このブログはマツダオープンデー2018行ってきましたブログ、前半からの続きです。
前半はこちらから。
デザインセンター
マツダオープンデー2018行ってきましたブログの後半はデザインセンターから始まります。
実は私、魁コンセプトがとてつもなくカッコいい、このまま出たら絶対買うぞと考えていたにもかかわらず、これまで実車を見たことがなく。
今回、デザインセンターで魁コンセプト(とVISION COUPE)が展示されているということで大変楽しみにしておりました。
さっそくデザインセンターの中へ。
これがウワサの魂動のご神体(の模型?)ですね。
しっかり拝ませてただきました。
いちいちカッコいいのですが、デザインセンターというくらいならパネルも先進的なデバイスを採用するなど、もう少し未来感があっても良いかも知れない。
デザインセンターの1階にはSHINARIコンセプトが展示されてました。SHINARIコンセプトは2010年9月にマツダがミラノで行ったプレス向けイベントで初公開。
マツダのデザインテーマ「魂動」は前田育男デザイン本部長によって、当時のTAKERIコンセプトやSHINARIから始まりましたね。今見てもカッコいいのでございます。
魁コンセプトがカッコ良すぎる
マツダデザインセンターの3階で魁コンセプトとご対面。
実際に魁コンセプトの実車を見た感想は、、素晴らしいですね。
車に全く興味がない嫁さんでも「これいいね。大きい車要らなくなったらコレ買ったら?」というレベル。うちの妻さまは車はアクセル踏んだら走る、以上!というレベルで車に興味が無いのに、そんな人がデザインでこれを買いたいと考える。これは本当にすごいことです。
もちろんコンセプトカーなのでこのまま発売されるとは思いませんが、次期アクセラとして発売されることが濃厚なだけに、今から発売が楽しみで仕方ないモデルです。
マツダ車はみんな同じ顔?
ここで余談。
たまに、他車のオーナーからマツダ車は全部同じ顔で見分けがつかないと言われます(そういう人に限ってヴィトンをぶら下げていることが多い)マツダファンからすると目クソ洗って出直して来いという話かも知れませんが、個人的にブランドのデザインはある程度統一性があって然るべきだと考えています。顔が同じことに否定的な意見には同意出来ません。
※RX-VISION
そういう方はメルセデスやBMWも同じ顔だと難癖付けるのでしょうか。時代によってデザインテーマは変わっても、海外のメーカーは車種問わず一目見てどのブランドか分かるデザインが多いのです。
だいたい私は基本的にダサいので車種ごとにデザインが変わったり、モデルチェンジ毎にガラッと変えられたりすると思考が追いつかない。国産車の中では数少ないシンプルで統一性のあるデザインをするブランドとして、マツダや(多少ガンダムチックではあるが)スバルには頑張っていただきたい。
VISION COUPEのクレイモデル
デザインセンターには魁コンセプトなどのコンセプトカーの他に、VISION COUPEのクレイモデルも展示されてました。
このクレイモデル、なんと、実際に削り出しを体験させてもらうことが出来るのです。
これには正直ビビりました。
マツダオープンデーとはいえ、ここまで体験させてくれるメーカーはマツダくらいでは。当然、子どもたちは目の前のVISION COUPEのクレイモデルに興味津々。実際に削り出しを体験することで車のデザインモデルがどんな工程を経て造られるのかとても良い体験になったことでしょう。
モノ造り歴史館
まだまだ続くマツダオープンデー2018。
続いて向かったのはモノ造り歴史館。
他の人が写り込まないよう、全体像は屋根のみで。
こちらはマツダのモノ造りの歴史を、パネル展示や実機、マツダの社員さんの解説付きで楽しく知ることができるブースです。
CX-8のバンパーは後ろに回ってください、ということで裏から見ると、、
センサーやカメラがいっぱい!
