こんにちは、ハマジです。
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魚料理日記です。
先日の日曜日はアヒージョをいただきました。メインの具材はサバ。脂ノリノリの真サバです。鮮度は、、実はこのサバ、買い物の都合で前日の土曜日に買ったサバです。土曜日は鮮度抜群でしたが1日寝かした日曜日の状態では”並み”といったところでしょうか。とはいえ、それでもシメサバで食べれる程度には新鮮です。お値段1尾198円と超絶お買い得。
ちなみに、ゴマサバでも出来なくはないですが、ゴマサバは身が柔らかく例えある程度塩で締めたとしてもオイルで煮るうちに身が崩れてしまうと思います。また、あまり塩を強くすると塩辛くて食べられない。なので、アヒージョにサバを使う場合は真サバがおすすめです。
ニンニクたっぷりのオリーブオイルで具材を煮ていきます。油の中へ入れるので煮るという感覚は合わないかも知れません。サバは身崩れしないよう、少しだけ塩を振って30分ほど寝かせています。具材に下味をつけた時はオイルの味は薄味で。うちのようにコンロでグツグツやりながら食べるスタイルの方は(飲んだくれスタイルとも言う)煮る間に味が濃くなるので注意です。
魚介以外の具材はテキトウです。というのも、お昼ご飯に回転寿司へ行ったのでお腹いっぱいで夕飯はあまり食べられないのでは?と考えたから。だったら、手軽にアヒージョで一杯飲もうという次第です。
ただし!自宅でアヒージョを作るとき、手軽さ優先で冷凍のシーフードミックスなどを利用するのは元魚屋として間違ってもおすすめ出来ません。魚料理は素材が命。冷凍モノはやはり旨みが逃げています。めんどくさいかも知れませんが、美味しい魚料理を食べるなら、新鮮で脂が乗った食材を選びましょう。お値段は目利きさえできれば、安く手に入ります。
この日驚いたのが、長男がこの状態のサバの切り身を見て、「おっ、サバのアヒージョじゃん。10切れくらい食べるからね。いっぱい頂戴。」と言ってきたこと。
この状態ですぐにサバと分かるとは中々やるじゃないですか。青い切り身から、サバかアジ、秋刀魚を適当に言えば当たるとはいえ、8歳の子どもとしては上出来でしょう。
脂が乗ったサバのアヒージョ。肝心のお味ですが、基本的に脂が乗ったサバはどうやって食べても旨いです。シメサバなり、煮ても焼いても、竜田揚げなどにしても旨い。その脂が乗ったサバをニンニクの旨みたっぷりのオイルで煮るので不味い訳がありません。また、油で2~3分煮ることでサバの旨みが閉じ込められ食感もホクホクになります。魚好きの子どもたちにも大好評。完全におすすめの逸品です。
サバのアヒージョ作ってみたいと思われた方に、魚を捌くのが苦手という方はお店の人に三枚におろして貰って、それをカットして使う形で十分です。写真にもありますが、以下のゲソなども冷凍は極力控えて。魚屋のパックコーナーには刺身用に使った”残り”のイカゲソがお買い得に並んでいることがあります。そういう商品を使えば材料費も抑えられます。エビは流石に生は売ってないので、黒く変色してない物を選びましょう。
サバのアヒージョ、おすすめです!