久しぶりのカメラネタです。
私は日常やブログの写真をキャノンの一眼レフカメラ「EOS 5D Mark III」+標準ズームレンズ「EF24-70L IS U」+スピードライト「600EX II-RT」で撮影してますが、画質には完全に満足しているものの、やはり重くデカい。
望遠レンズを使う場合はボディーが大きいと安定するというメリットもありますが、お出かけや旅行など、カメラを利用する80%以上の場面では軽くて小さいのが正義です。
軽くて小さい、5D級の性能(ここが重要)を持ったミラーレスカメラ欲しい。。
※EOS 5D Mark III
一眼レフを超えるミラーレス、α7 IIIが発売
前置きはこれくらいにして、2018年3月23日にソニーから一眼レフユーザーの期待に応えるフルサイズミラーレスカメラ「α7 III」が発売されました。
「α7 III」は2015年3月に発売されたα7 II の後継機となるモデル。撮像素子に新開発の有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーを装備し、ソニーの最先端カメラ技術を凝縮した、フルサイズミラーレスのベーシックモデルとされています。
旧モデル「α7 II」比で約1.8倍の高速処理を実現した新世代の画像処理エンジン、最高約10コマ/秒、高解像4K動画と、4K HDRにも対応するなど、上位機種α9で搭載した技術を出し惜しみすることなく盛り込んだ2018年大本命のミラーレスカメラです。
α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキット概要
発売日:2018年3月23日
タイプ:ミラーレス
レンズマウント:αEマウント
画素数:2530万画素
撮像素子:フルサイズ35.6mm×23.8mm
AFセンサー測距点:693点(位相差検出方式)、
撮影感度:ISO100~51200
連写撮影/秒:10コマ
シャッタースピード:1/8000~30秒
ファインダー倍率:0.78 倍
ファインダー視野率(上下/左右):100/100
重量:565g
※α7 III
α7 IIIの主な特徴
α7 IIIの主な特徴をご紹介します。
現物は未確認ですが、撮影サンプルを見た感想としてISO1600までは全く気にならず6400も十分実用に耐えられる高画質。実機を触るのが楽しみなカメラです。
●研ぎ澄まされた描写性能
有効約2420万画素35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーと、新世代の画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)を搭載。
常用ISO感度最高51200の広い感度域やα7 II比で最大1.5段分の画質向上、約15ストップの広ダイナミックレンジを実現。
●革新のAF性能
α9に搭載された撮像エリア全体の約93%をカバーする693点像面位相差AFセンサーを搭載。
コントラストAF枠が425点に多分割化し、検出精度が大幅に向上。AF速度、追随性能もα7 II比で約2倍に向上。
瞳を検出してオートフォーカスする「瞳AF」機能がさらに進化。振り返りやうつ向き顔など、瞳にピントを合わせるのが難しい場面も瞬時に瞳を検出し被写体を捉え続ける。
●AF・AE追随高速連写
最新のシャッターチャージユニットの採用と画像処理システムの進化により、フル解像度で最高約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写を実現。
●高解像4K動画と多彩な動画機能
フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しにより、4K映像に必要な画素数の約2.4倍の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力するため、モアレやジャギーの少ない高解像力を誇る4K動画画質を実現。
●自由度を高める信頼性と操作性
NP-FW50の約2.2倍の容量を持つ高容量バッテリーNP-FZ100に対応。
ミラーレスカメラとして業界最大710枚の静止画撮影が可能。
α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキットの価格
「α7 III ILCE-7M3K ズームレンズキット」の価格は発売直後ということもあり、価格コム最安でも約25万円のご祝儀相場(2018年4月4日時点)
半年もすれば20万円を切る可能性が高いと思いますが、私自身、メイン機の入替えとして、あるいは将来的に買い足すなど、キヤノンの一眼レフユーザーとして本気で気になるミラーレスカメラです。
ん~~、欲しい!
「α7 III」と「α7 II」はどちらが買い?
「α7 III」を買う時に比較したいのが、旧モデル「α7 II」です。
スペックを比較すると約3年前に発売された旧モデル「α7 II」はAF性能や撮影感度こそ新型に劣りますが、それ以外は未だ現役のスペック。他社のミラーレスに対しては未だに優位性がありますし、「α7 III」と比較しても写真に差が出る撮影環境はそれほど多くないと思います。
また、私の主な使い方である室内で子どもの写真や物撮りであれば、ストロボ「HVL-F45RM」を買い足すことでストロボなしの「α7 III」より良い写真が撮れるはず。
もちろん、常用ISO感度最高51200や4K動画など「α7 III」しかない機能が必要な場合は新型を買うしかありませんが、それらに妥協できるなら約25万円の「α7 III ILCE-7M3K」 ズームレンズキットに対し、約15万円の「α7 II ILCE-7M2K」のお買い得感が光ります。
※α7 II
まとめ
「α7 III」と「α7 II」のどちらが買いか?について、値段が下がるまでもう少し待てるなら「α7 III」を買った方が後悔は少ない。
今すぐ欲しい方やコスパ重視の方、スマホなどから本格的なカメラデビューを検討されている方はお買得な「α7 II」を買い、差額でストロボや望遠レンズなどを買いそろえた方が満足度が高いと思います。