この”平均再生間隔150キロ以上で正常”について、ディーラーで伺った話ではDPFがこれより短いサイクルで再生する場合は何らかの問題が発生していると判断し、調査を行う形になるそうです。
ここで疑問。
”平均再生間隔150キロ以上で正常”について、先輩CX-5オーナーと話をしていると、その方のディーラーではXXキロで正常といった数値を示されたことは無く、初耳であるとのことです。
「平均再生間隔150キロ以上で正常」はマツダ公式の見解であるのか、マツダの問い合わせフォームから質問してみました。
回答(原文ママ)
DPFの再生間隔につきましてはお客様の運転状況によって変化致しますので、メーカーとしてお客様にご案内しております目安の数値はございません。
推測とはなりますが、アフターサービスの窓口としてお客様のお車を見させて頂いておりますマツダ販売店では、今までの整備実績により蓄積された目安があり、お客様にお車をご安心してご利用頂けるよう記載しているのではないかと思われます。
なるほど、、
確かに、チョイ乗り、市街地オンリーなどの運転状況や、オイル交換サイクルなどの使用環境もバラバラな状況においては統一基準を設けることが難しいのも納得。
ただ、メーカーとして目安となる数値が無いことに不安を感じるのも事実です。整備記録にしても、データを重視するマツダのこと、販社から吸い上げた統計を元に、ある程度の目安を出すことは簡単なのでは。というか、ホントはそれくらいやってるでしょ?と感じるのは私だけ?
何れにしても、DPF再生間隔が極端に短くなった時などの保証範囲は販社側の判断になるとのこと。数値的な基準についてもメーカーではなく、販社が設定されると理解いたしました。ディーゼルを選んだ責任として、この先何かあったとしても、説明と納得のいく対応があれば特に問題ありません。
なお、「平均再生間隔150キロ以上で正常」が安心できるかはユーザーによって違うと思いますが、参考までに私の2015年式CX-5は納車時は概ね250キロで再生。先日の確認結果では平均230キロでしたので、それほど大きく落ちたとは言えませんが、仮に150キロ近くまで低下したらいくら基準値を超えているといっても不満は大きくなります。
もっというと、購入時に「DPF再生時は燃費が約7km/L前後まで低下しますが、150kmまでは正常とします」と聞かされていれば、ガソリン2.5を買ったか、あるいは他の車を選んだ可能性は高くなる。
150kmが正常は2015年KE後期型の数値なのか、あるいはKFやCX-8も同じか、それとも改善したか。乗換え時の判断材料にもなる重要な情報だけに、もう少し情報を開示して欲しいと思います。
がんばれ、マツダ!