こんにちは、ハマジです。
ブログでもご報告した通り2019年のGWは大分・熊本旅行中にまさかの阿蘇山噴火に直撃し、CX-8はマシーングレーならぬ見事な灰グレーになってしまいました。詳細はこちらの記事でどうぞ。
一般的に火山灰や灰雨を浴びると車が錆びたり、エアフィルターが詰まる、灰に含まれる鉱物の影響で傷が付くなどの悪影響があります。今回のブログでは灰雨まみれになったCX-8のその後の影響について時系列に振り返りながらご紹介したいと思います。
こちらは灰雨だらけになってから2時間後のCX-8です。灰を浴びたらとにかくサッサと洗い流さなければなりません。当日の宿泊先であるコテージでホースを借りて洗車したところです。阿蘇界隈は飲食店が閉店するのが早く(ホントに18時くらいで閉まる)、予定外の洗車作業で夕飯をカップ麺で済ませる羽目になりました。ちくしょう。
広島に帰ってからはコイン洗車場の高圧洗浄で手作業で洗い難い所を徹底的に流しました。その後嫁さんの実家に移動し、シャンプーをたっぷり使った手洗い洗車で隅から隅まで洗い流し、ドアの開口部なども徹底的に洗浄。エアフィルターもチェックしましたが、幸い汚れは特に無し。これで一安心です。
「これで一安心」とはならないのが神経質な私の良い所。1年点検の時期が近かったこともあり、ディーラーに相談してちょっと早めの1年点検と合わせて灰雨の影響をチェックしていただきました。
こちらは下回りスチーム洗浄の作業風景です。洗車の他、エンジンルームもスチームで洗い流していただき、エアフィルターなども入念にチェック。結果、影響なしとのお墨付きをいただきました。これでやっとホントの一安心。こういう時に気軽に相談できるディーラーがあるのはホントにありがたい限りです(ちなみに灰雨の影響の確認作業は無料でした。ありがとうございます)
というわけで、問題無しのお墨付きをいただき一安心したところですが、「ホントに灰雨の影響はなかったのか?」については一定期間、車の状況を確認しなければエビデンスにならないと考えます。そんなわけで今回の記事では灰雨の浴びて洗浄した後、約3ヶ月経過してどのような影響があったのか、なかったのかなどについてご紹介したいと思います。
まず、外観についてはほぼ影響なしと言えると思います。コテージで洗車した時はホースの水ということもあって細かい隙間に灰が残っていた状態でしたが、その後、高圧洗浄で洗い流したり、スチーム洗浄で洗車してもらったりと見た目に関してはキレイさっぱり灰雨を浴びる前の状態に戻っております。
ライト回りも問題無し。
ラジエター回りも綺麗なものです。ここは灰雨を浴びた日にもチェックしましたが、雨が弱かったのが幸いしたのか、もともとあまり汚れてはいませんでした。
ホーンも綺麗ですね。灰雨を浴びてから約3ヶ月経っていますが、その間一度も鳴らしてないので音量などに影響がないか?については未確認。目視する限りどう見ても影響はなさそうですし、仮に影響があったとしてもあんまりピーピー鳴らすタイプではないのでそんなに気にしてません。
エンジンルームはスチーム洗浄していただいた結果、以前よりも綺麗になっています(笑)
この3ヶ月、電気系統やエンジン系のトラブルはモチロンなし。エンジンの騒音ですとか燃費の悪化、加速感などのフィーリングの変化もありません。メカニカル系も影響なしと言って良いでしょう。
ブレーキも問題無し。制動力に影響がないのはモチロン、ブレーキの鳴きなどもございません。
パワーバックゲートですとか、キーレスも問題無し。
マフラーや下回りも問題無し。
一番心配していたフロントガラスとワイパーも影響なし。灰が付いた状態でワイパーを掛けるのはご法度(灰に含まれる鉱物でガラスに傷が付く)ですが、私の場合は雨が降っておりガラスが乾いてなかったのが幸いしました。
ドアの開口部やウェザーストリップも問題無し。ここは洗車に苦労したところです。というわけで見た目だけの問題からメカニカルな部分、フロントガラスやワイパーなど、この3ヶ月なんらかの変化はないかと神経質にウォッチしましたが、火山灰の影響と思われる問題は全くありませんでした。
結論:灰雨を浴びてもその後適切な処置をすれば特に問題無いこともある。
なお、灰雨の成分の違いや量、灰雨を浴びてから洗車するまでの時間などで結果はこの回切りではないと思います。私のように旅行中に灰雨に打たれるのはよほどの強運の持ち主しかいないと思いますが、万が一灰雨に打たれることがありましたら早めの洗車とディーラー等でチェックをお願いするのがおすすめです。
以上。