こんにちは、ハマジです。
マツダオープンデーは2016年からは始まった、マツダ社員やマツダの関連会社、地域の皆さまを対象に開かれる感謝祭のようなイベントです。今回は超絶ラッキーなことにマツダオープンデー2018のチケットをいただいたので、当日のイベントをレポートしたいと思います。
取り急ぎ感想から
いや~~~!控えめに言ってマツダオープンデーは気絶するほど楽しいイベントでした!!
入場チケットが招待制ということで待ち時間もなく、子どもが楽しめるイベントも満載で大満足。えっ、こんなところまで見せてもらっていいの!?という場所に入れるのもマツダオープンデーならでは。各ブースのマツダ社員さんから聞かせていただいた興味深い話も最高でした。
マツダやマツダ関連会社の皆さんには休日にも関わらずこんなに楽しイベントを開いていただきありがとうございました。残念ながら今年のチケットをゲットできなかった方は来年のマツダオープンデーをお楽しみに。
以下、マツダオープンデー2018行ってきましたブログの前半です。
※ブログの写真は撮影禁止エリア以外で撮影したものです
ハイ、さっそく当日マツダオープンデー2018の様子をレポートして行きましょう。雑記ブログのイクメンライフハッカーはどうでもいいところが無駄に細かいのが自慢。マツダオープンデー2018行ってきたブログも駐車場から書いていきます。
マツダオープンデー2018の駐車場
マツダオープンデーへ車で行く場合は本社会場北門近くの大洲駐車場へ車を止める形になります。広島都市高速2号線、大洲IC近くにある大洲駐車場は駐車スペースは余裕があるので2019年以降のマツダオープンデーへ行かれる方も留められない!なんてことはないと思います。
駐車場は平面駐車場と立体駐車場があり、8時30分頃に到着した私たちは立体駐車場へ案内されました。誘導があるとはいえ入り組んだ駐車場のため迷いやすいかも知れません。立体駐車場は場所によっては狭いので、アテンザとかCX-8の方は車庫入れが大変かも。
当然ですが駐車場はほぼマツダ車でいっぱいです。トヨタ、ホンダ、日産オーナーはアウェイ感が半端ないため、あらかじめマツダ車を購入してからご来場ください。
マツダオープンデー2018会場入り
マツダオープンデーの大洲駐車場へ車を止めて、会場入り口である北門へ向かいます。マツダオープンデー2018は09:00に開場。私たちが北門へ着いた8時35分の時点で約50人ほど並ばれてました。それから次第に人が増え、10分もすれば大行列に。北門は日陰が少ないので防止や日傘を持参するのがおすすめです。とはいえ、中に入ってしまえば8割以上は屋内で過ごす形になるので、必須とは思いませんが。
マツダオープンデーの開場までの時間はプログラムボードを見たり、子どもと指相撲をしたりして時間をつぶしました。他の出入り口は分かりませんが、北門の受付は窓口が10ヶ所くらいあり、チェックイン作業はスムーズです。
なお、今回私たちが利用したのは車で来場した場合の最寄り出入り口となる北門になります。トイレも近く、開場20~30分前に到着すれば受付テント横の日陰で開場まで比較的快適に待てると思います。
JR向洋駅からアクセスする場合は本社ロビーから来場するのが便利ですが、結構混雑されたようです。宇品側から来場される方は東門や西門からも入れますので、お好みでどうぞ。
受付には先日の国内生産累計台数5,000万台を記念して作られた錦堂コラボのもみじ饅頭がディスプレイされてました。クールなデザインでカッコイイですね。
ちなみに、5000万台達成は1931年10月に三輪トラックの生産を開始して以来、86年7か月での達成だとか。あまり記憶にありませんが、祖父の家にはファミリアっぽい車がありました。うちのオヤジが存命の頃も大のマツダ党でファミリア、ボンゴ、カペラ、MPVなど、代々マツダ車を乗り継ぎ、私もCX-5、CX-8と3世代で7台も貢献しています。これはけっこういい方なのでは?
午前9時、オープン!
午前9時、いよいよマツダオープンデー2018、2日目の開幕です!
