こんにちは、ハマジです。
マツダCX-8のDFP再生時間とDPF再生中の燃費についてログしておきます。
最初にDPFとは何ぞやから。
DPFとは
Q:DPFとは何か。警告灯が点いたがどうしたらいいか。
A:ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)はディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるPM(Particulate Matter:粒子状物質)のほとんどを捕集し除去するものです。通常走行中はDPFで捕集されたPMは自動で除去されますが次のようなときはPMが自動で除去されません。
● 車速約15km/h 以下で走り続けているとき
● 10分以下の短時間走行の繰り返しやエンジンが暖機できないような走行を繰り返したとき
● 長時間アイドリング状態のとき
PM が自動で除去できない場合には警告灯もしくはメッセージにてお知らせします。対応方法は添付ファイルをご覧ください。
出典 マツダよくあるお問い合わせFAQ
上記の通り、DPFはうんと雑に言うとディーゼルエンジンの排気ガス中の有害物質を含む微粒子を除去するフィルターです。で、このフィルターが汚れてくると微粒子を除去できなくなるため、200kmから300km走行に1回程度の頻度で燃料を多めに拭いてフィルターを高温に保ち、汚れを焼き払うのがDPF再生と言う仕組みです。
※実家の近くを走ってるところ
CX-8 DPF再生中の燃費
マツダCX-8のスカイアクティブD2.2(SH-VPTS)のDPF再生中の燃費を測ってみました。まずはこちらがDPF再生が始まってない状態。自宅を出発する前に走行距離メーターをリセットし、平均燃費を計測。牡蠣小屋で牡蠣を買ったり、のんびり広島市内を走って平均燃費はリッター13.9kmと言う状態でした。
市内を走ってリッター13.9km?はい、そうです。CX-8は思いのほか燃費が良いのです。私のCX-8はAWDのため約1.9トンもありますが、市内をフツーに走って13km台の燃費を出すのに苦労はしません。
ここでDPFが再生開始。
平均燃費がみるみる落ちているのが分かります。DPFが始まったかどうかは車好き運転好きの人は音やアクセルフィーリング、加速感の変化、匂いの変化も含めすぐに気付くと思いますが、それ以外に判断する方法としてi-stopが作動しない、燃費が極端に悪化するなどがあります。
※DPF再生中にi-stopランプが消灯しているところ。私は普段手動でi-stopをオフにしていますが、i-stopのオフを示すオレンジ色のランプが消灯しているのが分かります。カタログ燃費には多少効くのかも知れませんがi-stopは正直無くて良いと思います。
さらに平均燃費が悪化しているところ。なお、ここでの平均燃費はあくまでも走行距離36kmに対する平均燃費。今時点の瞬間燃費ではありません。
CX-8のDPF再生中の瞬間燃費を測るため走行距離メーターをリセット。本来は瞬間燃費計で測ればよいのですが運転中のため、信号待ちくらいしか写真が撮れません。よって平均燃費計を参考としていますが、ここで交通の流れが若干良くなり、思ったより燃費が伸びてしまいました。これはCX-8のDPF再生中の燃費としては良い方に上振れしている状態で、平均的にはリッター10kmかそれを割るくらいだと思います。
DPF再生時間
CX-8のDPF再生は流れの良い時で5分程度(距離にして10km未満)、悪い時で10分から15分かかったことは無いように感じます。正確な時間を測っている訳ではないのであくまで参考値としてご査収ください。
DPF再生間隔
CX-8のDPF再生間隔は概ね200kmから300kmと言われています。私のCX-8も概ねその通りですが、これも細かいデータを取っていませんので悪しからず。なお、DPF再生が完了しないうちにエンジン停止や、エンジンが十分温まらない程度のチョイ乗りを繰り返すとDPFが正しく機能せず、DPFの再生間隔が短くなり、結果として燃費の悪化や煤の蓄積などによる不具合につながります。
DPF再生中の匂いの変化
DPF再生中に外気循環にしていると、オイルの焼けるような匂いがします。これが分からなかった恐らく鼻がつまっているので鼻くそを掘るか耳鼻科に行った方が良いと思います。
音やアクセルフィーリングの変化
DPF再生中はエンジン音やアクセルフィーリングも変化します。匂いは一言でいうとオイルの焼けるような感じ。アクセルフィーリングの変化は所謂アクセルのツキが悪くなったような状態で、通常時に比べアクセルを踏んだ時の回転上昇やトルクが弱くなる。加速が若干鈍くなるので、アクセルフィーリングの変化だけでも「お、始まったな」と分かると思います。
以上。
(たまたまナビに移ったマツダ本社。地元ですから何の珍しさも無しです)