リストラは2度と無い?マツダへの転職メリットとデメリット|蕎麦が好き

リストラは2度と無い?マツダへの転職メリットとデメリット

先日マツダの採用求人について書いたので、今回はマツダへの転職に関する小ネタブログです。

マツダへの転職についてまずは良いところから。

(なおラベリングしたCX-8はシの字も8の字も出てきません。悪しからず)


マツダに転職するメリット


●車の開発に関わることができる

自動車メーカーで車の開発に関わることが出来るのです。職種でやることは違えど車好きにとって好きな車に関わることが出来る仕事は何事にも代えられないのではないでしょうか。

●大企業である

マツダは大企業です。そりゃ、トヨタや日産・ホンダに比べると規模が小さいメーカーですが、約3兆5,000億円の売り上げがある企業なんて他にありますか?当然大企業ですから年収、休日日数、福利厚生も大企業基準。EVの大頭で従来型の自動車メーカーはどうのこうのなんて話もありますが、マツダは少なくとも藤原大明神が指揮を執る間は堅調に売上販売台数を伸ばすでしょう。

●働いて楽しそう

藤原大明神にムッシー虫谷氏など、しゃべれるエンジニアや日経ビジネスオンラインの常連がズラリ揃うのがマツダ。

業種が違うので勝手な推察ですが日本の自動車メーカーで働くならマツダが一番楽しそうです。

●広島=マツダである

良くも悪くも広島といえばマツダなのです。広島の雇用を大切にして、広島での生産にこだわり、地元府中町に税金をしこたま納め広島の企業で約3兆5,000億円の売り上げがある会社なんてマツダしかありません。広島の経済界への影響力も半端なく、広島で生きていく上でマツダに勤めていれば何の心配もなし。

●カープのヘルメットカラーである

マツダといえばマツダスタジアム。私は野球に興味が無いので良く分かりませんが、生粋pのカープファンはあのヘルメットカラーを作っている会社というだけでマツダで働きたくなるのではないでしょうか。


マツダに転職するデメリット


続いてマツダに転職するデメリットやこれはちょっとなと思うところ。

●リストラのイメージ

マツダは1990年代後半から2000年代前半にかけて文字通り倒産の危機とも言える厳しい状況でした。マツダのおひざ元である安芸郡府中町はマツダの下請け・関連企業がゴロゴロしています。同年代をマツダ本社のある安芸郡府中町で過ごした私はマツダの危機を「友達の親がリストラされる」「(下請けは)目に見えて生活が苦しそう」「町全体の活気が無い」など、強烈な負の印象とともに記憶に残りました。

今でこそマツダは「もうリストラはしない」と公言していますが、果たして同じような状況に陥ったときにどうなるか。もっとも、当時の多チャンネル化などは子ども心にも「マツダどうしちゃったの?」と思わずにはいられないほどの酷い経営でした。流石にあのような状況には陥らないと思いますが、今後の高級路線がコケるなんてことがあれば…

●海外出張が多い

マツダのホワイトカラーは海外出張が多い。特に私の職種であるIT関連の知人はもれなく海外勤務を経験しています。また、マツダの社員でなくても主要ITベンダーであるIGSCH(IBM 日本アイビーエム中国ソリューション株式会社)の社員、SES契約のSEなども「いやー、来週から2週間ほどタイの工場へ行くんですよー。暑いし飯が合わなくて…」なんて話は腐るほど聞きます。

●向洋勤務である

マツダのIT関連職種はもれなく向洋勤務です。

向洋界隈は飲食店が少なく、飲み屋を探すにも電車やバスに乗って移動になります。マツダ本社前を通り広島市中区基町の紙屋町交差点から広島県安芸郡海田町の大正交差点を結ぶ県道164号線は慢性的に渋滞。

マツダ本社に隣接するJR向洋駅は本数が多いのでそれほど不便には感じませんが、都会暮らしに慣れた人はカルチャーショックを受けるかも知れません。

さいごに


専門職の場合は業務内容や待遇面はスキルさえあればどうとでもなるので大きな問題ではありません。人間関係もどこへ行っても正直同じでしょう。ただ、あのリストラは幼少期の身近な出来事であっただけにどうしてもネガティブな印象がぬぐえない。広島でのモノづくりにこだわるマツダが傾くと広島全体がコケるというのは大げさではありません。マツダにおいては今後も業績好調で2度とリストラが無いことを切に祈ります。

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