北門の入り口は意外なことに普段社員さんが使うようなゲートを通ります。もちろん、電子キーは不要。撮影禁止エリア以外では写真撮影も自由という超太っ腹。大きめの一眼レフカメラを持参するお客さんが多いのが印象的でした。
写真で何となく分かると思いますが、マツダオープンデーは人気のイベントとはいえ招待チケット制のため、人がどわーーーって感じではありません。最近は年のせいか、ディズニーリゾートのあの混雑が辛くなってきたので大変助かります。
場内巡回バスはマツダのバスがおすすめ
マツダオープンデーの会場内は頻繁にバスが巡回しています。本社会場からマツダミュージアムのある宇品東会場への移動はバスを利用する形になりますが、5~10分も待てば乗れるのでストレスは感じませんでした。
ここでマツダオープンデーのプチ情報ですが、場内のバスはバス会社の臨時便バスと、マツダが運営するバスの2種類のバスが運行しています。バス会社のバスは普通のバスです。乗って移動するだけのバス(写真の赤いバスがバス会社のバス)
対してマツダが運行されるバスはドライバーがサービス精神旺盛で移動も楽しめるバスです。本社会場から宇品会場までの所用時間10分の間、「右手に見えます建物は…」トいう感じでバスガイドさんのようにマツダ敷地内の建物を案内してくださいます。
私たちが乗ったのはアタリのドライバーさんだったのか「こちらの建物に忍び込んでいただきますと、発売が1年以上も先の車両をご覧いただくことができます!」なんてシャレも利いて面白い話もありました。単なるイベントではなく、全社員でお客さんをおもてなす。マツダオープンデー2018は随所にそのような工夫を感じられる素晴らしいイベントでした。
早くも文字数が多くなってきた。。
新型車展示・記念撮影コーナー
前置きが長くなりましたが、ここからマツダオープンデー2018の各会場の内容になります。私たちが最初に見たのはこちら、新型車展示・記念撮影コーナーです。
マツダ車の最新モデルの他、国内では未発売のCX-9、CX-4、レーシングカーなどが展示されています。
私の方は取り急ぎCX-8を買ったことを孫と遊ぶために一緒に来ていたオカンに報告。オカンの感想は「は~、立派な車買って、運転できるの?」とのことでした(たぶん運転はできる)
CX-9もあったよ!
当ブログ初公開。日本未発売の3列シートSUV、CX-9です。
私、個人的にあんまりギラギラした車は好きでないですが、CX-9くらいまでならイケますね。CX-8と並べてみても、高級感があって良いと思います。
ちなみにCX-9のボディサイズは全長5,065mm×全幅1,930mm×1,728mm、CX-8は全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mmです。
ホイールベースはほぼ同じですが、全幅が約10センチ違うため、大きさを感じます。さすがに日本でこのサイズは持て余すでしょう。
インテリアは横の広がり感のあるCX-5やCX-8とは異なるデザインです。センターコンソールの周囲をウッドで囲う演出もフラッグシップであるCX-9ならでは。
リアはCX-9のナロー版であるCX-8とそっくりです。
置いてけぼりにされる
居住スペースはCX-8に比べ横方向の余裕はあるものの、前後スペースはそれほど違いを感じません。これくらいの違いなら、仮にCX-9が国内で発売されたとしても、CX-8の方が乗り易そうです。
と一人楽しく新車を眺めていると、家族に置いてけぼりにされていることが判明。
「おーい!待ってくれ!!」とダッシュで追いかけます。
衝突安全コーナー
その後、新車展示・記念撮影コーナーの隣で衝突実験に参加中の家族を発見。この車両は自動車関連のイベントで良く見るやつですね。子どもたちが体験するのもたぶん5回目くらいで、衝突の衝撃に驚いた顔をするのもいつも通り。
その他、マツダオープンデーの記念撮影コーナーにはレーシングスーツを着てレーシングカーと一緒に写真を撮ったり、消防士や白バイ・パトカーなどがズラリ。開場して1時間くらいは待ち時間や混雑もほとんどなさそうでした。
衝突安全の興味深い話し
衝突安全のコーナーには衝突実験で使われたCX-8やロードスターが展示されてました。
平成29年度のJNCAP自動車アセスメントにおいて衝突安全性能評価ファイブスター賞を受験車中、最高得点で受賞し日本車で最も安全な車の一つでもあるCX-8。
納車待ちのCX-8がボコボコになっているのは衝撃的ではありましたが、運転席から中を見るとキャビンの変形は無し。何事もなかったかのようにドアも開きました。
マツダオープンデーの展示ブースで個人的に一番楽しいと感じるのは、やはりマツダ社員との会話です。
シミュレーションで使っているソフトや自動ブレーキのプログラム的な制御に関する内容、雪道での自動ブレーキなど、止めることとABSやDSCなどタイヤをロックしないことが求められる場面ではどちらを優先するのか?については大変興味深いお話を聞くことが出来ました。
話の具体的な内容については、それ教えてもらっていいの?という話もありましたので「エアバックは硬いので子どもはなるべくシートベルトを締めて後ろに乗せてください!」というマツダらしいコメントに留めたいと思います。
そうそう、衝突安全評価についてはたまに?軽自動車が安全性評価の上位に入るものがあります。ドアが薄く1トンに満たないこともある軽自動車が大きく重いSUVと同じレベルと評価されることに疑問がありましたが、教えてもらった話によると衝突に使うダミー車両は重量含め同じものが使われているそうです。
CX-8の安全性が如何に優れているか、という話しを聞いてましたが、逆に軽自動車凄くない?という質問に対して「そうとも言えます。」とアッサリ認める回答もマツダらしい。
ただ、やはり軽自動車でCX-8クラスの衝突安全性能をクリアするのは大変難しいようで、実際の事故では相手の車の重さも影響するだけに、その辺のリスクをどう判断するかは難しいところです。
ツナガリカフェの食券は先に買うのが吉!
