ブリザックDM-V2の寿命は?マツダCX-8 AWDに4年目のブリザックDM-V2で圧雪路を走った感想|蕎麦が好き

ブリザックDM-V2の寿命は?マツダCX-8 AWDに4年目のブリザックDM-V2で圧雪路を走った感想

こんにちは、ハマジです。

マツダCX-8 AWDにCX-5から流用した4年目のブリザックDM-V2を履いて圧雪路を走った感想です。

死ぬほど安定してます。

以上。


もう少しだけ書きます。

最近、仕事が忙しく疲れてるので少しだけ。

4年目のスタッドレス・ブリザックDM-V2


4年目のブリザックDM-V2はバリ溝で素人目にもゴムはまだ柔らかい。日陰でカバーを付けて保管したのが功を奏したか。この日は前後に車がいない時を見計らって強めのブレーキや急加速を試しましたが、TRCやABSが作動することもなくグリップしました。これなら氷上性能も十分でしょう。さすが、ブリジストンのブリザックDM-V2です。

新雪の圧雪はドライ並みにグリップ


2018-2019シーズンの初雪道は松江自動車道でした。一番気温が低い区間で気温2度。路面にはうっすらと新雪が積もった一般的には大して滑らない状況です。

こんな状況では1.9トンの重量級のCX-8に4年目とはいえまだまだ現役バリバリのブリザックDM-V2、おまけのAWDときたら全くもって滑りません。なるべく早めにCX-8のTRCの効き具合やオフった時の挙動を確認したいところですがこの程度の雪道では試す場面もなく。ドライとほぼ変わらなぬ感覚で走れました。


GVCは荒れた路面ほど効果が高い


この日実感したのは、雪道運転におけるGVCの効果性の高さ。ホイールベースが長いCX-8
のGVCは非常に効果的で普段のドライブでも不快な横揺れやふらつきが少ないですが、雪道を走るとその印象はさらに強くなりました。

普通、雪の塊などのガタついた路面を走ると少なからずハンドルの微修正が必要となり、それが横揺れやドライバーの疲労となってロングドライブでは効いてくるものですが、このCX-8は完全に安定している。

なんだこれ、今までFFで頑張ってきたのは何だったのか?と思うほど安定しているのです。実際、この日は広島から鳥取米子まで往復約450km走って疲労は全くなし。帰宅しても洗車したりカニ料理を作ったり、それからビール飲んでダイニングで寝落ちするまでピンピンしてましたからね。

怖いのはスピード違反だけ?


これだけ安定していると怖いのはスピード違反だけです。

それは冗談にしても、ホントに怖いのはノーマルやショボショボのスタッドレスタイヤで無茶をする無謀なドライバーの存在。現にこの日も道をふさぐ形でスリップしたトラックや、坂道を登れなくなった車をアチコチで見かけました。

ロードノイズが気になる


雪上や氷上でバツグンの性能を発揮する4年目のブリザックDM-V2ですが、CX-8の純正19インチタイヤ、トーヨー プロクセスR46に比べロードノイズは大きめです。ブリザックDM-V2は他社のスタッドレスタイヤに比べゴツ目で重量級のスタッドレス。舗装路を走るとスタッドレス特有の高周波音が気になります。これはグリップ性能の代償として甘んじて受け止めましょう。


ぐにゃぐにゃ感は空気高めで対処


1.9トンのCX-8に17インチ225/65サイズのスタッドレスを履くとスタッドレスタイヤ特有のぐにゃぐにゃ感が不安。これには空気圧を既定の230Kpaより若干高めの250Kpaとすることで神経質な私でも気にならない程度に収まりました。

一般的にスタッドレスタイヤの空気圧を高くすると雪道や氷上のグリップが落ちますが、抜群の安定感を持つCX-8 AWDは全く問題なし。ただしこの方法は制動力に不安のあるスタッドレスや雪道に不慣れなヒトにはおすすめイタシマセン。

アソコに雪が挟まる


こちらの写真を見てください。向かって左側のヘッドライト部分に雪が挟まっているのです。CX-8のヘッドライト部分は雪が挟まりやすく、熱を持たないLEDはこの雪が溶かせないのです。もっとも形状的にライトが隠れるほど雪に覆われることはないと思いますが、夜の高速など、ヘッドライトの視界が遮られるのは気になります。AWDはヘッドライトウォッシャーで飛ばすので問題無いですけど。


FFのCX-5から乗換えて良かった


さいごにFFのCX-5からAWDのCX-8に乗換えた感想です。CX-8+AWD+GVC+ブリザックDM-V2で雪道含め約450km走った印象は、一言で言うと運転がめちゃくちゃ楽です。色んな意味でとにかく疲れない。20代ならここまでの落ち着きは要らないかも知れませんし、もっと元気な車の方が楽しいと感じるかも知れません。

ただ、40代の背中が見えてきた自分には楽しさや元気の良さ以外にも必要な物があります。ドライブ中も、ドライブの後にもやることは多い。楽しさだけでなく安定感、安心感などドライビング以外の部分も高いレベルで実現したCX-8の魅力に触れて、CX-5から乗換えて良かったと感じた一日でした。

以上。

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