こんにちは、ハマジです。
お金がかかる、待ち時間が長いという理由で自分でタイヤを交換される方も多いのではないでしょうか。
事実私も18歳で車を買って以来、タイヤ交換は全て自分でやってます。今回はタイヤ交換や車いじりの道具として油圧式エマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)を買ったのでレビューしたいと思います。
車載ジャッキは応急用
車のサマータイヤやスタッドレスタイヤをDIY交換する時に必要なジャッキ。
クルマのタイヤ交換で使うジャッキは応急用の車載ジャッキから耐久性の高いジャッキまで様々な種類がありますが、スタッドレスタイヤの交換くらいなら車載ジャッキで良いという方も多いのではないでしょうか。
私も今まで車載ジャッキでタイヤ交換していましたが、実は車載ジャッキは応急用で車のメンテナンス整備に使うようには設計されていません。車載ジャッキを繰り返し使うと、耐久性の問題で思わぬトラブルになることがあるので注意しましょう。
車載ジャッキの耐久性
車載ジャッキの耐久性について、幸い私は今のところ問題が起きたことはありません。
最も長く車載ジャッキを使った車では新車購入から10年間、年2回のサマータイヤとスタッドレスタイヤの交換で述べ20回使ったことがありますが、特に問題はありませんでした。
SUVや重量の重い車は注意?
繰り返し使って問題なかった車載ジャッキですが、これはあくまで一例です。特にフロアの地上高が高いSUVや重量の重い車の場合は注意が必要。
私が乗っているマツダCX-5 は重量約1,600kgですが、この車を車載ジャッキでジャッキアップするのはなんとも心許ないのです。ジャッキアップすること自体も大変ですがタイヤを浮かせるまでジャッキアップすると見るからに不安定になり、実際タイヤ交換中にジャッキが倒れたという話しも聞いたことがあります。
それに最近はジャッキアップすると若干ジャッキが曲がっているように見えたこともあり、トラブルにならないようフロアジャッキを購入しました。
フロアジャッキの使い方とレビュー
ここからはエマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)の使い方と実際に使った感想です。
エマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)を使う時は、事前に油圧調整バルブをしっかり締める必要があります。油圧調整バルブが緩んでいると、ハンドルを上下してもジャッキが上がりません。また、ジャッキアップ後にジャッキが下がってしまうこともあるので、時計回りにバルブが動かなくなるまで、きっちり締めてください。
次にフロア、もしくはサイドのジャッキポイントにジャッキを噛ませ、ハンドルを上下させてジャッキアップします。
こちらはサイド掛けでジャッキアップしているところですが、エマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)は車載ジャッキとは比較にならないほど簡単にジャッキアップできました。
ジャッキアップしたら車の下にウマ(車台)を当てます。
フロアジャッキは基本的にジャッキアップするだけの道具でジャッキアップを維持するものでは無いことに注意。なお私はジャッキが新しいことや荷重に余裕があるジャッキを使っていること、サイドから上げていることもあり、ウマは使っていません。邪道なので参考にしないでください。
タイヤを交換したらジャッキを下げます。フロアジャッキを下げる時は油圧調整バルブをゆっくり少しずつ反時計回りに回します。
ネットの情報ではいきなり下がったというレビューを見たことがありますが、私が使た限りエマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)は調節も用意でフロアジャッキが初めてでも扱い易いと感じました。
参考までにエマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)の唯一の弱点というか残念なポイントは、サイド掛けでジャッキアップするためのジャッキ用アダプタ(EM-226)が別売であること。
これを付けなければサイド掛け出来ないのですが、ジャッキ用アダプタ(EM-226)単体で1,000円近くするのは地味に痛い出費です。
フロアジャッキのメリット
次に油圧式エマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)を実際に使って分かったメリットです。
まず車載ジャッキに比べジャッキアップ作業が格段に楽です。また、ジャッキを上げるのも下げるのも時間がかからず10秒もあれば楽に上げ下げできるのが嬉しい。
また、以前のように不安な気持ちで作業することが無くなり、気持ちの面でも余裕を持って作業出来るようになりました。エマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)はSG規格適合製品というのもポイントが高いと思います。
フロアジャッキのデメリット
次にエマーソンフロアジャッキのデメリットです。
デメリットは以下の2つ。一つ目はジャッキ自体が重いです(約15kg)一軒家でガレージに置ける方は問題無いですが、うちはマンション住まいで物置から持ち出すのが大変。
二つ目は、それなりに大きさがあるので邪魔になります。逆にこれ以外は気になる点はありませんでした。当然ですが、意図せずジャッキが下がることも無く油圧調整バルブの操作も容易で、フロアジャッキ初めてでも扱い易いと思います。
フロアジャッキの注意点
油圧式のフロアジャッキはオイルが減るとジャッキが上がらない、下がるなどの不具合が出ます。説明書をよく読んでジャッキを下げる時は油圧調整バルブを緩め過ぎない。使い終わったらしっかりバルブを締めるなどオイルが漏れないようにしましょう。
さいごに
さいごになりますが、エマーソンフロアジャッキ3トン(EM-514)を実際に使ってみて、お値段以上の価値があるフロアジャッキと感じました。また、以下の理由でCX-5などの重量のあるSUVにも安心して使うことができるのもうれしい。
・ジャッキアップ可能重量に余裕がある
・ジャッキアップの高さが車に合っている
・SG規格適合製品
CX-5の場合は2トンのフロアジャッキでも上がらないことはありませんが、耐久性の面でも長く使うことを考えたら3トン(EM-514)がおすすめです。説明書を良く読んでジャッキアップした車両の下に入ることの無いよう、十分注意して使ってくださいね。