平成30年4月13日開始のアクセラ、アテンザ、CX-5のサービスキャンペーンのダイレクトメールが届きました。
内容は予想通りDE精密過給制御とナチュラルサウンド周波数コントロール(と駐車時の操作性改善)のアップデート。アクセラ、アテンザ、CX-5にも平成30年02月02日に開始されたデミオ、CX-3のサービスキャンペーンと同様の商品性向上が行われます。
商品性向上内容
ディーゼルエンジンにおいて、制御プログラムを最新化し、アクセルの踏込む速度に対するエンジントルクの応答性とエンジンノック音の低減、および後退時のアクセル操作に対するエンジントルクの応答性が向上します。また、駐車時のi-stop作動によるエンジン停止と再始動の繰り返しを抑制します。
改善の内容
全車両、エンジン制御プログラムを最新プログラムに更新します。AT車はトランスミッション制御プログラムも最新プログラムに更新します。
対象車種
車種、型式、対象車の車台番号の範囲及び製作期間は以下の通り。
●アクセラ
LDA-BM2FP
BM2FP-100002~BM2FP-100432
平成27年12月1日~平成28年5月19日
LDA-BM2FS
BM2FS-100006~BM2FS-108858
平成25年12月19日~平成28年5月18日
●アテンザ
LDA-GJ2AP
GJ2AP-100010~GJ2AP-101450
平成26年11月3日~平成28年6月29日
LDA-GJ2AW
GJ2AW-100007~GJ2AW-102419
平成26年11月3日~平成28年6月29日
LDA-GJ2FP
GJ2FP-100014~GJ2FP-204396
平成24年10月22日~平成28年6月30日
LDA-GJ2FW
GJ2FW-100012~GJ2FW-204837
平成24年10月17日~平成28年6月30日
●CX-5
LDA-KE2AW
KE2AW-200004~KE2AW-217477
平成26年11月27日~平成28年11月16日
LDA-KE2FW
KE2FW-200003~KE2FW-221328
平成26年11月27日~平成28年11月16日
出典 アクセラ、アテンザ、CX-5のサービスキャンペーンについて
URL http://www2.mazda.co.jp/service/recall/sca/20180410001/
サービスキャンペーンの対応可能時期についてディーラーへ確認したところ、まだ機器等が準備できていないため、5月のGW明けからの対応になるとのこと。
既にアップデートを済まされたデミオ、CX-3のレビューではアクセルの応答性が良くなり、走りやすくなった、出だしがスムーズになったという感想もあり、適用が楽しみですね。
なお、同じく平成30年4月13日はブレーキアシスト力低下やエンジン停止のおそれがあるとして、CX-5、アテンザ計6万3208台が対象のリコールも届けられています。
リコールの対象は平成24年~平成25年に生産されたスカイアクティブ初期の車両。残念ながらネットのニュースはリコール情報が中心で、サービスキャンペーンに関する情報はありませんでした。
サービスキャンペーンの情報は、マツダのサイトでもリコール情報の下に(申し訳なさそうに)記載されているだけですが、新車だけでなく現行オーナーを大切にするマツダの姿勢は、もっと大々的にアピールされてしかるべき内容だと思います。
参考)サービスキャンペーン
リコールまたは改善対策に該当しないもので、商品性の改善のために国土交通省に通知し、自動車を点検、もしくは修理するもの