CX-8は大変良い車であるのは間違いありませんが、同じ400万円から450万円の予算があれば他にも魅力的な車が買えるのも事実。
今回はCX-8を買うことをした自分を正当化するため、乗り換え検討中の方に伝えたい、ミニバンよりCX-8を買った方が良い理由を考えました。
●デザインが良い
CX-5との差別化が少なすぎるという声もありますが、だからこそこの値段で出せたという部分もあるハズ。控えめに言ってCX-8のデザインは相当良いと思います。
●走りが十分に楽しい
約1.9トンのボディーを190馬力、トルク45.9kgfのエンジンでしっとり軽やかに走らせるCX-8。大柄なボディからは想像もできない、市街地から山道まで運転して楽しい車です。
●安全性能が圧倒的に高い
2017年度のJNCAPの自動車アセスメントで最高評価を獲得したCX-8。
安全性能で選ぶならCX-8で決まりです。
●乗り心地が非常に良い
北米で販売されるCX-9の車台をベースに作られたCX-8。
鋼板の厚さもCX-5より厚く、サスペンションも荷重に余裕のあるCX-9のサスペンションをシュリンクさせて作られているため、乗り心地が非常に良いです。
●かといって旦那仕様ではない
乗り心地が良い。かといって、ユルフワな乗り心地ではなく、基本的には固めながら段差のショックをしっかりいなしてくれる味付けは、家族と走り好きのお父さんの希望をうまくバランスさせていると思います。もう少し硬くてもいいかな、でも後ろの家族のことを考えると、、という塩梅はほんと絶妙。
●静粛性が相当に高い
CX-8は1列目と3列目が普通に会話できる静粛性の高さをもっています。どれくらい静かか比較のため例を挙げると、2.5Lガソリンモデルのアルファードよりは静かです。ハイブリッドや3.5Lは乗ったことが無いので分かりません。
●3列シートである
CX-8は(オンロード志向の)SUVでありながら、(小柄な女性か子どもなら)普通に3列目が使えます。近距離であれば170cmまでの人もOK。スペースだけでなく、乗り心地や静粛性を含めると、国産SUVの中で最もまともな3列目を備えていると思います。
●追突時3列目も安全である
CX-8はマツダ独自の基準で80kmのオフセット追突試験をするなど、追突時の3列目の安全性確保に取り組んでいます。3列目の安全性で評価するならCX-8かボルボXC90しかありません。
●燃費が望外に良い
CX-8はJC08モード燃費 で17.6km/Lも走ります。市街地の実燃費は11km~12km/L。1.9トンのAWDであることを考えると、驚異的な低燃費です。
●軽油が安い
CX-8の燃料は軽油のため、レギュラーガソリンに比べ1割以上も燃料代が安くなります。
●維持費が安い
ディーゼルエンジンはオイル交換などが高くなるという話がありますが、私のディーラーではオイル交換カードを利用することで1回5,200円です。また、メンテナンスパックに入るとオイル交換や車検が付いているため、維持費はますます安くなります。万が一の故障も保証でバッチリ。
●AWDの性能が完全に良い
CX-8のAWDは控えに言って完全に性能が良いと思います(詳細は後日書きます)
●地元広島の車である
広島の人は地元広島の車を買うことで地域社会の経済に貢献したような気分を得られます。
●熟成されている
CX-8はマツダの新世代商品群としては6世代最後のモデルになると思います。あえて言うならCX-5と同様の6.9世代?2019年以降、新型アクセラで7世代商品群がデビューしますが、アクセラはFFベースのスモールプラットフォームで、FRベースとなるアテンザやCX-5はまだ少し先の話し。大幅改良されたスカイアクティブD2.2は熟成の域に入っており、今が買い時(のような気がします)
●CMのセンスが良い
CX-8はCMのセンスも良いと思います。CMのスペックが高すぎるイケメンのオッサンと自分を見比べるとテンションが下がるのも事実ですが、如何にも品が良さそうな車で完全にイケていると思います。
以上。