ここでマツダオープンデーの豆知識をご紹介します。
会場内唯一の飲食店となるツナガリカフェ。こちら、ハンバーグ定食やスペインカレーなどがワンコインでいただける人気のカフェですが、食券は早めに買うのが吉。
私たちがたまたま通りかかると、係の人が「食券はお早めにお買い求めくださ~い!」というのが耳に入り、聞いてみるとお昼時は食券を買い求めるお客さんで大行列になるのだとか。
なるべく並びたくない私たちはとりあえず家族分の食券を買いましたが、これが大正解。12時頃にご飯を食べに来たときは、大行列どころかカレー以外は全て売り切れになっていました。マツダオープンデー2019へ行かれる方へ、食券はとりあえずサッサと買っておきましょう。
マツダオープンデーは移動も楽しい
はい、移動です。10時からパワートレイン会場でエンジンの組み立て実演が見れるとのことで移動します。
ところで、この移動中の景色。皆さんは何か感じませんか?
例えばこちら、「土のう、しさく」のコンテナ。
(マツダは土のうまで試作するの?)
普段入ることが出来ない敷地内を見て回ることが出来るマツダオープンデーは、移動も楽しいのです。
ほらほら、こういうのも味があっていいでしょ?
自分の会社の工場を見るのも好きな私ですが、自分の車が作られる場所が見れるのはそれ以上に楽しい体験でした。
アノ人を発見!
パワートレイン会場へ向かって歩いていると、、
なんと!ムッシー虫谷こと、車両開発本部操安性能開発部主幹の虫谷さんを発見!!
虫谷さんの操安関連の話は無茶面白いことで有名です。思いがけず有名人との遭遇にテンションが上がりましたが、家族連れでしたので話しかけるのは自粛。
スパイショットのCX-9が霞む激レア感でした。
ロータリーエンジンを組み立てたぞ!
パワートレイン会場に到着。
ここでは実際のエンジンや部品などを見たりエンジニアに聞いたり出来るほか、ローターリーエンジンの組み立て実演などを見ることが出来ます。
私的にはエンジニアにマツダの4WDシステム「i-ACTIV AWD」の機構や制御について実際の部品を見ながら話しが聞けたのが最高。子どもたちはロータリーエンジンの組み立て実演に参加し、シールやボルトを組んで本物のロータリーエンジンを回すとこまで体験させてもらいました。延べ40分の体験は思いのほか本格的な内容だったので、本物志向の方やロータリーファンの方におすすめのイベントです。
なお、撮影禁止エリアのため写真は無しです。
大人も子どもも大喜び、モノ作りROAD
大満足のパワートレイン会場の後は、子どもたちお待ちかねのモノ作りROADへ行きました。
モノ作りROADはカワダ、ダイキョーニシカワ、ワイテックなど、マツダの協力会社がモノ作りの楽しさを伝えるために様々な体験コーナーやアトラクションを準備してお迎えするイベント会場。子ども連れのファミリー層に大人気でマツダオープンデーの中でも随一に混雑するイベントです。
混雑する、と言ってもそこはチケット制のマツダオープンデー。一部人気のイベントは整理券制で早々にソールドアウトしますが、30分もあれば3つ4つのコーナーを回ることは十分可能です。
マツダオープンデーのモノ作りROADのスゴイ所は子供だましのイベントではなく、会社のプライドをかけたガチな展示であること。いや、オチビさん。簡単に作ってますけど、それにどれだけの知恵が詰まってるか分かる?
