CX-8ブログです。
ちまたでは2018年9月(10月?)発表の年次改良モデルの話題で持ちきりですが、改良前CX-8オーナーの鏡として地団駄踏んで悔しがりながらCX-8のマイナー情報を書き連ねたいと思います。
そんなわけで今日はCX-8のブレーキについて。
CX-8のブレーキサイズ
先日教えていただき気付いたのですが、CX-8のブレーキはCX-5に比べワンサイズ大きいブレーキパッド/ブレーキディスクが採用されています。キャリパーもCX-5の1ポッドから2ポッドへグレードアップ。
CX-5とそっくりなCX-8は、実は一回り大きい北米向けSUVのCX-9のシャーシをベースに改良して作られた車です。CX-5と比べボディ剛性の強化や静粛性向上に約200kg重くなっていますが、ブレーキもキッチリ強化されているのです。
以下、CX-8とCX-5のブレーキサイズの比較。
リアブレーキもサイズアップしていますが、ここでは割愛します。
●CX-8のフロント・ブレーキサイズ
パッド寸法 面積6,140平方mm×厚さ12mm
ディスク・プレート寸法 外径320mm×厚さ28mm
型式 ベンチレーテッド・ディスク
キャリパー 2ポッド
●CX-5のフロント・ブレーキサイズ
パッド寸法 面積6,000平方mm×厚さ10mm
ディスク・プレート寸法 外径297mm×厚さ28mm
型式 ベンチレーテッド・ディスク
キャリパー 1ポッド
CX-5のブレーキと比較した感想
車重が違うためCX-5とCX-8のブレーキを比べることに特に意味はありませんが、ここではワンサイズアップした効果や前車(KE後期型CX-5)と現車(CX-8)の違いについて簡単にまとめます。
もともとCX-5のブレーキは大変良い印象を持っていますが、CX-8のブレーキはCX-5比で200kgの重量アップをものともしない更に優秀なブレーキと感じます。
私は踏み初めのフィーリングがソフトなブレーキが好みですが、CX-8のブレーキはパーシャル域からの制動力が絶妙。そこから踏み込んだ時の効きもリニアな減速感で自分の狙った通りの場所に停止できます。
※CX-5に対して一回り大きいCX-8のブレーキ
今のところフルブレーキを掛けたことはありませんが、下り坂で強めにブレーキを掛けた限りストッピングパワーは十分以上。ピッチングが少なく4輪を掴みボディー全体が沈み込むような動きで同乗者も酔い難く、冬場にあえてABSを効かせるようなブレーキを掛けた時を想像しても扱い易い予感です。
CX-5からCX-8に乗換えて感じた部分に触れておきますと、200kg車重がアップしたことでフルブレーキ時の制動距離は間違いなく伸びていると思います。下り坂などの急ブレーキは要注意。ブレーキのストロークはCX-8の方が多め(のように感じる)剛性感もキャリパーが2ポッドになった効果か、CX-8の方が剛性感のあるフィーリングです。
CX-8のブレーキは同乗者に不安感を抱かせない&いつ止まったか分からない優しいブレーキが意識せずにできる、大変優秀なブレーキだと思います。