつか質問しましたが「ディーラーで車両を診断し、販売店での判断となります」という形で、これ以上は何も得られそうにありません。
以前の問い合わせでいただいた回答「弊社では、あらゆる条件下で実検を積み重ねておりまして、EGR起因によるカーボンの堆積によって基本的な性能が低下することは無いと考えております。」と比べ燃焼不足の感は否めませんが、その辺は忖度します。
今後の対応
幸いディーラーでは非常に誠実に対応いただいてます。気のせいかそうでないのか、いずれにしても現時点では全くの許容範囲なので、まずは診断して見解を得たいと思います。
余談になりますが、走りの良さが魅力のスカイアクティブDは、神経質なタイプには向いてない。残念ながらそんな印象を持ち始めているのは否めません。
万が一問題が顕在化しても新車保障や延長保証がありますし、実際そうなる可能性は極めて低い。細かいことは気にせず乗りましょう。そんなに心配なら無難にガソリン車か安心と信頼のトヨタ(前々車での実体験&イメージ含む)買うべき?いやいや、CX-5は良く走り楽しい車です。きっと問題ないはず。ね?