CX-8のベストバイはガソリン2.5L NA?自動車ジャーナリスト河口まなぶ氏の動画レポートで高評価|蕎麦が好き

CX-8のベストバイはガソリン2.5L NA?自動車ジャーナリスト河口まなぶ氏の動画レポートで高評価

こんにちは、ハマジです。

LOVECARS!TV!キャスターで自動車ジャーナリストの河口まなぶ氏がマツダCX-8ガソリン2.5L NAとターボを比較レビューされていますのでご紹介します。

マツダCX-8ガソリン2.5Lは、NAか?ターボか?


CX-8の売れ筋はガソリン2.5L NA?


この試乗レビューを見る限りガソリン2.5L NAは相当良さそうですね。河口さんのおっしゃる通り、多くのドライバーにとって必要十分以上の動力性とディーゼルに比べ静粛性が高いのが魅力に感じます。

ガソリン2.5L NAの出来が良いならCX-8の売れ筋は安全装備てんこ盛りのCX-8 25S PROACTIVEか。多少の値引きを加味すると乗り出し価格は約350万円ですから、内容を考えると大変お買い得。

乗り出し約350万円と言えば3列シートSUVのホンダCR-Vやランドクルーザー・プラドよりもリーズナブルな価格。5ナンバー3列シートミニバンとも張り合える価格帯です。全長4,900mm、全幅1,840mmのサイズが気にならず3列目の利用頻度が低いユーザーは検討の価値あり。

5ナンバー3列シートミニバンと比較した時、より大きなSUVのCX-9をベースに作られたCX-8はボディ剛性の高さや乗り心地の良さ、静粛性の高さは確実に1ランクから2ランクは上。そんなに飛ばさない方、チョイ乗りが多い方にCX-8 25S PROACTIVEは完全におすすめのグレードだと思います。


CX-8 25S PROACTIVE 2WDのスペック


車両価格:¥3,256,200(税込)

SKYACTIV-G 2.5
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
エンジン総排気量:2.488L
エンジン最高出力:140kw〈190ps〉/6,000rpm
エンジン最大トルク:252N・m〈25.7kgf〉/4,000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

JC08モード燃費:13.4km/L
WLTCモード燃費:12.4km/L
WLTC市街地モード:9.8km/L
WLTC郊外モード:12.6km/L
WLTC高速道路モード:13.9km/L

車両重量:1,730kg

マツダCX-8ガソリン2.5L NAの動力性能


心配されるマツダCX-8ガソリン2.5Lの動力性能について加速の指標となるトルクウエイトレシオは67.3kg/ kgf・mですからそんなに悪い数値ではありません。フル乗車で加速する場面は5ナンバー2,000ccクラスのミニバンより少し早く感じられると思います。

ただ、最大トルク発生回転数が4,000rpmと必要な加速を得るには多少回す必要があります。試乗する際は一人で街中の試乗コースを走るのではなく、登坂や家族全員で乗り多人数乗車時の動力性能に不満が無いか確認するのが良いでしょう。

参考までにアルファード2.5Sのトルクウエイトレシオは80kg/kgf・m、5ナンバー3列ミニバンの2リッターガソリンモデル(ノア/ヴォク、セレナ、ステップワゴン)は約75kg/kgf・m、CX-8 XD ディーゼルは42kg/ kgf・m、比較するのもおかしい日産GT-Rは30kg/ kgf・mとなります。

こうしてみるとやはりディーゼルのトルクはすごい。CX-8 XDの数値が際立ちますね。さらに言うと同じエンジンを積むCX-5 XD FFモデルは約35kg/ kgf・mという、ちょっとしたスポーツカー並みの数値です。加速が気持ちいいのも納得。

5ナンバーミニバンと比較した場合、3列目の居住性と乗降性は要チェックです。CX-8の3列目は決して乗降性が良いとは言えませんので、頻繁に高齢者が利用される場合は厳しいと思います。

これらの部分や燃費が許容範囲であればCX-8 25S PROACTIVE 2WDは大変魅力的なグレードです。こういうとマツダは喜ばないかも知れませんがライバルに比べコスパが高すぎる。

ガソリンターボとディーゼルの違いはパワーは互角、燃費はディーゼル。静粛性や回転フィールの伸びやかさはガソリンの方が上ですから、総合的に判断してお値段が気にならなければガソリンターボが一番高級感を感じられるグレードになると思います。

コスパが高いのは25Sであるが、、


最後に私のスタンスを述べておくとコスパが高いのはCX-8 25Sですが、コスパとはあくまでも価格(費用)に対して価値(効果)が高いというだけのもの。無駄のないところに余裕なし。私は登坂や高速道路も余裕を持って走りたいのです。車は移動の道具ではない。そうなると、本当におすすめのグレードが何なのかは言うまでもありません。コスパ、コスパで大切な物を見失わないようご注意ください。

以上。

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