ここで車好きの端くれとして私が楽しかったポイントはやはりエンジニアとの会話です。内容的にアレなので、どこの会社のどのブースの話しかは控えますが、突っ込んだ質問に対しマツダの社員さんが優等生的な回答をされるのに対し、協力会社さんの方はえ?マジッすか?みたいなところまで教えてくれるのでメチャ面白い。
あのパーツメーカーさんに聞いたところ、あそこのパーツを社外品に換えるのは論外だとおっしゃってました。お前ら全然分かってないと。また、強度的にマツダの場合はマージンが多く取る設計のため、強度の面では全く問題ないという話しも。逆に○○○はマージンが少な目だそうです。壊れるようなことはないけど、会社として許容範囲が少な目に設計してあるのだとか。あのパーツに限って言えばマツダとトヨタは頑丈です!とのことでした。伏字が多く、なんのこっちゃですね、興味のある方は2019以降のマツダオープンデーのモノ作りROADで質問してください。
※あのパーツはこちらの会社の商品とは無関係です
マツダオープンデーの昼食は混雑するぞ!
12時になりましたのでお昼ごはんです。
ツナガリカフェに戻ると予想通りの大混雑。食券売り場はもちろん、カフェの中も満席で座るところがありません。
席数自体は結構あるので少し待てば座れたかも知れませんが、外に座れる場所があったのでそちらで食べることにしました。
メニューは塩ラーメン、スペインカレー、トンカツ、ハンバーグと見事にみんなバラバラ。お味の方はハッキリ言って申し訳ございませんが大したことありません。安いから良しとしましょう。私は料理日記も書くので、旨い不味いの基準は譲れません。
先にも書きましたが、12時過ぎにはカレー以外は売り切れの状態。では何を食べればいいの?と思われた方はご安心ください。
カフェの向かい側にはタコスなどの屋台メニューもありますので、そちらをご利用ください。ただし、お昼時は大行列です。お弁当持参の方も結構多いように感じました。
マツダオープンデーのグッズ売り場
マツダオープンデーの記念品やグッズ売り場の一つに、ツナガリカフェ前のお店があります。錦堂コラボのもみじ饅頭のほか、ミニカー、キーケースなどが販売されてました。
せっかくなので私もCX-8のミニカーでも買おうとしたら、、6,800円!
700円くらいかな?と思ったらゼロが一つ違いました。最近のミニカーは思いのほか高いのですね。キレイさっぱり諦めました。
なお、今回利用したマツダオープンデーの出入り口の一つ、北門にはグッズ売り場はありません(その代わりファミリーマートはある)2019年以降どうなるか分かりませんが、気になるものがあったら早めに買っておくのが吉です。
移動です。
モノ作りROADは人が多く歩き難いのでう回路を通って技術本部のモノ造り説明コーナーを目指します。
技術本部モノ造り説明コーナー
技術本部モノ造り説明コーナーは実際の部品に触れながら車造りのストーリーをエンジニアが語るという場です。
こちらではキッズ向けのキーホルダーやスタンプ作り体験も開催されていますが、事前予約は既にいっぱいで申し込むことが出来ませんでした。当日の整理券もありましたが、モノ作りROADなど、他の体験コーナーや見て回るだけで楽しめる会場が多く、これらの体験はスルーしました。会場後、ダッシュで体験コーナーに向かい夫婦で別々の行列に並ぶ、なんてことをすればゲットできなくはないと思いますが、そこまでしなくても良いと思います。
アチコチに(納車待ちですが)自分家の車が展示されているのは良いですね。興味もわきますし、話も刺さる。
そしてマツダはどこのブースもエンジニアが熱いのです。話しててもニコニコしていて車好きが伝わってくる。最も、全ての人が話し上手ではないでしょうからこの手のイベントが得意な方が担当されているのだと思いますが、下手なイベント会社のスタッフより3倍フレンドリーで話し易いと思います。
次に向かったのはデザインセンター。私が楽しみにしていたイベントの一つ、「マツダ 魁 CONCEPT(マツダ カイ コンセプト)」とVISION COUPEが展示されています。
写真が多くなりましたので、後半へ続きます。
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