子ども連れだとこういうのを見ながら車の話しをするのも楽しいですね。さすがに自分の車のバンパーを外すのは大変ですから(そしてネジが余るパターン)
バンパーの材料となる素材も実際に見て触って話を聞いて知ることができます。
スプレーガンを使った色塗り体験とか。
ロードスターの6速ミッションもスケルトン仕様で実際にガチャガチャ動かすことが出来ます。今何速に入ってるかデジタルインジケータ―に表示されるのも面白い。
マイクロミリメートルまで測れる電子ノギス。
マツダオープンデーのモノ造りの歴史館は当然大人も楽しめます。プレスや塗装のブースでは実に興味深い話を聞かせていただきました。
これは、、なんだったかな。。
マツダオープンデー2018限定塗装もありました。写真では分かり難いですが花柄で女子に大人気。
モノ造り歴史館のもう一つのお楽しみはマツダオリジナルの缶バッチ。
スタンプラリーをコンプリートすると自分の好きなマツダ車の缶バッチを作ってもらえるのです。どの車の缶バッチを作るか、子どもより大人の方が真剣になっていたのは気のせい?
長男は青のCX-5、長女は可愛らしい黄色のキャロルの缶バッチを。
私はもちろん、納車待ち中のCX-8でございます。
巡回バスが楽し過ぎる
いよいよマツダオープンデー2018最後のイベントへ。
巡回バスに乗り、小学校以来となるマツダミュージアムへ向かいます。
マツダオープンデーがスゴイのは巡回バスでの移動中もバスガイド付きの観光バスのように楽しめるオモテナシの精神。詳しくはマツダオープンデー2018行ってきましたブログの前半に書いたので割愛しますが、巡回バスの運転手さんによる解説が面白すぎ。
例えば、海田湾を眺めるマツダの敷地内に架かる橋は会社が保有する橋としては世界一の高さだそうです。よって景色も世界一。じっくりご覧くださいとのことでした。
なお、高さでは世界一ですが、長さは世界で2位とのことです。世界一の長さを持つ会社は話を聞いたにもかかわらず忘れてしまいました。私の記憶能力は広島一ポンコツなので悪しからずご了承ください。
マツダミュージアム
巡回バスに楽しく揺られること10分弱。
マツダミュージアムに到着しました。
館内では名車が展示されるミュージアムの他、CX-5の製造工程、子ども向けの工作教室、人馬一体乗車体験などの説明会が催されてます。
こちらは「となりのトトロ」の最初の引っ越シーンで登場する車にそっくりなトラック。こんなにデカイのに三輪車なのですね。ぶっ飛ばしてハンドル切ったらひっくり返りそう。
マツダの名車その1。
マツダの名車その2。
マツダの名車その3。
マツダの名車その4。
とにかく、マツダミュージアムには所狭しとマツダの名車が展示されているのです。マニアから名車旧車の知識に乏しいシロウトまで完全に楽しめること間違いなし。
CX-5の技術展示
続いてCX-5の技術展示へ。
自分の車が展示されてるのはチョット面白くないですか?20数年ぶり小学生以来となるマツダミュージアムで、小学生になった子どもたちに自分家の車がどのように作られたか説明するのです。
これ以上に面白い体験があるのでしょうか。私は知りません。
工場見学も出来るぞ!
その後は工場見学へ。
土日は工場は非稼働日のため、見学できるのはミュージアムだけかと考えていたら、組み立てラインを見学させてもらうことが出来ました。ラインは止まっており、数名の作業員の方がメンテナンスをされているだけという状態でしたが、宙吊りのフレームだけの車がズラリと並ぶ姿は迫力があります。
※撮影禁止エリアのため写真はありません
子どもたちに次の車(CX-8)もその辺で造られてるぞ!という話をしたら「歩き疲れたからおんぶして。」という素っ気無い返答。
はいはい、確かに歩き疲れましたね。
マツダミュージアムの後は、巡回バスで北門近くまで戻り、最後に門近くのファミリーマートでアイスクリームを買って帰宅しました。こちらは会場出口でいただいた限定モノの冊子です。最後までありがとうございました。
お土産も公開!
じゃじゃん!
