こんにちは、ハマジです。
見てください、この立派なブレーキを。
過去記事にも書きましたが、CX-8はCX-5に比べ一回り大きなブレーキを採用しており、キャリパーも1ポットから2ポットへ大幅に強化されています。まぁCX-8のベースはCX-5ではなく重量級のCX-9なので当然かも知れませんが。
※ワイドトレットスペーサーが付いてますが気にしないでください。この記事のテーマはブレーキです
なぜブレーキの話しをしたかといいますと、先日CX-5の2.5Tガソリンターボを試乗した際、ガソリンターボエンジンよりも何よりも、一番印象に残ったのはブレーキ性能の違いでした。体が強力かつ繊細なコントロールも可能なCX-8のブレーキに慣れているため、CX-5を試乗した時はブレーキの違いが気になる気になる。乱暴に言うとCX-8は狙った位置に狙った減速Gで1ミリほどの減速ショックも無しに停止できるのに対し、CX-5は制動力がやや不足し、最後におっとっと!となるケースがありました。
いや、私。ドライブをすれば同乗者からブレーキのソフトさをべた褒めされるほどブレーキの扱いには定評がありますが、この日はブレーキの後半にかけて踏みたすようなブレーキングを頻発。試乗のためややハイペースで走っていたことを差し引いても、同乗したセールス氏には相当なヘタクソと思われたはずです。
裏返せば、それほどCX-8のブレーキは良いということです。決してCX-5のブレーキが悪い訳ではありません。むしろCX-5のブレーキは一般的な車に比べ十分以上に良いと思います(ただ、フル乗車での下り坂などの場面はもう少し強力なブレーキが欲しいのも事実)
CX-5とCX-8ではだいたい200kgから300kgほどCX-8の方が重くなっていますが、加速性能では若干劣るものの、減速においては完全に1クラス上の実力を秘めています。
これね、マツダのセールスさんはCX-8の購買層にブレーキの出来の良さをもっとアピールした方が良いと思いますよ。
制動力の強さはちょっと試乗しただけでは分からないかも知れません。偉そうに書いてますが私も試乗ではここまで良いとは気付いていませんでした。ただ、しばらく乗っていると危険回避のような急制動をしなくても、日常レベルのブレーキングで確実に違いが分かると思いますし、そういう見た目には分からない質の高さが刺さる人も多いと思います。
CX-8にこのブレーキを採用したマツダはエライ。CX-5とCX-8を比較試乗される際は、是非ブレーキのフィーリングや効きについてもチェックしてください。
以上。