マツダオープンデー2018でいただいた記念品やお土産、実際に買った物など。「こんなにもらいました!」みたいなのは貧乏臭いので嫌いですが、一応公開します。
中央の金属製の細いパーツはロータリーエンジンの組み立て体験でお土産にいただいた本物のシールです。こういうのはレア感があっていいですね。この写真には映ってませんが、私的には会場出口でいただいた限定物の冊子が刺さりました。私はメンドクサイタイプなので、エンジニアの想いや開発エピソードを知るのが大好きです。まだ読んでないので、どんな内容なのか楽しみで仕方ありません。
マツダオープンデー2018のまとめ
最後にマツダオープンデー2018で感じた事や感想をまとめっぽく書いておきます。
●事前申し込みが必要なイベントは瞬殺する
塗装体験や船舶見学などの人気イベントは、申込み募集後、あっという間に満席になるようです。
実際私がマツダオープンデー2018のチケットをいただいてから申込みしようとした時も、事前に申し込みが必要なイベントは既に全部満席。その後、人馬一体乗車体験などはキャンセルで空きが出ることもありましたが、今回は子どもを優先したため、申込みはしませんでした。
●事前申込み無しでも十分楽しめる
マツダオープンデー2018当日は開場から15時30分までの滞在で全てのブースを見学することが出来ました。事前申し込みが必要なイベントの中には当日整理券を配布されるイベントもありますが、そのようなイベントに参加しなくても、普通に1日十分楽しめます。たくさん歩くのでスニーカーなど歩きやすい恰好がおすすめ。
●子どもから車好きの大人まで完全に満足できる
マツダオープンデーでは全体的に子どもが楽しめるよう非常に気を使われていると感じました。ロータリーエンジンの組み立て体験では長男が(直前にお姉ちゃんにスタンプラリーを勝手に押されるという事件があり)スネ夫モードに入ってましたが、係の方にフォローしていただきイベントが終わる頃にはすっかり期限も良く。その他のイベント会場も子どもに対してモノ造りの楽しさを一生懸命伝えてくれようとする姿が印象的でした。もちろん、大人のマニアックでメンドクサイ質問にもキッチリ答えていただけます。
●そんなに混雑しない
後日メディアが公表した情報によると、マツダオープンデー2018の来場者数は2,500人前後だったようです(1日のみか2日間の延べ人数かは不明)招待チケット制やイベントが事前申し込み制だったこともあり、目立った混雑や行列は無く。流石にお昼のレストラン(社員食堂)は混雑しましたが、全体的には快適でした。
●社員率はそんなに高くない?
その辺を歩いてる人の会話から、参加者のマツダ社員率は3割にも満たないのではと感じました。根拠はありません。
●ツナガリカフェの食券は早めに買っとけ
マツダオープンデーの唯一の攻略法として、敷地内唯一の飲食施設であるツナガリカフェの食券は早い時間帯に買っておくのが吉。当日は12時にはカレー以外全て売り切れでした。
ちなみに、北門入ってすぐのファミリーマートもおにぎりや弁当類は売り切れでした。2019年以降はどうなるか分かりませんが、食べ物は早めの確保がおすすめです。
●マツダオープンデーのここがイマイチ
不満は無いです。
文句言う方がどうかしてる。
●マツダオープンデーのチケット入手方法は?
最後にマツダオープンデーのチケット入手方法について。
マツダオープンデーのチケット入手方法は社員は抽選で、それ以外は良く分かりません。2016年に始まり、まだ3年しか経ってないイベントのため、手探りの部分も多いのでは。また、参加人数が限られるため、マツダとしては積極的に案内されてないようにも感じますが、会場ではインスタへの投稿を促すようなイベントもありました。2019年以降、今後の参加希望者や人気状況次第では、マツダ車オーナーを始め一般の方の参加を増やされる可能性も高いのでは?
どうしてもチケットが欲しい方は、日頃から車好きであることを公言し、イベント開催前にマツダの新車を購入すると当選確率が上がるかも!?(根拠はありません)
纏めは以上です。
ご覧の通りマツダオープンデー2018は最高に楽しいイベントでした。
今年参加できなかった方はマツダオープンデー2019をお楽しみに!
※マツダオープンデー2018の前半はこちらから。